【メソッド作ろ〜♪】vol.10 | Life-P.A.C.Age

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毎10日、あざっす増刊号として、ブログ、Google+、tumblrと連動UPしてます。

【メソッド作ろ〜♪】vol.10

今回はご無沙汰しました。
コロナショックが人命、健康、経済、それぞれに与える打撃が深刻を極めてきましたね。

ますます、みんなが自分の知識、技術、経験をマネタイズ(現金化)出来るように、この連載シリーズを進めたいと思います。

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前回、これは別スレッドで上げた内容ですが、ここにも振り返りをまとめておきますね。
質問のあった、コンサルタント、カウンセラー、セラピスト、コーチ、セミナー講師、の違いです。

コンサルタント→現在に焦点を当て、現在及び短期将来を変える。「今すぐ」に手を付ける「仕組み」や「考え方」を与える。

【現在と向き合い、現在から未来を変える】

ポイントは「現在」/ 例:ビジネスコンサルタントなど。

カウンセラー→過去を掘り起こし向き合い、現在から先を変える「仕組み」や「考え方」を与える。
ただし、「考え方」の方がウェイトが高い。

【過去と向き合い、現在を変える】

ポイントは「過去」/ 例:心理カウンセラーなど。

セラピスト→○○セラピーを通して、現在から先を変える「仕組み」を与える。

ポイントは○○セラピーという、既にある商品、コンテンツの先生 / 例: アロマセラピーというコンテンツのアロマセラピスト…など。

【商品を使い、現在から未来を変える】

コーチ→なりたい姿(ヴィジョン)、あるべき姿(ミッション)の、あくまで未来を創り、短期将来から長期将来のそこへ導く。「仕組み」を「与える」事もあるが、それはなるべくなら「引き出す」

ポイントは「未来」/例:テニスコーチなど。

【未来を見つめ、そして向かい、現在と未来を変える】

セミナー講師→○○セミナーを通して、人に与える。ここはその○○に従うので、過去、現在、未来、仕組み、考え方はそれぞれの○○によって異なる。

ポイントはセミナー(いわゆる「授業」)の先生。

【商品を使い、現在から未来を変える】

既にある○○セミナーというコンテンツの先生という意味では「セラピスト」と近いが、「○○セラピーのセミナー」という使い方をする場合もあるのでセラピストより広範囲に渡り、上かもしれません。

またそのコンテンツにより焦点は「過去」「現在」「未来」のどれか?だとか、
相手に与える物も「仕組み」「考え方」のどちらか?などに拘らない。

そう考えると、この名前の立場が【総称】的かもしれないね!

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vol.9の振り返りは今回はvol.9を見返して!
『第二回目以降のワークのポイント10カ条』だよ!
重要でしたね〜♪。。。って思ってるのは僕だけでしょうか!?笑

そして今日は本題の前に…時間管理の話を一つ、先にしておきたく思います。

講義時間が沢山ある〜!と思ってても、いざやってみると
「あれ?頭の中で計算してたら、時間は余裕ある筈だったのに…なんでこんなに時間足りなくなってしまったんだろ?」
という状況をよく見るし、僕自身も経験あります!

これ、講師側の大きな原因2つと、受講者側の大きな原因2つを発表します。

講師側原因

①ハートキャッチし、場を和ませようと話す脱線トークも大事。だけどそこに時間取りすぎ!

②事例を説明しようとして話し出したエピソードトークが、自分が乗り出して武勇伝にまで至ってしまう

受講側原因

①質問時間

②ワークの発表時間で、発表者が話したい事がまとまってなく、シドロモドロだった時

この中で先に一つだけ、解決方法を書いておくね〜(^-^)

受講者の「質問時間」です。

あらかじめ「間違いなく多く飛んでくる…と予想できる質問は、その答えを先に講義の中で話しておく」という事です。

どんな事が疑問や不安に思われそうか、あらかじめリストに書き出して、その答えを準備しておくといいですね。

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さ!さ!さ!ネクストドアを開けてゆきます!本題!

今回は「釈迦に説法」になったら申し訳ないのだけれど…【講義の進行】についてです。

3つのカテゴリで説明します。
❶  【構成と時間分配】
❷  【指導方法】
❸ 【Q&Aコーナー】

まず、構成と時間分配です。

10分間のプレゼンテーションで、誰のプレゼンが一番「あ!それなら僕にも出来そう!」と思ってもらえるか?を競う「スーパー・プレゼンテーション・アワード」という大会がありました。
それに申し込んだ経験のある人ならわかる方も多いと思いますが、
●オープニングトーク 60秒以内
●コア(メインメッセージ)  8分30秒くらい
●クロージングトーク 90秒くらい
が理想です。

オープニングトークは45秒くらいでもいいのですが、ここでは仮に60秒話したとしましょう。

これは10分間という時間の分配例でしたが、何度も言いますが、セミナーを行う時は2時間だったり、3時間だったりバラバラだと思います。
ですのでその10分間での分配をパーセントに置き換えてみましょう。

●オープニングトーク 10%以内
●コア 75%くらい
●クロージングトーク 15%くらい

です。

〜◆〜

また、「オープニングトークの役割」とは、「聴き手の『受動的』な聴く姿勢を、『能動的』な聴く姿勢に変える」という目的があります。

スポーツをする時の準備体操みたいな物ですが、その目的で考えると、ただ緊張をほぐす…とか、場を和ませる、などというレベルではない事に気づかされます。

例えばある参加者は、会社に強制的に命じられて「管理者講習」を受けに来ているかもしれません。

講義の開始前までは「仕方なく参加してる」「不本意だが参加してる」「嫌々ながら参加してる」でいるのを、
この10%以内の時間で、「来て良かった!続きを聴きたい」に変える時間です。

重要な部分ですね〜♪

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コアな部分は言うまでもない本命の部分ですが、ここで「プレゼンテーション」と「セミナー」の違いです。

プレゼンテーションはずっと一方的、一方通行で話してても構いません。

セミナーは受講者参加型も導入しましょう。「ワーク」や「ディスカッション」です。

つまり、「講師の時間」と「受講者の時間」の分配を考える事も必要となりますからね!

