第122回山本会「私が思うナチュラルワイン」 | 内なる石のひびきに、熱き心がやどる

第122回山本会「私が思うナチュラルワイン」

山本会も122回目を迎えました。

今回のテーマは「私が思うナチュラルワイン」です。

まずは料理。

ビーツのムース仕立て フォンドヴォーのジュレとともに

真鱈と小松菜のズッパ

大山地鶏のラグーとキャベツ

トマトクリームのカサレッチェ

黒豚肩ロースと牛蒡の煮込み

 

相変わらずの美味しさです。

 

さて、ワイン。

今回も豪勢なワインたち。

 

1.Ch.Ronassan Bandol 2018/Ott

瓶型からしてそれだと思ったのに色がロゼではない。なので悩んだ結果別の答えを用意してしまいました。それに最初はリンゴジュースのように柔らかな果実味を感じたので。どんどんドライになっていって色の淡いロゼになっていきます。これはわかったのにあえて変えてしまいました。なぜ、ナチュールなのか。それは昔から何も加えずに造っているから。

 

2.Breva Sauvignon Blanc 2018/Alpamanta

これは私が持参したワインです。この生産者は最も好きなアルゼンチンの生産者。赤も見事なのですが、このブレバというノンフィルターのワインに出合って驚きました。これは完全にジュースそのものです。攪拌して飲まないといけないほど濁っています。香りもグレープフルーツジュースです。でも飲むとドライ。このギャップがいい。

 

3.Sauvignon Blanc Reserve 2015/Folium

最初、ペトロールというより完全な石油の香りがあったため、もうリースリングと決めつけてしまいました。酸が相当高いのも手伝ってしまいましたが、青草の香りが少ないNZのソーヴィニヨンでした。

 

4.Blewitt Springs Chenin Blacn 2017/Jauma

枇杷や蜜柑水のような味わい。これはワインか?と思うほど水の中に果実が混じっているような透明感。アルコールが相当低いのだと思いました。

 

5.Maestro Langhe-Bianco 2008/Pecchenino

カリンなどの黄色い果実を思わせるのにバターのような重さや滑らかさがあるワイン。熟成感から来る素晴らしさです。

 

6.Barolo Paiagallo 2013/Giovanni Canonica

完全にピノ・ノワールだと思ってしまいました。後々考えるとタンニンはしっかりあり、酸の強さと果実の柔らかさでそう思ってしまいました。素晴らしいワインでした。

 

7.Cuvee 23 2016/Lost&Found

還元が強めで苦みを感じるのに線は細い。でもまさか、トゥルソー、当てる人がいるとは・・。

 

8.Tin 2015/Montesecondo

クッキーのような甘い香りがあり、赤果実系の軽快な果実味。タンニンはある程度あるのでグルナッシュを想像してしまいましたが、アンフォラを使ったサンジョヴェーゼでした。

 

9.Morgon Cote du Py 2015/Jean Foillard

このワインは私が大好きなのにこの日のこのワインは「根っこの日」だったのか?と思うほどにいつもと違いました。ブレットを感じるし、ローヌっぽい味わい。2014年しか飲んだことがなかったので2015年のスタイルでしょうか。

 

10.Le Cloud Ladoix 2016/Prieure Rock

このワインもちょっと不機嫌。還元が強く現時点ではそれほどではない。イチゴ系のフレッシュな味わいとジューシーさはこの生産者の特徴でもありますが・・・。

 

11.Ch.Pontet-Canet 2016

さすがポンテ・カネ。ちょっと黒蜜を思わせるほど濃厚な香り。甘さもあってシラーかと思うほど。

 

12.d'Alceo 2003/Rampolla

こちらも黒蜜を感じる濃厚さ。力強いけどどこかミントを感じるすーっとした味わい。チリのメルローかと思ってしまいました。

さすがなワインでした。

 

今回も素晴らしいワインたちでした。

次回のテーマは決まりました。近々ご案内します。