内なる石のひびきに、熱き心がやどる -1026ページ目

料理とワインのマリアージュ講座

社内の私たちのチームでは今年から月に一度「ワインと料理のマリアージュ」を実践してみている。

この企画、なかなか面白い。

ただ、会社の企画ではないので自腹なのよね。これが結構痛い。(特に既婚者の何人かには)

なので貧乏企画なのだが・・・。


今回のテーマは「カレーと天ぷら」


カレーはなかなかワインと合わないと言われるが、ほんとにそうなのか?を実践!



カレーと天ぷら ワインはそれぞれブルゴーニュ ピノ・ノワール、イタリア・シチリア ネロダーヴォラ、イタリア・アブルッツォのチェラスオーロ(ロゼのことね)、イタリアのゲヴュルツトラミネルワイン、そしてカリフォルニアのシンフォニー(マスカット系の辛口)で。


まず、かぼちゃの天ぷら。

これは意外に何でも合うのだけどベストマッチングはなし。


枝豆もこの品揃えでは難しいねえ。掻き揚げも無難どまりかな。


で、問題のカレー!


以前シチリアのネロダーヴォラは実験していて、実に合うので今回このワインを提案したのだが、合う!!


カレーにはロッソイブレオ ですな。なぜ合うか。いや、なぜ合わないと言われてきたのか。

カレーは個性が強すぎてスパイスの香りが出るため、なかなかワインとは厳しいと言われてきたのではないだろうか。

が、ワインの酒質が強く、スパイシーな香りを含む重たい(ボルドーだと厳しそう)ワインなら合うのではないかというのが結論。

その後、ジゴンダスでもやってみたけど南のスパイシーさを含む赤!これなら合うのだ!


この夏はロッソイブレオですな。さあ、お試しあれ。ゲヴュルツも良かったんだけどちょっとこのゲヴュルツ、美味しすぎるのよね。

ゲヴュルツで合わすならもっと安いものにしないとだめかな。


先日の根室出張、ありがたく記事書いてくださりありがとうございます。根室のたび↓の一部

http://ameblo.jp/sommelier/entry-10038184835.html


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初根室

根室・・・北海道でも最も東に位置する事実上日本最東の地。(正確には千葉県だけど)

初めて訪れた。

今回は帯広から電車で釧路、そこから車で根室へ。

高速道路もない1本道をひたすら3時間。

この雄大な景色は素晴らしい。



根室までの道のり この風景に思わず車を止めた。

いやいや、2分だけだから・・。ちゃんと仕事してますから・・。


なんか日本じゃないみたい。

牛なんてすぐそこにいっぱいいるし。


牛 こんな道端に・・。

車で走っているとキツネや鹿が出てくるので注意って何人に言われたことか・・。



根室湾 そしてこれは根室湾。


霧が立ち込めててなんか幻想的。

道南とかとはまた違った雰囲気。

果たして私は仕事に来ているのか?と自分に疑問を感じる長い道のりだった。


根室駅

終着駅、根室はこんな駅。

根室市は人口3万人ほど。

これで北海道は道東をかなり制覇。あとは稚内、北見、網走あたりか・・・。いや、もちろん仕事の話。

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釧路ラーメンとは・・・

初釧路。

はじめてきたところでは必ずラーメンを。


チャーシューメン

ということで釧路ラーメンで有名なところはここ「河むら」。

なぜか名前を知っているのはここだけなので行ってみたら繁華街の中にあって他の店がまだ閉まっているにも関わらずここだけは並んでいる・・。


うまいこと空いたので入ってみた。


北海道でラーメンといえば・・・札幌・みそ、函館・しお、旭川・しょうゆっていうのはよく言われるが・・・。

釧路は?


