ストーカー | キャバクラ嬢を口説く為の500の方法 すすきの恋愛論

ストーカー

【ストーカー】


キャバクラで働いている子にはストーカー被害にあっている子も多い。


R嬢もそうだった。


ほとんど毎日、店に来る客がいた。
R嬢「ほとんど毎日来るお客さんいるんだよね。」
私「毎日?どこの金持ちよ?」
R嬢「あんまりお金持ってる感じにはみえないんだけどね。ちょっと気持ち悪くて、電話もメールも教えてないんだけど、何となくやばそうなんだ。」


ある日、その客は店にぱったりと来なくなった。
いや、正確には毎日閉店後に店の外で彼女を待つようになった。

つきあってくれないと死ぬと彼女を脅した。


そのうち、黒服にこっぴどくどやされて、店の前には現れなくなった。


さて、これで一安心と思いきや、1ヶ月もしないうちに、今度は彼女のマンション前に姿を現した。

当時、ストーカー規制法はまだなかった。
彼女は、友達のダンナさんに父親役になってもらい(水商売勤務は親には秘密にしていた)、告訴するぞと電話で脅した。婚約者がいると嘘もついた。相手は私ということになっていた(おい!)。


いったんはおさまったが、ストーカー行為はやまなかった。

R嬢「もう警察に相談しようかな?」
結局、私は興信所を雇って、ストーカーの実家を調べて、彼の親宛に、弁護士が書く内容証明書のような手紙を書かせることにした。


それ以来、彼は姿を現さなくなった。


R嬢とは、店を辞めてからもいまだにメールのやりとりをしている。

「なんか、いきつけのマッサージ屋さんにストーカーっぽいことされてるんだよね。凄い電話かかってくる。」


もう、かんべんしてください。