入院初日② | 嘘だと言ってよ~私が乳がん!

嘘だと言ってよ~私が乳がん!

2010年7月7日に乳がん宣告。
FEC→ドセ→手術→タスオミン
2012年10月16日肝臓転移が解りました。
10ヶ月のアバスチン&パクリタキセルでガンが無くなりました。
ホルモン剤のフェソロディックス
マーカー上昇でゼローダ服用中。
2015年1月ロゼウスに薬剤変更

土曜日の主人のお誕生日には

沢山のメッセージありがとうございます。

もの凄く嬉しかったです。


この前の続きを書きます。


主治医の説明も終わり、

栄養士さんの質問も終わり部屋でボーっとしていたら

お昼ごはんの時間になりました。

私の入院していた病院は先におしぼりとお茶が出ます。

それから暫くすると食事を運んで来てくれます。

何を食べたか覚えていないのですが、

見た瞬間ガッカリした事は、はっきり覚えています(笑)

少し箸をつけただけで止めちゃいました。

ただ量がもの凄く多く、主人と本当にこの量を皆食べてるの?って話しました。

その事を看護師さんに言ったら、ご飯の量はかなり少なくしてくれました。

主人が近くのスーパーに行って食べるものを買ってきてくれて

それを食べたのは覚えています。


私は手術の時の付き添いは主人と妹に頼んでいました。

両親は年だし、輸血もないし、時間も短いから

来ないでいいと言ってありました。

妹には手術前に1回病院に来て欲しかったので、

主人が昼ごはんを食べながら妹を迎えに行ってくれました。

妹が来て3人で普通に話しをしていました。

不思議なんですけど、前日までは絶対に入院も手術も嫌だと大騒ぎしたのですが、

入院したとたん落ち着いちゃって・・・主人が驚くほど冷静でした。


そして5時過ぎには、前に書いた看護師のAさんも来てくれました。

Aさんから手術は寝てる間に終わるから心配いらない、

終わった後は凄く寒いけど、それは普通の事だからやはり心配しないでいい。

痛みは我慢しちゃいけない、痛かったら直ぐに看護師さんに言う事など

アドバスしてもらいました。

A看護師さんと主人と妹と1時間位

TVの話やくだらない話をして笑って過ごしました。

A看護師さんは明日の手術前も顔を出すね~と言ってくれました。


そして次は麻酔の先生が来ました。

随分若い人だと思っていたら、どうやら研修医の人です。

何で私が研修医の実験台なのよ!と思って顔を良く見ると、

あら~~フィギュアスケートの高橋大輔似のイケメンじゃない~~少しテンションUP(笑)

「研修医ですが一生懸命やります。もちろん指導医もつきます」と言い、

麻酔の説明をして帰りました。

病院の楽しみ見つけ!と思って喜んだんですが、

考えてみれば、麻酔の先生なんて術前と術中しか会わないんですよね~

まして術中なんて殆ど寝ちゃってるわけで

結局楽しみもこの日だけでした(笑)



そして夕飯の時間・・・やっぱり美味しくない(笑)

主人がお昼に買って来てくれたお惣菜で済ませました。

病院の食事を見た妹が、母に不味そうでかわいそうだったと話した所

それから毎日母が手作りのお惣菜を持ってお見舞いに来てくれました。


3人でTVを見たり、話をしていたら面会終了時間の8時になりました。

「明日はよろしくね」とお願いして2人は帰りました。


個室だから寂しいんじゃないかとか色々心配していましたが、

寂しい事は寂しいんですが、考えてみれば家に居ても

主人がいなければ1人だし、あまり家と変わらないなと思いました(笑)

他の方が書かれている今日でオッパイが無くなるって事も考えなかったです。

今まで色々悩んだのは何だったんだろうって位

サバサバとしている自分の驚きました。


21時以降は飲み物禁止なので

睡眠薬を飲む事にしました。

私は元々眠れなく眠剤を飲んでいたので、

抵抗無く飲んで寝ちゃいました。

病院で出た眠剤は普段飲んでるのより強いのか、

本当に久し振りに夜中に起きること無く

朝の5時まで熟睡できました。