高田馬場の大人向けダイニングバー | がめんちょろ

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Music is life, and life is not a business

 最近お店が増えたり改装したりして賑わいを見せている神田川沿い、前から気になっていたこのお店に家人と初訪問。

 金曜日の夜と言う事もあり、テーブルは満席。「混んでいるので料理が遅くなるかもしれないけどカウンターでよければどうぞ」という黒服のお姉さんの言葉に了解して入店。もう一人白服のお姉さんがいて白黒コンビ「オセロ」でホールを担当しているようだ。奇しくも白がボケ担当と言う某漫才コンビと同じ構成である事はあとになって分かる。

 取りあえずはすぐ出来るものから「ウズラの卵の燻製」と「鶏わさ」を注文。どちらもさほど待つ事無く到着。生ビールはアサヒの「熟選」ちょっと嬉しい。

 「ウズラの卵の燻製」はまあこんなものかという感じで、その昔出張帰りの新幹線の中でビールのつまみ用に買っていた事を思い出した。

ウズラの卵の燻製


 「鶏わさ」は普通に美味しい。

とりわさ


 刺し盛を注文しようかと思ったが、食べたかった「ほうぼう」と「めじな」がすでに売り切れで残りは「中トロ」など、結局「黒ムツ」くらいしか食べたいものがない。9時過ぎで売り切れとは恐れ入った。結局魚は「カワハギの煮つけ」、あとは「根菜のさっと煮」を注文。

 続いて「すず音」と言う発泡日本酒、「あらごしミカン酒」のソーダ割りを注文。ところがお酒が待てど暮らせど来ない、見るとレジの横にシュワシュワしているお酒が二つお盆の上でスタンバイしている。お~い白服のお姉さん!君のすぐ横にあるそのお酒早く持ってきてくれないと炭酸が抜けちゃうよ。しばらくしてお酒到着、我々苦笑。 
 「すず音」はちょっと甘めだった、発泡日本酒は昨年初めて飲んでから気になっているカテゴリーではあるがなかなか「水芭蕉」を超えるものに出会えない。「あらごしミカン酒」のソーダ割りは予想通りバヤリースみたいな。さて焼酎に切り替えよう。

 「カワハギの煮つけ」はこの日に食べた物では一番美味しかった。刺身にしても美味しそうなカワハギを使っていて、添えられたパリパリに揚げた牛蒡とのコンビネーションもナイス。

カワハギ


 「根菜のさっと煮」も美味しい。若干味が濃い目であるが、焼いたり素揚げしてある鶏肉、大根、さつま芋、じゃが芋、人参がうまい具合に仕上げてある。

根菜


 この間に焼酎「赤霧島」と村尾酒造の「薩摩茶屋」を注文。「薩摩茶屋」は初めて飲んだがすっきりしていて食中酒としてはちょうどいいかも。

 〆に「比内地鶏のかき玉うどん」を注文、思っていたものとは違いあんかけ風でかなり味が濃くて〆にさっぱりつるつると言う感じでは無かった。残念。

うどん


 全体的に満足、料理もそんなに待たされなかったが、お酒がスムーズに出てこなかったのは残念。次はもうちょっと空いているときに来ることとしよう。あと欠けた皿や茶碗は使ってほしくないな。



NATURAL STYLE 清 (和食(その他) / 高田馬場駅学習院下駅面影橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0