実話-絵美(仮名)という女 その1 | キャバクラ嬢を口説く為の500の方法 すすきの恋愛論

実話-絵美(仮名)という女 その1

もう誰にも迷惑はかからないでしょうから、ここで昔話をします。
一部設定を変えている箇所がありますが、ほぼ実話です。


かって、私の人生に少なからず影響を与えた女性がいました。

その昔、その女性にさよならを告げた後、フジTVで「天気予報の恋人」というドラマをやっていました。「天気のことはわかっても女心がわからない」気象予報官と「昼はレストラン、夜はミニクラブで働く」シングルマザーの恋の話です。


当時、このドラマに自分の姿を重ねていたものです。主題歌は浜崎あゆみの「Seasons」でした。今でも、有線からこの曲が流れることがあります。この曲を聴く度に彼女のことを思い出します。

その昔、i-MODEのサービスも出たばかりで、携帯でメールしてる人もそんなにはいない時代の話です。


その頃、月2回ぐらいのペースで通っていた店がありました。目当ての子の名は絵美(仮名)といいました。


そして店に通って1年ほどたったある日、彼女からこんなことを言われました。
絵美「電話番号教えてくれる?」
教えていませんでした、聞かれてもいないし。メールアドレスも。この店のシステムでは、建前上、店外での従業員と客との接触を禁じていました。
絵美「色々、美味しそうな店知ってるでしょ?来週の日曜日休みだから、どこか連れていってもらおうかな?と思って。」


いきなり休日デートに誘われました。びっくりしましたね。


なぜ、彼女が突然そんなことを言いだしたかというと、「大抵のお客さんは、やれデートしてくれだの、外で会おうとかうるさいくらいなのに、1年も通って何もしてこない自分に興味を持った」んだそうです。

その頃の私は、彼女に対して、店の外で会うという発想が全然なかったのです。一応、男なので「もしや」の気持ちがあったのは否定できませんが、純粋にとても楽しかったのでずっと通っていただけでした。


彼女は、無礼極まりない客には容赦なく「帰れ!」と言っちゃう子でした。身体は小さいですが、一度客の首ねっこつかまえて店の外までひきづって追い出したことがあるそうです。
その話を聞いて、自分も少しびびって声をかけなかったのかも知れません(爆)。

とにかく、他のお客さんがしてることとは、ちょっと違ったのがよかったんでしょう。


その後、急速に二人の仲は良くなっていったのですが・・・。


次回へ続く


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