昨日のお題「なぜ、今、反射の統合なのか」の、こぼれ話を。

昨日の記事↓

 

 

反射の統合、というと、

0~2歳の頃に成長プロセスとして完了させるのが理想であることから、

子供の教育現場、

保育園、幼稚園、小中学校で取り入れられつつある、という話を、よく聞きます。

 

また、反射の統合について発信しているお医者さんの方々も、

小児科とか、児童発達、発達心理関連の人が多い。

 

そう、世間一般では、

「反射の統合」というと、まず、「子供のためのもの」と思う傾向がある、

と、私は感じました。

 

ですが、私は、

子供はもちろん、

大人こそ、

何歳でも、

反射を統合させるのが、ずっといい!

大人にこそ、おすすめする!!!

と思います。

 

その理由を、私が思いつくかぎり書きます!

たぶん、下にいくほど、社会への影響が重大です。

 

理由その1:大人が成長することで、子供も成長する

これは「根っこ研修」でも言われたことなのですが、

子供が、「親を超える」と決めない限り、

子供は親を超えず、その枠に収まってしまう。

親が未発達なら、

子供もそれ以下に未発達。

 

だからです。

 

また、

親が出来る限り成長する、

すると、自分の力を出し切れたり、

「もっとやれたのに」とか

「どうして、(意に反して)こんなことしてしまうんだろう」とかがなくなったり、

そうすると、

親の人生の満足感が上がる。幸せをもっと感じる。

そんな親を見て育つ子供は、

自分もあれくらい満足できるんだ、と、上を目指せる。幸せになれる。

こういう連鎖も、あると思います。

 

親子に限らず、

会社とかでの先輩後輩、上司部下でも、同じようなものでしょう。

 

 

理由その2:大人が成長することで、

子供に「自分の分まで成長して」と、投影して押し付けることが減る

これも大いにあると思います。

もちろん、上司と部下、でも、同じことがいえます。

 

子供を作りたいと思うとき、の一つに、

自分の成長、伸びしろが感じられなくなった、

自分の衰えを感じてきた、

そういうものがあるようです。

自分はもう伸びないだろうから、次の世代に託す、というやつでしょうか。

でも、そういう思想になると、

本当は成長したいのにできない、

だから、子供にその理想を押し付ける、となりそうで、

これは危険だと思います。

 

反射の統合を進めることで、

自分の「成長したい」という願いを、

自分でかなえてあげる、

それが一番健全ですし、自然です。

 

 

理由その3:高齢化社会対策になる

これまた反射の統合の世界で学んだことですが、

老化は、体の使っていない部分から、進行していくそうです。

裏を返せば、

体をめいっぱい成長させ、

めいっぱい使い続けることは、

最強のアンチエイジング法なのです。

 

健康寿命を可能な限り伸ばす、

そのためにも、

反射の統合を進めて、

成長した体をたくさん使って行動しましょう。

 

もちろん、反射の統合を進めるだけではなく、

たくさん行動するのとセットです。

特に、反射の統合で脳幹から脳を成長させ、

脳の色々な領域を育てた上で、

それらの領域を使い尽くすように

色々なことをやるのが、

最強のボケ防止法、否、生涯現役法だと私は思います。

 

2025年以降の社会保険料問題がー、とか、超高齢化社会がー、とか言われてますが、

ボケる人が減り、

元気に活動するし、仕事もしたくなってする人が増える、

そうすると、

医療費減+社会活性化で、

問題はかなり解決するでしょう。

 

理由その4:「やりたいけど、できない」、

「やりたいけど、やると疲れる・きつい・辛い」を解消し、

やりたいことを楽しくできるようにする

 

これは、年齢関係なく、誰にでも当てはまりますよね。

 

最たる例は、

人と関わりたい、

人付き合いをしたいけれど、

 

・人付き合いがストレスで疲れる。

・自分を素直に表現できない、

言いたいことが言えなくて辛い。

 

