鍵泥棒のメソッド | キャバクラ嬢を口説く為の500の方法 すすきの恋愛論

鍵泥棒のメソッド

【大事なのはメソッド(方法論)】

前回、西川美和監督の作品をとりあげたが、久々に内田けんじ監督の新作が4年ぶりにキター!

そんなわけで、キャバクラでの話題のネタ作りのためによく映画やDVDを観る。というわけで「鍵泥棒のメソッド」を観ました。



何だか、予告編を見ると全然つまらなさそうにみえるのだが、近年稀にみる爽やかな映画である。内田けんじの映画を説明すると「おそろしく計算された脚本の大どんでんがえしで観客を見事に騙す」ということにある。だから、今回も大絶賛だった前作「アフタースクール」から4年もかかってしまった。

今回はそんな誰もが騙されるような大どんでんがえしはない。但し、「ほぉー、そうきましたか?」「そこで広末を巻き込む意味がようやくわかったぜ」「で、そんなオチにもってきますか?」といちいち納得しちゃうのである。この爽やかなラストのためにこんなに伏線はったのかぁ?とニコニコしちゃうのである。

もう、この監督の場合、ただ観ていただくしかない。そしてオチを知ったうえで2回目を観るとまた違った面白さがあるのだ。

「結婚することにしました、相手はまだ決まっていないけど」という広末のぶっとび設定の意味が「なるほどねぇー」と思ってしまうのである。

というわけで、是非とも観ていただきたい。

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