シェ・イノ ~誕生日ディナー~ 京橋
嫁の誕生日を祝うために連れて行っていただきました、シェ・イノ。
この日のシェ・イノは満席でした。
相変わらず素晴らしいサービスと料理。
フレンチを堪能する、とはまさにここでのことでしかありません。
これは特別にホワイトアスパラです。サービスでオマール海老とかキャヴィアとかも加えていただいております。
私、アスパラはグリーンこそが美味しくてホワイトアスパラの魅力なんてこれっぽっちも分かってませんでした。
これを食べるまでは。このどでかいホワイトアスパラは旨みが凝縮されていて、グリーンアスパラの歯ごたえとは全く異なるものです。
最高のホワイトアスパラに出合ってしまいました。
ウニのスクランブルエッグです。
以前黒トリュフのスクランブルエッグ(5000円)を食べて感動したことがありましたが、卵というのは実に色んな料理と合う食材です。
ウニはトリュフと並ぶとても合う食材のひとつでしょう。
前菜は軽めにと思ってのオマール海老とインゲンをトリュフのソースで。
これは計算外なほどに濃厚でとてつもなく美味しかったです。この日は前菜が多かったため、赤に移行しておりましたが、これならピノ・ノワールで十分に合います。
メインは散々悩みましたが、やっぱり大好物の仔羊をローストにしたものを。
やっぱり仔羊ほど美味しい食材はありません。
マリアカラスをぐっと我慢してとても柔らかい仔羊を堪能しました。
さて、ワイン。
シャンパーニュは
カナール・デュシェーヌ シャルル7世。
ご存知ですか?このメゾン。私、恥ずかしながら初めて聞きました。ロシア皇帝に供されていたものだそうです。
これが相当に美味しい。パイナップルやマンゴーなど南国フルーツの香りもあるのに酸が非常に高く引き締まっていて、ブリオッシュやトースト、そして複雑なあらゆる香りが立ち込める素晴らしいシャンパーニュでした。
続いて
オリヴィエ・ルフレーヴ シャサーニュ・モンラッシェ アベイ・ド・モルジョ 2006
以前はこの生産者が好きではありませんでした。樽が強めで果実味が追いつかず、大量生産の安ワイン的なイメージが多少ありました。
ものすごく変わりましたね。そんな印象は全くありません。ほどよく熟成したシャサーニュは硬さこそあるものの、ちゃんとシャサーニュのテロワールを表現していてなかなかのワインでした。
そして
フェヴレイ ニュイ・サン・ジョルジュ クロ・ド・ラ・マレシャル 1988
さすがフェヴレイですね。ややレザーやドライローズのような香りが強くなっていますが、さすがの一言です。
バランスが取れたやや古風な造りはようやく真価を発揮したところ。まさに今飲まないでどうする、っていう味わいでした。
最後は
シャトー タルボ 1989
最後のボルドーがやっぱり仔羊にはぴったり、しっくりきます。やっぱり王道はボルドーと羊なんでしょうね。
タルボ。血や鉄のような、この時代のボルドー独特の香りに力強く、それでも柔らかく感じられる質感、刺すようなタンニン。
最高の料理に最高のワインたち。ほんとに申し訳ないほどに楽しみました。
いい誕生日を迎えたでしょうか、嫁。
時間を置いてちょっといいワインを家でも飲みましょう。
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