思いつきで、夜枠に反射の統合ネタを書いてみます。

 

先月こちら↓に書いた、タイトルのお話。

 

なぜ、今「反射を統合」するのか。

 

(以下、上の記事の再掲)

人は、「自然」である。

自然と共に生活し、活動していれば、

発達の過程で、おのずと、反射が統合されるような動作を行いたくなって、

それができて、成長していけた。

 

しかし、「自然」と共に生活しにくくなった今の時代、

便利になりすぎる等、

色々な環境要因があって、

「反射が統合されるような動作」を行うことが難しくなってきている。

 

日常生活だけで、反射を統合させることが難しくなってくると、

反射を統合して、適切に成長することも、難しくなってくる。

実際、「発達しょうがい」といわれる子供・若者も増えてきている・・・

 

だからこそ、

人がより「自然」の人らしく、成長した体で生きるために、

「反射を統合する」という活動を、意図的に行うことが大事になってきている。

 

「反射が統合されるような動作」の一つの例は「蛇口をひねる」こと。

私が子供の頃は、水を使うには、蛇口をひねる必要があり、

日常的に動作を行うことができました。

でも、今の生活環境、どうでしょうか・・・?

蛇口の代わりに、レバーになったり、

はたまた、人感センサで自動で水が出たりして、

「蛇口をひねる」動作ができなくなってしまっています。

もう少し悪い言い方をすると、

物質的に便利になってしまい、

成長活動の機会が奪われているのですね・・・。

 

(再掲、ここまで)

 

 

他、自然の中で遊ぶ動作、

例えば、公園とかに行ってやる遊びの動作にも、

反射の統合にいい動きが、なかなか、あるようです。

(ここら辺、来月の「原始反射コア講座」で、もう少し詳しく勉強してくるのかな??)

 

砂浜の上をごろごろ寝転がる、とか、

トランポリンを飛ぶように、ぴょんぴょん飛ぶ、とか。

 

私はずっとマンション生活なのですが、

マンションですと、1階に住んでいない限りは、

トランポリン代わりにベッドの上で飛び跳ねようものなら、

「ドンドンしない!下の人に迷惑だよ!」って、なりがちでしょう。

そんな、生活マナーを優先するだけで、

発達の機会が、奪われるなんて・・・。

 

これに限らず、

反射を統合して成長するために、いい動きは、

大人から見たら、

また、常識・マナーの点から見たら、

「悪い、迷惑っぽい動き」が多いようです(´;ω;`)

 

これは・・・泣ける・・・

よかれと思って教育し、

「そんなことすると迷惑だから、やめなさい」をやってしまうと、

成長発達を止めてしまうだなんて。

 

長い目で見たら、

いっときちょっと迷惑っぽい動きをすることで、

成長して、心が落ち着く、とかすることで、

その後の、引きこもり、ネガティブ思考、ヒステリー、感覚過敏とかが減るなら、

そっちの方が、ずっといいだろうに・・・。

 

聞くはいっときの恥、聞かぬは一生の恥、とはいいますが、

これを反射の統合話に当てはめると、

動くはいっときの迷惑、動かぬは一生の迷惑では、ないでしょうか・・・。

 

 

・風の時代、ITとデジタル化の時代だからこそ、反射の統合を

私は、反射の統合というのは、

人の体の成長発達プロセスのうちの一つである、ととらえています。

しかも、成長発達プロセスのうち、土台となるものですね。

反射の統合は、生まれた直後~2歳までに完了する、のが理想ですから・・・。

一生のうち、「一番、肉体をつくる時期」に完了するはずのもの、

それは、植物でいうなら、根っこをはるようなものでしょう。

根っこ、そう、土台作りなのです。

 

そして、最初に書いたように、

人は自然です。

人の肉体は自然です。

 

以前、こんなことを書きました↓

 

これからの、AI技術の進歩がめざましい風の時代、

人が、AI技術にできない、人らしいことをやるために

脳だけではなく

体全体を使うこと!!

