露と聞いて、まず最初に思い出すのが、伊勢物語の「芥川」で、「白玉かなにぞと人の問ひしとき露と答へて消なましものを」という歌です。
和菓子を創作するとき、濃茶の主菓子にするのが目的なので、まず季節の和菓子、茶花等々を考え、次に写真をみて、モデルを考えます。
前回の葛饅頭である水牡丹のような露草もあり、こういうのもいいかなと思いましたが、最終的にはこなしで露草を作りました。
餡を包んだ下の葉は、型を作れば、桜餅のような皮でもいいかな、花びらは青く透き通った羊羹もいいかなと、作りながら、色々とアイデアが広がります。
お茶を始めた事で、着物を着るようになり、焼き物を収集するようになり、ついには主菓子作りもするようになったわけですが、すべてドイツで始めたため、物がなかなか揃いませんし、プロが作った和菓子も食べた事がありません。
コロナが収束し、一時帰国が出来たら、是非、有名どころの和菓子を食べ、単発の和菓子教室にも行くというのが目下の夢です。

