札幌は24日から雪が間断無く、シンシンと降り続き、あっという間に積雪110cmを上回る積雪となった。
なんと21年ぶりとの事。
家に居てもこれでもかこれでもか、と降り続く雪が気になりソワソワして家事が進まない。
こんなときは何もしないのがベストと悟った。
それが何かあったときのためにエネルギー保存の術。
これが功を奏した、というお話です。
大雪が降るときは、マンション住まいの時はワクワクして窓から外を眺めるだけだったけど、今は一軒家。
同居のお義父さんがいつも率先して雪かきしてくれるのでありがたい。
が、しかし、マンションの時のようにお気楽モードにはなれず、もうこれ以上は降らないで、と願うようになった。
娘が嫁ぎ、二世帯住宅の住民は皆60歳以上の老人世帯となり(泣)、
あまりの重労働は、全員にとってやはり身体に堪えるお年頃。![]()
そして、大雪の次の日が仕事となると、いつも省エネモードで生きている私はさらに家事労働をいかにサボろうかセンサーが激しく点滅する。
これはバス壊滅で、1時間早く起きて徒歩?これだけは避けたい、
大雪の朝、まだ暗いマイナス気温の中を1時間かけて歩いて出勤だけは避けたいと、私の頭の中はぐるぐると考え出す。
結局、翌朝のバス運行状況を気にしながら、何度も目覚めてはスマホで情報を確認するも、正確な状況が掴めず、浅い眠りの中アラームが鳴った。
旦那も出勤日。
もし、除雪が遅れていればこの大雪では100%バスは来ない。
例え来たとしても時刻表通りなんて来ない。
バス停で何十分も待つのも凍えるマイナス気温。
いろいろ頭の中でがシミュレーションが始まる。
ここでふと、
沖縄在住時の台風接近の時のバスがバスが止まったら臨時休校という暗黙のルールを思い出した。
娘は休校を期待して寝るが意に反して台風の進路が逸れて、バスが通常運行するとテレビのニュースで流れた時のあの落胆した顔が急に思い起こされ、懐かしくなった。
しかしここは北海道。
冬場の爆弾低気圧による大雪でも、バスが止まっても大人にはそんな期待に胸膨らませることはさせてくれない。
バスがダメでも何とかして行かなくてはならない。
そう!私の場合はギリ歩ける距離。
歩くとなると、40分から1時間かかる。
しかも大雪で歩道があるかどうかもわからない。
旦那も気になって早く起きていたが、とうとうすべてのバスが停まっている、との情報が!
いや待て、バスがダメならタクシーがあるじゃないか、とタクシーアプリにしがみつく。
しかし、UberもGOアプリも反応せず。
いよいよの決断の時迫る!で、出した決断は、、、
二人して『歩く』事に!!
避けたかった徒歩が現実となる…。![]()
外はまだ暗く、昨日の雪山を横目にしながら私は職場へ、旦那は最寄りの地下鉄駅への強行軍をスタートさせた。途中までは一緒!
道はまだ除雪が進んでなくて歩道が無い状態のところもあり、危険極まりない。
ようやくいつものバス停まで来ると無情にも『全面運休』の張り紙が。
やはり、早めに徒歩の判断をして良かったと、二人して黙々と歩く。
旦那に付いてひたすら雪で閉ざされた道なき道を歩く。
うっすら汗もかいてきた。
もう少しで職場だ。
旦那は最寄り駅まで着いた。
途中雪がはげしくなり、視界もボヤけ全身雪だるまになったが、無事に職場に到着できた!
生まれて初めての経験でした。
大雪で休めない仕事のために朝6時30分に40分、道なき道を歩いた経験は独身時代と主婦になってからのパートでも一度も無かったこと。
バスが止まっても足が丈夫なら歩ける!という自信と、
昨日、省エネモードで『何もしない』で、眠れなくても『早く寝る』という決断が良かったと振り返る。
還暦過ぎたらムリは禁物。
私の前日確保したエネルギーはしっかりとこの翌日の前代未聞の出来事に変換チャージされ、達成感まで感じた一日となりました。![]()
しかし、この大雪札幌だけの話でほかの豪雪で名高い岩見沢市や旭川市などほぼ影響が無く、これも近年まれに見る出来事でした。
そんなこんなで目一杯がんばりすぎずによかったな、というお話でした。![]()