これが、人にしかできない強みです。

 

「人にしかできない」最たる例は、

理想を描くこと、

意思決定(意思でもって理想を選ぶことも含め)です。

 

(以下、再掲)

私は、AIやDX(デジタルトランスフォーメーション)といった、情報技術は、

人に当てはめると、脳のロジカルなプログラムを再現しようとしているだけであるという印象を受けます。

 

ところが、脳は、人の体の一部にすぎません。

人の脳は、全身、全ての臓器にも指示を送っており、

司令塔ではありますが、全身という「肉体」とのチームを組んでおり、

そのチームが「肉体」です。

 

肉体の中でも、

人の、論理的思考以外の、感性や、動物本能としての直感は、

脳ではなく、肉体の他の部分が、何か情報を受け取って(勘付いたり、察したり)、

それを脳に伝えて、「体として」反応、判断して動くものです。

 

脳だけではなく

体全体を使って、反応、判断、意志決定をする、

これが、AIなどにはない、人の強みです。

「肉体をもった人の強み」ですね。

 

特に、心(ハート)が、情熱を感じたり、

大切な人への愛ゆえに動いたり、とか、

下腹部の丹田あたりで「よし!やるぞ!!」と、

生命力スイッチをONにして、生きる熱をベースに意志決定するとか、

こういったことは、人にしかできません。

もっと正確にいうと、

自分の肉体と日々仲良く、大事に接し、

肉体の力をも使える、生命力ある人にしかできません。

 

また、AIもそうですが、機械は、「デジタル化されたデータ」しか扱えません。

運気や自然のような、デジタル化が困難なものは扱えない、

つまり、自然環境とかとは調和できないですし、

運気のリズムのような、自然の叡智に合わせることもできない。

ところが、

これまた、上に書いたように、肉体の力を使える人限定かもしれませんが、

肉体の「非言語コミュニケーション」で

デジタル化できない、運気や自然とも会話ができるので

肉体の力をも使える人なら、

運気や自然と調和して、

その力をも活用することができます。

 

運気や自然をキャッチするアンテナ感度が高いから、

そこから「よくわからないけど」アイデアとかが出たりする。

 

(再掲ここまで)

 

・・・というわけで、

人にしかできないことを、ぜひやろう!

そのためには、

体を、可能な限り、成長させることです。

 

反射の統合のような、

体の土台の成長に関わるものは、

人にしかできないことをやるには、必須レベルでしょう。

 

反射を統合した体=ふかふかの土

反射の統合が進んでいない体=貧しい、やせ細った土

ぐらい、「体の育ち方」、違いそう・・・。

 

 

私は、何事も、バランスだと思っています。

時代のトレンド話のようなネタは、

そのトレンドと逆の要素が、真に大事になってきて、

その、逆の要素を大事にすることで、

バランスがとれ、豊かな生活になる、

それが自然だと、私は思います。

 

ところが、この「逆の要素」は、表立って出ることはさほど多くないので、

気づいたもの勝ち、

気づく人が、時代の感度が高い人なのでは、と。

 

風の時代のトレンドは、IT・デジタル化、

DX(デジタルトランスフォーメーション)、AI、IoT。

 

それと逆の要素は、

「ありのままの、自然体の肉体」です。

 

おもしろいことに、

風の時代の今のトレンド産業は、上に書いた、IT系と、バイオ技術系です。

ぶっちゃけ、それ以外の技術分野は、すべて下火。

「バイオ技術」というと、肉体のことじゃん、

「肉体」だって、表に出てるじゃないか、

そういうツッコミが入るかもしれませんが、

それと区別するためにありのままの、自然体の肉体」と、書いてます。

 

バイオ技術のトレンドは、

ゲノム編集やら、再生医療(iPS細胞がいい例)やら。

食品分野でいうと、

細胞培養で肉を作る「培養肉」など、

家畜を育てる・養殖以外の方法で、動物肉や魚に代わるタンパク源の食べ物を作ろうとする技術とかもあります。

 