ではないでしょうか。

反射の統合界隈で、トップクラスによく出るネタです。

 

他、

やりたい活動があるのに、

失敗とかが怖くてできない。

一歩を踏み出せない。

 

これも多いです。

 

そして、

人付き合いをしたい、

人と信頼関係を築きたい、が本心なら、

反射を統合することで

楽に、自然に、できるようになります。

 

やりたい活動を

やりたいのが本心なら、

やるという行動ができます。

とりあえずやってみよう、と、動けるようになります。

 

 

生きる仕組みからして、

ワクワクする、

やりたいと感じる、

それをすべて

体を使えばできるようになる、

それが人です。

 

初めのうちは、苦手だったり、できなかったりしても、

やり続け、努力し続ければ、できるようになる、

生きるって、そういうことです。

 

願えば叶う、

やりたいならやれる。

 

生きるって、そういうことなんです。

本来は。

 

もちろん、

本心ではなく、人のために、になりすぎて、願ったりやりたくなったり、

義務感だけでやる、

それは例外。

できなかったり苦しかったりします。

 

でも、

本心からやりたいのに

それが、できなかったり、

やってもすぐ疲れてきつい、とかなら

体がまだ十分に発達しておらず

心についていけていないのです。

 

反射の統合で

体を十分に発達させて、

心についていける、

心の望みを叶える体になりましょう!

 

 

他、こういうのも、「やりたいけど、できない」のいい例。

野外活動を楽しみたいけど、

●●恐怖症で、できない(多いのが、高所恐怖症)

 

私の場合、

ドラクエやポケモンの最新作に惹かれるけど、

3D酔いするので、諦めている

というのがあり、

体を発達させて、

特に、脳や耳とかの、平衡感覚、空間把握力を育てれば、

楽しくできるようになる可能性、

大いにあります。

 

できない、辛い、と、

諦めたことを

諦めずに、

やりたいだけやれる、

好きなだけ楽しめる。

 

それが、生きるということの

本来の姿です。

そして、

やりたいことをできる、というのは、

次の項目の、満たされる、にも繋がります。

 

 

理由その5:一人でも多くの人が、少しでも満たされるように

これ。これに尽きます。

反射の統合ワークをコツコツ続けることは、

良質なスキンシップを続けること。

それは、自分の体を愛で満たし続けることです。

 

自分の体を

愛で満たし続ければ、

体、無意識の奥から、満たされます。

勝手に幸せになります。

 

私がそうなりました。

愛着スタイルスコアが、勝手に安定型優位になっていきました。

そして、深いところから満たされた感覚に。

 

そして、無意識の仕組みからすれば、

まずは自分が満たされることで、

すべてが好転し、

自然と豊かな生活になります。

 

体が満たされれば、

ただ、メントレや自己対話という「無意識へのアプローチ」をやるだけよりも、

「満たされた」が腑に落ちやすく、

勝手に満たされます。

 

一方で、

この世の中、

子供もそうですが、大人も、

特に、高い地位についている人の多くですら、

満たされていない人が、

多すぎます。

そんな大人こそ、

反射の統合ワークで

スキンシップを続けて、

真に満たされた状態になりましょう。

 

真に満たされた人が

一人でも増えることで、

確実に、世の中はよくなっていきます。

 

「満たされないものがあるから、

地位や名誉で満たそうとするので、

政治とかで上にのぼりつめる」

 

ではなく、

 

「満たされた上で、社会を、日本を、そして世界をよくしたいから、

そのための力を得るために、

政治家、閣僚、官僚などになる」

 

そういう人が、

一人でも増えてほしい・・・。

 

日本の政治も、国家公務員界隈も、

満たされてない人たちの集まりになってしまっている、

それが、今の私には、本当に残念なことです。

私を含め、

一人でも多くの人が、満たされて、

各自ができることを、自然体でできる範囲でやる、

そこから、世界を、

少しずつよきもの、

自然に近しいものにしていければ・・・。