昨日、実家に帰ったら猫が死んだと両親から聞きました。
猫は最近 お母さんが通院させて、退院後も妹とふたりで看病していたゲイルと言う猫だ。
多頭飼育崩壊していると私が思っていた部屋にいたゲイル。
猫は最近 お母さんが通院させて、
多頭飼育崩壊していると私が思っていた部屋にいたゲイル。
彼は目に細菌が入り、片目が失明し、
実は私はゲイルの目の異変に3年前に気付いていた。
ーーーーーーーーーー
3年前、その猫にとって環境の悪い、汚い部屋を大掃除したことがあった。
お父さんと真夏に汗を流して、毛だらけホコリだらけの中、汚いフローリングを拭きまくり、いつも毛だらけに猫の匂いなどで
いつも汚く臭くなってアパートへ帰っていた。
ーーーーーーーーーー
ある日、いつものように掃除をしていると
妹からこう言われたのだ。
妹からこう言われたのだ。
「やらなくていい」
私は無視をしてトイレのフンを片付けようとすると、また妹が
「頼んでない」
そのひと言に数年我慢していた怒りや不満が爆発しました。
「お前のためにやってないんだよ!!!」
「お前のためにやってないんだよ!!!」
「猫のためにやってるんだよ!!」
今までに出したことのない大声で、
そんな自分を何故か遠くから見ているような感じがしました。私はその時 怒りから叱りに変わっていました。
「お父さんがどんな気持ちで家を建てたと思ってるんだ」
「こんなに汚くして家を傷めて、…掃除してるお父さんに”ありがとう”の一言もないのか?」
「お父さんもおじいちゃんもお前に言えないけど、
「お父さん、お母さんに苦労ばかりかけるな」
「自転車でもいいから自分でバイト行けよ」
「お父さんとお母さんは仕事の合間にお前のバイトの送り迎えをしてるんだぞ」
「親が亡くなったらお前は生きていけるのか?!」
「猫を病院に連れていけるのか?!」
「猫をこんな状態にさせて…外にいる方がよっぽど幸せだ」
「何匹も死んでるけど、なんとも思わないのか?」
「死んでるのはお前のせいだぞ」
「やれること、わからないことは調べてやれよ!」
「誰も言ってくれないけど、
(周りの)みんな思ってることだぞ!」
もっと色々言ったけど、もう覚えていない。
あと覚えているのは、妹がいつもは怒られるとすぐにふてくされて自分の部屋に逃げて引きこもるんだけど、その時は私の睨む目をしっかり見て、黙って泣いて、しっかり聞いていた。
その後、妹に怒鳴ったことを両親に謝った。
ーーーーーーーーーー
…はぁ、そう言えば
そんなことがあったんだった。
あれだけ言ったんだから
あれだけ言ったんだから
私はもう大丈夫だと思っていた…
けど変わらなかった。
あれだけ綺麗にした猫の部屋も、また元通りだ。
そしてまた猫が死んだんだ。
点眼はやった方がいいよと気持ちを抑えて優しく伝えたのに、入院するほどの状態に
あれだけ綺麗にした猫の部屋も、また元通りだ。
そしてまた猫が死んだんだ。
点眼はやった方がいいよと気持ちを抑えて優しく伝えたのに、
なんで気付かなかったのか、…
でも猫のことを私がやりすぎると妹がやらなくなると思って
でも猫のことを私がやりすぎると妹がやらなくなると思って
私は気にしながらもあまり余計なことは言わないできた。
でも
ーーーーーーーーーー
また
死んだんだ。
死んだんだ。
ーーーーーーーーーー
今回も妹はなんとも思わないのだろうか。
今回もお母さんは妹に何も言わないのだろうか。
これが現実なのだろうか…
これが現実なのだろうか…
彼の死は今までのように当たり前のように流れてしまうのか。
防げた死はもうこれで何匹目なんだろう…
生きて死ぬ。
今回も「残念だったね」で当たり前に過ぎてしまっていいのだろうか…
数日後にはこの死も「ただの過去」になってしまうのだろうか…
私はまた悔しい思いのをするのか…
私はまた家族を嫌いになってしまうのだろうか…
私はまた正論を突き付けてしまうのだろうか…
つづく