第110回山本会「ブルゴーニュ」 | 内なる石のひびきに、熱き心がやどる

第110回山本会「ブルゴーニュ」

ブルゴーニュをテーマにするとブラインドは非常に難しい・・。

何を当てるかという点が特に。

今回も料理がすばらしい。

甘いソースで完ぺきなクレープなのにスモークのフレーバーのきいたチキンが素晴らしい。

そして魚貝の素晴らしいスープ。

昼も食べてしまったのに夜も素晴らしいポルチーニ。

そしてハンバーグ。いつものように素晴らしかったです。

 

さて、ワイン。

 

1.Meursault Les Narvaux 2014/Philippe Chavy

樽のニュアンスが結構強く、引き締まった酸もあり、こういうワインはやはり美味しいな、と感じるワインでした。ムルソーはこうであってほしいと願います。

 

2.Vire-Clesse 2016/Comte Lafon

グレープフルーツが強く果実味が強いけど酸がしっかりしているのと余韻には少し甘みが残るスタイルからして北を想像してしまいましたが典型的な南ですよね。。やはりこの生産者はムルソーよりマコンに向いているような気がします。素晴らしいワインです。5000円切るならこれを買うべしデスネ。

 

3.Puligny-Montrachet 1er Les Champs Canet 2009/Louis Carillon&Fils

バターっぽい香りが逆にわからなくさせられましたが、このクラスのワインにしかない肉付き感、力強さを感じるワインでした。いや、やはり素晴らしい。

 

4.Vosne-Romanee 2014/Hudelot Baillet

ヴォーヌ・ロマネに本拠を置かない生産者が造るヴォーヌ・ロマネということでお持ちいただきましたが、確かにシャンボールの印象が強いように感じるヴォーヌ・ロマネでした。村ではなく、生産者に個性が出るということでしょうか?もちろん同じ生産者で飲み比べると違うのでしょうけど。毎回、面白いご提案をありがとうございます。

 

5.Vosne-Romanee 2014/G.Roblot Marchand et Fils

上の提案の第2弾。これもヴォーヌ・ロマネとは異なるスタイルに感じました。ヴォーヌ・ロマネとしては線が細くタンニンはあるけど繊細なスタイルです。

 

 

6.Gevrey-Chambertin 2015/Philippe Pacalet

パカレは香りでわかるそうです。まだその境地には達していませんが、私はこのワイン、好きです。ビオとはすぐにわかる代わりにジュヴレとわかる個性がわかりません。ビオのワインはやはりテロワールをわからなくします。ネクターっぽい桃の香りが特徴的でした。

 

 

7.Nuits-Saint-Gerges 1er Les Murgers 2014/A.Chopin et Fils

こちらはこれまでに比べて最も暗いクラシックなスタイル。ニュイ・サン・ジョルジュの固さが出ているのでこの村はやはり開くのを待ちたいところ。なかなか難しい村です。

 

 

8.Pommard 1er Les Arvelets 2016/Violot-Guillemard

これが今回の一番おいしかったワインです。球体のようにバランスが取れていて黒果実系なのに赤果実のニュアンスがありジューシーで素晴らしいです。

 

 

9.Chassagne-Montrachet 1er Morgeot 2013/Ramonet

ラモネは偉大です。白だけの生産者ではありませんね。シャサーニュの赤を飲んだ過去では最もおいしい。熟成感もベストです。