そして「講師の時間」についてですが…それは次項の①へ回します!

クロージングトークは「まとめ」と思ってもらって結構。
ここでのポイントは…WABると言う言葉を使う方もいるでしょう。
Whom(誰かを)、A地点からB地点へ動かす事こそ目的です。

A地点の「今ココ」に身を置かせたままで「いい話を聞けた」だけで終わらせてはいけないのです。

〜◆〜

次に【指導方法】についてです。

2つのポイントについて説明します。

①講師自身の体験や誰かの事例で話す「エピソードトーク」主体か?
知識・技術・情報を与える「プレゼントトーク」主体か?ここには実際にやってもらう「ワーク」も含みます。

②指導方法は講師が話を進めて教える「ティーチング式」がいいか?
生徒に質問し、話しさせ、気付かせる「コーチング式」がいいか?

①がまさに前項のコアの中の「講師の時間」の分配になります。
自分の体験談、苦労話、武勇伝、自慢話…そればかり話すのは致命的な問題です。
それが生きるのは「自分が知名度上がってからの講演会」です!

ところどころ入れるのは構いません。
ただ、それもなるべく「共感を得やすいアルアル話」がいいです。
「この講師の人にも、僕と似た経験があるんだ〜」と思ってもらえるよな。
講師自身の話より「誰かの事例だけど、よくある話」でもいい場合もあるかもしれません。

講師自身の特別に大変だったエピソードトークを入れてはダメだ!と言ってる訳ではありません。

それを話すなら、「出来る限り」次の点を意識される事をおすすめします。

●手短に。長く話すと悦に入ってしまい、時間が奪われます。

●成功体験より失敗体験。成功体験を話したいなら、その前の苦労や失敗も。

●失敗体験も笑いを取れるよなネタにして。感動させて泣かせたいなら講演会で。

受講生はお金を払って、あなたのスキルを身につけに来ています。お金を払って武勇伝を聴きに来ているのではありません。

次に②の指導法です。

何かにつけ「コーチング」は脚光を浴びる指導法です。
結論を先に言います!セミナーにおいては圧倒的に!ほぼ!「ティーチング」です!

というのも、コーチングはマンツーマンや少人数チームに向いているんです。

ティーチングとコーチングの大きな特徴の違いを説明します。
●ティーチング→先生が話す割合80% : 生徒が話す割合20%
●コーチング→先生が話す割合20% : 生徒が話す割合80%

ただ、コーチングをまるで無視しろ!と言うのではありません。
そしてコーチングで気をつける事は「KKSS」です。

【K1→観察 K2→傾聴 S1→質問 S2→承認】

その要素は取り入れつつ、ティーチングでセミナーは進めます。

コーチング要素を取り入れるとは、セミナーの集団受講者の中で、誰か一人を指して代表で質問に答えてもらう様な時です。

ポイント。
前々項?もっと前かな?ずっと遡って、「時間管理のコツ 時間が足りなくなる要因」で、受講者側に問題がある場合の① 「質問時間が長い」においてです。

どうしても話が長い人、うまくまとめられない人、話が飛ぶ人などがいます。
人を日頃からディスカッションなどで観察しておいて、
●話が簡潔に終わる人を選んで指す
受講者側から挙手させるQ&Aでも同様です。

ただし、毎回同じよな人を指してばかりだと、受講者にも不公平感や疎外感が増すリスクもあります。

そんな時は、初めから「今日は話す事が苦手なあの人にも話してもらうぞ」と決めてる日のコア講義やワークは時間を巻いて、「アイドリングタイムを多目に用意する」事ですね。

ティーチングとコーチングの違いについて、こんな例えも説明しておきます。感覚で理解して下さい。

野球場のブルペンで、エースピッチャーとキャッチャーが投球練習をしています。

ピッチャーはキャッチャーミット目掛けてボールを投げ込みます。速球であったり、変化球であったりするかもしれません。
ただね、キャッチャーミットから外れた変な所へは投げませんよ。

そして受けたキャッチャーは、「ナイスボール!いいよ〜球が走ってるよ〜」などと褒めながらピッチャーへフンワリとボールを返球します。

この時のピッチャーが「ティーチング」です。
この時のキャッチャーが「コーチング」です。

指導法についてはもっと詳しく掘り下げたいのだけれど、今日はかなり長文になったので、この辺で!

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今、世界的に本当に大変な時期になりました。そして、経済が元に戻るとは考えづらい状況です。

今、取り組んでいる目先の仕事。その業績を改善しようと対策を打つ事ももちろん重要だし緊急です。

もう一つ、これも頭の片隅に置いてもらいたいです。

今、取り組んでいる目先の仕事。それを捨てて新しい自分に生まれ変わらせる準備です。

人によってはそれが急務だという人もいるでしょう。

しかしこれは「人によっては」ではなくて「誰でもあり得る」と思い、更に「思って終わり」ではなく、実際に準備する事です。

その具体的な準備も色々と選択肢はあるでしょ。
この連載シリーズでは、その準備として
【自分のコンテンツを…メソッドを作ってマネタイズ (現金化) しよう】と言っております!

では!See You!