第127回山本会「ファインズ&モトックス 世界各国のワイン」
127回目を迎えました山本会。最近は募集から満席まで30分ほどとなり、以前のように席が埋まらなくて困る、という悩みはやや解消されました。ただ、ご希望に添えない方には申し訳ない思いです。
今回はメンバーの1人でもある、ファインズの方との共同企画で、インポーターで集めたワインをブラインド、ということで世界各国9か国のワイン+シェフのワインの10か国で行いました。
料理もいつもより気合が入っているように見えるのですが、まず
魚介を添えた ソラマメのババロア オリエンタル風
サツマイモの冷製ポタージュ
鶏肉のラグーとキャベツのフジッリ
そして
黒豚肩ロースのロースト 野菜のトマトソース
そしてシェフがメロンが苦手ということでもらったメロンをふるまってくださいました。
豪華なディナーです。
ワインはこちら。
1.Jansz Vintage Cuvée 2014(オーストラリア/タスマニア)
スパークリングは2種類。どちらもピノ・ノワールとシャルドネメインの構成。少しペトロールを感じたのは勘違いでしたが、糖度があり、アルコール度数もやや高く感じました。泡をブラインドでテイスティングするのが苦手なので特定に至らなかったですがニューワールドのリースリングと答えてしまいました。
2.Hattingley Valley Classic Reserve Brut NV(イギリス)
こちらは私が持って行ったのでコメントはしませんでしたが、香ばしいヘーゼルナッツの香りにシャンパーニュだと思うに十分な旨みがあり、酸が非常に高いという点がポイントです。ただ、ほとんどの方がフランチャコルタと答えていたのでややボリューム感がもあるということでしょう。
3.Von Winning Forster Ungeheuer Riesling Trocken 2018(ドイツ/ファルツ)
こちらは少しペトロールがあるのでわかりやすいですが、リースリングだと思うと樽がしっかり感じられるし、力強い果実味ととろみのように感じられる粘度の高さ、余韻の長さから違うブルゴーニュ!?とまで思ってしまいます。GGの偉大さを知ることができます。
4.Naudé Old Vines Chenin Blanc 2015(南アフリカ/ウェスタンケープ)
これは自分で自分のワインとわかりませんでした。ライチなどのそもそもどこ?っていう香りにヘーゼルナッツや薔薇などのゲヴュルツのような妖艶さもあり、酸化熟成をやや感じるワイン。冷涼な地域だと思ってしまいました。
5.Anselmo Mendes Curtimenta Alvarinho 2017(ポルトガル/ヴィーニョ・ヴェルデ)
生姜やシナモンのような香り。そしてそれが入った紅茶のような味わい。杏子や桃などの果実味があってビオ系の味わい。これも難しすぎます。
6.菊鹿 シャルドネ NV(日本/熊本)
ユーカリや柚子のような香りがあり、アルコールは高く感じる上に果実味がしっかりとあり、ボリュームがあり、酸もある。これを日本と特定するのは相当難しい。すごいワインですね、このワイン。なんでも当てるシェフもこのワインだけは産地が特定できないそうで持ってきたそうです。
7.Mount Edward Ted Pinot Noir 2020(ニュージーランド/セントラル・オタゴ)
アセロラや少しヴェジタルに感じる香り。少し閉じているけど明るい赤果実に近い香りがあり、酸が非常に高くて重心が軽い。余韻は長いので不思議な味わい。ピノ・ノワールだとはすぐにわかりますが、国の特定はこのアルコールが高く感じるのに軽いところを感じなければなりませんね。
8.Domaine des Roches Neuves Clos de l'Échelier 2016(フランス/ロワール)
草っぽい、ツルムラサキのような香り。この香りがするときはメンシアなんですが、それにしては酸が高く、苦味はあるがタンニンが乾いているのでそれ以上に特定できませんでした。
9. Altos Las Hormigas Appellation Paraje Altamira 2018(アルゼンチン/メンドーサ)
これは誰もわからないだろう、と持っていったワイン。濃厚でジンジャーのような香りがあるのに重さがなく、酸が高く余韻が長い。高そうなのに味わいに高いワインの要素がなく、ミネラリー。これもアルコール感があるのに軽いのでニューワールドの標高の高いところという特定ができないといけません。
10.Pintia 2017(スペイン/トロ)
最後は素晴らしいワイン。新樽、絵の具の香り。ねっとりと粘質を感じる液体。チョコレートのような濃厚な甘みを感じる、最後にふさわしいワインでした。