また、再生医療もおそらくその一つですが、

そもそも、病気を治そう、老化を防ごう、という、医学の究極の目標は「不老不死」なのかもしれません。

 

どれもこれも、「ありのままの、自然の」ものでは、ないんですよね・・・。

 

私自身、学生時代に、バイオ系を面白いな、と思っていて、

それが、薬学の道を選んだ理由の一つでもあったのですが、

最近のバイオ技術ネタは、

酵母からタンパク食作るのにちょっと期待しているだけで、

あとは、「そろそろ、自然のタブーに触れるのでは」と、だんだん興ざめしています、、

自然じゃないんだよな・・・。

自然に「老化しない」なら、それでいいんだけどな・・・笑

 

IT系も、バイオ技術系も、「不自然」の方向に行ってる感があるからこそ、

逆の「ありのままの、自然体の肉体」が、ますます、かけがえのない存在になっていく、

そんな気がしますよ。

 

・「反射の統合」は、終わりではなく始まりである

というわけで、これが大事。

反射の統合をやって、

体を日々大切にして、

自然体の肉体を、毎日、育てていくこと!!

 

ここで、忘れちゃいけないのが、

もちろん、反射の統合だけでは不十分だ、ということです。

反射の統合で、体を成長発達させたら、

自然体で「使いたい」と欲が出るだけ、体を使うことや、

食べたいものを食べて、体を育てることも、

同じくらい大事です。

 

ここは、強調しておきたい。

反射の統合はたしかに大事ですが、

大事なのは、反射の統合だけじゃないです。

反射の統合ワークをやって終わり、じゃないんです。

 

根っこを張って、終わりなわけがない。

草を成長させて、花を咲かせて、実を付ける、

そこまでが、セットでしょう?

つまり、

成長した体で、

自然体の「自分」にこそ、できることをやる、

ここまでがセットです。

 

正直、

「反射の統合ワーク」だけ提供して終わり、ではなく、

「やりたいこと、理想を把握するコーチング」もセット、

これがベスト。

だと、私は思います。

 

コーチングがなくても、

体のワクワクに従う意識習慣(マインドセット)をつける、でもいいかな。

体が成長したら、

何か、ワクワクして、やりたくなるはずで、

それをいかにキャッチして、

行動に移すか、が大事です。

 

 

・体感覚も大事。体感覚と反射の統合は、セット

ワクワクに従って行動するには、

そして、反射の統合の成長効果をしっかり実感するためにも、

(実感すると、統合ワークを続けやすくなる)

体感覚を鍛え、

体を観察し続け、

体の「ワクワク」という反応を、

敏感に、キャッチできるようになること!

これが大事。

 

どうやって体感覚を鍛えるか、は、

ブログで文字だけで伝えるには、限界です(´;ω;`)

こればっかりは、体感覚なだけに、

とにかく、体を観察し続けましょう。

・呼吸の流れはどうか?

つま先から肺、鼻や口までのルートを、空気が通る感覚を感じるか?(仰向けになって、深呼吸しながら)

・体の感覚はどう?疲れはある?ない?重い?軽い?

・今、体は、リラックスしていますか?

あるいは、。力はどれくらい入っていますか?(入ってて、いらないと思ったら、抜いてみよう)

あたりから始めると、やりやすいかも。


観察し続けて、

ありのまま感じてください、

言葉にならなくてもOKです

としか、言いようがない汗

 

言葉にならない感覚が多いから、

ブログでは伝えきれないのですよね、、

でも、体のことですから、

とにかく、コツコツ、続けてください。

下手でもいいから、続けてください。

そしたら、体が勝手に覚えます。

体のことですから(大事なことは何度でもいう)

 

 

以上、

1か月前の双子座新月のときにいただいたお題を、

固める反射・モロー反射の統合ワークを受けてから一か月近く、熟成発酵させて、

出てきた言葉を書き出してみました。

 

明日にも、ちょこっとだけ続く。