なにやら魚だしでしょうゆが基本、細麺の縮れ麺が売りらしい。


ほうほう、魚ダシは好きではないけど細めんは大好き。なかなかうまいじゃないの。

どっちかっていうと魚ダシの昔ながらのしょうゆって感じだった。チャーシューがすばらしかった。


でも、何よりも良かったのはおかみさんかな。人柄の良さって味よりも大事やね。

フレンチやイタリアンじゃなくてもサービスは味以上に印象を残してくれるものだ。


今日、すごいなと思ったのは、カウンターに15人ほど、テーブルに4人ほどお客さんがいるのに、しかもどんどん新たに入ってくるのに、全てのお客さんの会計を伝票なしで覚えている。

すごい!席単位で覚えているのではない。席から立って会計するわけだから顔を覚えているのだ。


当然、私も立ち上がったら「はい、850円ね」。すごいもんだ。

味も良かったけど混んでいる店内でも不快さを感じないサービスに満足。



で、何回も言うけど遊びに来たわけではないのよ。仕事の合間ね。って仕事ならレストラン行けって話なんだけどね。


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ワインについて思ふ

5年前までワインは凝縮感と、それよりも樽の濃さが求められていた。

樽の香り、特に新樽の強いものが受けていた。恐らく世界的に。(新樽比率についての質問が一番多かったように思う)


ところが最近は「果実味が大事」という・・。


これはワイン文化の成長だろう。人は人工的なものを排除し、本来のぶどうのすばらしさを求めている。

そして料理との相性を考え始めた。


日本でもこの動きが激しい。売れるワインはシフトしたように思う。


この動き自体はすばらしい。


でもね、全てのワインがそうならなくていいんじゃないの?

確かに樽香が強すぎて果実味が足りないワインは嫌われるだろう。それは仕方ない。


樽香が強くてもそれに見合う果実味があればバランスは良いわけだし、美味しいわけさ。


このところ生産者の話を聞いていると「このヴィンテージから果実味をさらに重視し、樽は極力使わないようにした」

なんてよく聞く。


この前飲んだ白ワインは私の好きなワインだった。何かは言わないが、樽香の強いシャルドネなのだが、果実味が凝縮していて、熟成感すら感じるこのワインは決して白ワインが有名な産地ではないのにすばらしいな、と思っていた。

ところが、新しいヴィンテージから樽香がほとんどしない。


聞いたところでは「本来したかったスタイルにしたかった」らしい。


だったら名前変えれば?


って思う。ほんとにまったく別のワインになってしまった。同じワインとして売ってたら絶対にクレームが来るだろう。

美味しいのは美味しいんだけどね。なんでそんなに変えてしまうのか・・。


「みんな右へ習え」じゃなくていいんじゃないのかねえ。樽香の好きな人もいるさ、私のように。


みんなが地ぶどう引き抜いてシャルドネ植えて、ステンレスタンクで熟成させて酸をできるだけ高く造ろうとしたら世界は同じワインだらけになるんではないのかい?


って特に否定的なわけではないのだけど、なんか最近、産地の個性って言われるものが失われてきているように思ってしまうのだ。っていうかブラインドで国や産地がわからなくなってきたので悔しいだ


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けなんだけど・・・。



見つけたジュヴレ・シャンベルタン

3月に行ったブルゴーニュ。

この前第1弾が終わったけど、ようやく順を追って色々入荷してきた。

長い3ヶ月だった。

ようやく公開できるのだから・・・。


ジュブレ

これはジュヴレの生産者の畑。


最初に気に入った生産者はここ、アンリ・リシャール。

ブルゴーニュに詳しい方なら知っているかも知れない。なんせジュヴレの村を車で通れば必ず見る看板。


この畑は「オー・コルヴェ」という。1級にも「オー・コルヴェ」という畑があるが、別のよう。というか地続きなんだろうけど・・。

ジュヴレではまだ有機栽培は珍しい。(いや、実際にはいるのだろうけど名乗っているところがないのかも)

ここは有機栽培もそうだけどビオディナミにも着手している。


2005年には有機栽培の認証はもらえているらしい。






今やジュヴレ・シャンベルタンやヴォーヌ・ロマネはユーロとの為替の問題もあるが、高すぎて買えない・・。

ここはその価格的にはぎりぎり。


でもね、なかなか美味しいのよ。

はっきり言ってジュヴレで現在の価格でコストパフォーマンスも悪くない、なんていう生産者は殆どいない。

そりゃね、高いお金払えば良いのはいくらでもあるよ。


この値段くらいでこれだけ美味ければいいでしょう!

っていうことで購入を決定!


アンリ・リシャール、これから出る市場にご期待くだされ。

売れるかなあ、売れないと困るなあ。ビオディナミに対して肯定的ではないけど美味しければ良い。

ここは美味しいのだ。結構有名な人なのよ、この人。ブルゴーニュに住んでる人ならおわかりだろうけど。


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