極上のグランヴァンを飲む日
10年前に16800円で買ったシャトー ラフィット・ロートシルト。
今や20万を超えております。なんてったってWine Advocate 98+ を獲得したヴィンテージなんですから。
そろそろ飲み頃でしょう、ということで開けました。
あとはシャトー ラトゥール 1991とシャトー パルメ 1999です。
すごいワインたちでしょ?3本で30万はしますよ。今なら。
そんなワインを飲む会に料理は
サラダ
レンコンのピッツァ
春巻きの皮で焼き上げたカリカリのピッツァ風です。
鶏レバーと野菜の軽いラグー
ポイヤックの鉄を想像するワインには鉄分の多いレバーが最適です。
豚肩肉の赤ワイン煮込み
でした。事前にグランヴァンを開けると言ってなかったのにある素材で合わせる料理をありがとうございます。
まずは
シャトー パルメ 1999
ツルミさんが結婚式のために買ったワインです。「神の雫」の神の12使徒の1人となり、今や入手困難です。
このワインは最もいい状態だったかも知れません。メルロー比率の高いこのシャトーは、そもそもが柔らかい女性的なワインを造るのですが、12年経過したことによって「滑らかすぎて何も飲んでない」ような感覚にすら陥りました。
土っぽさもなく、複雑なんですが、綺麗でまとまっているような絹の舌触りです。
シャトー ラトゥール 1991
以前、ネゴシアンの方の家に訪れたときにブラインドでこのワインを飲んで「絶対にビッグヴィンテージ!それ以外にありえない。82年か90年の5大シャトーのいずれか」って言った覚えがあります。
1991年は一般的にはボルドーはオフヴィンテージとされています。8月までは90年と同等の品質になると見られていたヴィンテージですが、9月の大雨によりそう言われるようになりました。
ラトゥールは別です。このヴィンテージの収穫が大雨の少し手前に行われたために最高の状態時で収穫が完了していたのです。つまりはこのシャトーだけはビッグヴィンテージなんです。
あれから5年が経ちました。さあ、20歳のラトゥールは如何に??
マルゴー村とはまるで違うワインです。ポイヤックには鉄や血の香りがあります。でもこちらも非常に柔らかい。果実味がほどよく、エレガントで実に心地よい。良い年だったと感じる質感です。
今飲むのが最もいんじゃないでしょうか。素晴らしかったです。
シャトー ラフィット・ロートシルト 1998
さあ、最後です。買った当初はパーカーポイントの高さは謳われていたのですが、なんせ安売りが横行した1997年の翌年。このインポーターはエアーで輸入してそれを16800円で売る、なんてすごいことをした時代です。
今じゃラフィットなんて日本のどこを探したって殆どありません。10年で価格は当然ながら10倍以上。売ってもいんじゃないかと思うところですが、ワインは投機ではありませんので。
このワインは一言で言えば「堅牢」です。古き伝統あるお城のようなイメージが常についてまわります。
5大シャトーを飲み比べすると(今じゃできませんけど)、最も美味しくないに一番票が入ってしまうシャトーです。
1級首位でありながら。つまり時間がかかるのです。
このシャトーが真価を発揮するのは恐らくこのタイミング以降です。そう、タイミングとしてはちょうど飲み頃にかかり始めたタイミングでした。
オレンジやコーヒー、モカの香り、ローストした香りがこのシャトーの特徴です。13年の月日を経てもその香りたちは健在で、まだまだ若いと感じざるを得ないワインです。堅牢で力強く、どしんと構えた古い木のような味わいはようやく感動を与えようとしてくれているようです。
いやー、どれも素晴らしかったです。最後は珍しくソーテルヌにブルーチーズで締めました。
大人の時間を過ごした私たち。たまにはこうして最高のワインたちとワインについて語るのもいいものです。
って本当に最近、いいワイン飲んでますね・・・。
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