ちょっとした心遣い | キャバクラ嬢を口説く為の500の方法 すすきの恋愛論

ちょっとした心遣い

【ちょっとした心遣い】


女の子というのは、細かい事をかなり時間が経ってからもよく覚えているものだ。


数年前、コンサドーレ札幌の試合を観に行く際に、新さっぽろ駅からバスに乗ったら、コンサユニのシャツを着た見知らぬ子連れのおばさんに声をかけられた。


「○○君でしょ?」


声をかけてきたのは、中学校の時の同じ部活の同級生だそうです(名前を聞いても思い出せない)。

まあ、時間というのは残酷なもので、もう20年以上経ってるからしょうがないんだけど、その頃の面影は全くないタダのおばさんだったので、新興宗教の勧誘かと思ったよ。


「あなたは幸せですか?」といきなり聞かれたらどうしようかと・・・。


で、厚別競技場までの20分ほどの暇つぶしか、単なるおばちゃん特有のクセなのか昔話炸裂。
「昔、一緒に部活サボッって数名で円山動物園に行った話」を聞いていたわけだが、途中雨が降ってきたら俺がジャージを一枚脱いで頭からかけてくれたそうで、その時ちょっと恋心がわいたんだそうな。


全然、覚えてません。確かに円山動物園に行った記憶はあるが・・・。


とかく、もう恋なんてしないであろうオバちゃんでさえ、何年も昔のちょっとした恋心とエピソードを胸の奥にそっとしまって大切にしているもんだ。


だから、ほんのちょっとした心遣いを、言葉じゃなくて態度で示せば、確実に相手には伝わっているはずなんです。


そんなエピソードを沢山つくりたいものです。


ちなみにその日、同級生の姿と、コンサドーレ大敗のダブルショックで一気に老けました。