本日も予定されていた「ホタルのさんぽ道」は大雨予報のため中止が決まりました。

昨年、今年とホタルと鮎にとって1番大切な4月〜5月中旬に大雨による川の増水が毎週のように起こり川の生き物には受難の年が続いてしまいましたが、ホタル…今年も多くの皆様に楽しんで頂けたようです。

昨日は仕事終わりに2人で、さんぽ道を歩いてきました。

奥座敷に続くさんぽ道↓と受付で貰えるリストバンド。

受付から奥座敷までは本当に真っ暗でこの先に何が?って雰囲気の道を抜けると目の前に広がるホタルの飛翔♪林の中を流れる川の上…だけではなく所狭しと大きく頭上を飛び回るホタル達が現れます。このホタルの飛び方が山間地ならではの飛び方で、用水や川の中に押し込められて飛んでるホタルとはかなり違う環境で過ごすホタルが見られます。

聞けばやはり、都会のホタルはほとんどが養殖をまいて数を増やす方式か取られているそうですが奥三河…東栄町のホタルは100%天然ホタル…だけに…温暖化の影響をもろに受けます。

ちょっとした気候の変化でこの町内でも毎年、ホタルが多く飛ぶ場所が変わったり、いなくなったり、しばらくすると急に増えてたりと、かなり敏感な生き物。

これからも、イベントとして長く継続し、町内の至る所で乱舞するホタルを楽しんで頂ける環境と方法が見つかれば…と先日、ホタルのさんぽ道実行委員、観光まちづくり協会さんと話しをさせて、貰いました。過疎化の激しい町の活性化…維持継続が課題です。