金賞ワインはなぜ売れるのか | 内なる石のひびきに、熱き心がやどる

金賞ワインはなぜ売れるのか

金賞ワインが売れるようになったのはいつからでしょうか。

2004年に東京に来た時はすでに売れていたでしょうか。

最初に大々的に売れ始めたのはベルーナさんでしょうか。今やマンモスクラスの販売量です。セット販売では日本市場、独走状態です。

 

金賞のセットなどは先日発売された「リアルワインガイド」誌が取り上げていたので深く突っ込みませんが(突っ込めませんが)、私も社内で「セット師」と言われてセット販売を徹底的に提案していた時がありました。

 

やっぱり圧倒的に売れるのは「金賞ワイン」です。

 

ワインを知っている方からするとそんな選択肢はないのかもしれません。でもワインをそんなに知らないけどワインが好きという人は何を選んでいいかわかりません。ワイン評価誌の100点満点の点数が付いていても95点だったら高得点なのか?85点だと低いのか?とよくわかりません。同じ95点ついてても3万円くらいするときと3000円くらいの時もありますし。

 

そこで「金賞」!って書いてあったら、それが1000円くらいだったら選んでしまいますよね。

 

世界中にワインコンクールがありますけど、金賞獲っていたらおいしいんじゃないか?と思うでしょうし、それがセットになっていたら買ってしまいますよね。実際、ある程度の条件をクリアしているわけですから。

今は「金賞」だけじゃ売れなくなっているそうです。ダブルゴールドかトリプルゴールドとか複数獲っていないといけないようです。

 

ワインの日本の市場規模は2500億円くらい(たぶん)。ワインの60%はスーパーマーケットで売れています。つまりワインを目的買いではなく、そこで選んで買う人が多く、大半がそこまで詳しくない、となると市場規模の半分近くは「ワインを飲みたいけどあまり知らない」方々ということになります。インターネットで購入する人も多いことを考えるともうちょっと上かもしれません。

 

もう15年以上、劣ることなく売れ続けるのは市場に合致した販売戦略だということになりますね。星の数ほどあるワインの中で選ぶポイントになります。