先月、こちら↓に書いたように、

 

私にとって「この人とは関わりたくない」という人相手に、

その人が挨拶しにきたときに、

「申し訳ないが、あなたの話相手になるのは、あまり気持ちがいいものではない。

だから、仕事上必要な付き合いだけにしてください。よろしくお願いいたします。」

と、ピシッ!と伝えて、しっかり関係を断ちました。

 

といっても、一応「同じ部署」の人なので、「仕事上必要な付き合いだけ」というのは、仕事をする人としての、やむを得ないラインですし、

これを守るのが、仕事をするということです。

 

なので、それ以外の点だけを切ります。

 

・・・といっても、言われた側からすれば、

「この人は私を受け入れてくれにくそう」という意識が芽生えると思いますので、

自分から質問や相談はしにいきにくくなり、他の人のところにいきやすくなりそうで、

まさに「他に聞き手の代わりがいない、どうしても必要なとき」だけになりそうです。

 

で、この話を、同じ人が苦手で、声聞くだけで疲れる、という先輩に話したところ、

よ く や っ た

す ば ら し い ・・・!

と、拍手いただきました笑。

 

その先輩も、かつて、

この人が、部屋の一人一人に、昼休みにお土産を配って近づいてきたときに、しっかり受け取り拒否しており、

それ以来、「近くにいると話声が耳に入ってきてうざい」以外の接点はなくなったそう。

 

 

・・・で、改めて、振り返って思ったのが、

私のように、

 

この人とは、できるだけ関わりたくない、

という人には、

あえて、ストレートに

「人格」「キャラクター」の言葉を選んで

しっかりと、関わりたくないことを伝えるほうがいい

これが、大事だな、と。

魂に沿って生きるためは、

古い自分に合ってしまっていた、「今や、違和感を感じる縁」

または、「本当は関わりたくないという縁」

を、しっかりと切ることが必須ですから。

 

切りたい縁なら、

「あなたは、

私の世界に入らないでください」

 

「あなたという存在は

私の世界では必要ない、迷惑だ」

 

と、しっかりと、「切りたい」と言いましょう。

 

無意識の想いと、

言葉で伝える行動とを一致させる、

ただの「言行一致」、それだけの簡単なお話です。

 

私のように、仕事上接点がゼロにはできないなら、

上に書いたように「仕事上必要な時以外は切ります」でOKです。

 

・・・ところが、この手の「合わない人に付き合うのが疲れた」問題、

MACOさんのラジオへの質問とかを聞いていると、

多くの人が、

「この人の愚痴とかの話に付き合うのは疲れました。

でも、接点はなくなりません」

みたいな感じで、

 

話に付き合うこと自体を、はっきり嫌だ、と言えないようなのですよね。

 

で、それに対するよくある回答が、

話には付き合っても、同調せず流す、

そうすれば、そういう人は、自然と離れていきます、

自然の力に任せましょう、

という対処法があるのですが、

 

私に言わせれば、

いやいや、

大切な、最愛の自分のために

さっさと「切る言葉」を伝えて、

そもそも「話に付き合う」をなくしたほうが

速いし楽ですよ・・・

そう思いますよ。

 

 

似たようなケースに、

気乗りしない集まりからの誘いに対して、

「忙しいから」などと、

「関わりたくない」という本音以外の言葉を伝えてかわすというのがあります。

 

私に言わせれば、

 

いやいや、それ、

一度かわされようが、

向こうがあなたを求めているのなら、

また、誘いきまっせ~

 

そのたびに、嫌な想いをして、

かわし続けるのですか?

さっさと「切る言葉」を伝えて

切った方が楽ですよ??

 

・・・ということで、

私は、「はっきり切る言葉を伝える」、最愛の自分のためにはこれがベスト。

ということしか思い浮かびません笑。

 

そこで、的外れだったらすみませんが、

「どうして、はっきりと”切る言葉”を伝えることができず

かわして逃げるだけになってしまうのか」

を、少しおもんばかってみましょうか。

 

・かわす理由は「心の底では、縁を切りたくない」

はい、いきなり、結論から。

降参級、毒舌のやつですね・・・。

 

忙しいといってかわすけど、縁は切らない。

話を聞いても同調はしないけれど、話は聞いてしまう。

 

こういうときって、

深層心理は、行動に素直に現れます。

行動で、はっきりと「切っていない」、

それがすべてなのです。

 

話は聞いてしまう、だと、

話を聞く程度の「人との関わり」は欲している、ということなのです。

 

縁を切りたくない理由として、考えられるのが、

・寂しいから、誰かとの接点、繋がりがほしい(誰でもいい)

 

・自分が、その相手と相性のよいキャラになっており、

深層意識は、そのキャラをやるのが好きか、やる癖になってしまっている

 

・誰かに嫌われたり、悪く思われたりするのが怖く、

はっきりと切る言葉を伝えないことで、そういう恐怖や不安から自分を守ろうとする

 

です。

 

では、順に、つっこみコメントをしていきましょう。

 

 

・寂しいから、誰かとの接点、繋がりがほしい(誰でもいい)

→あなたは、「パートナーは誰でもいいです」「友達ができれば誰でもいいです」なのですか?

そんなことはないでしょう??

誰でもいい、は、危険な思想だと戒めてください。

そして、寂しさや、満たされない気持ちは、

安易に、「誰か」に満たしてもらおうとせず、

しっかりとその気持ちを自分で受け止め、

自分自身や、自分と信頼関係を築いている人たちとで、埋め合ってください。

 

・自分が、その相手と相性のよいキャラになっており、

深層意識は、そのキャラをやるのが好きか、やる癖になってしまっている

→「好き」なら、その相手との接点を嫌がらず、降参するのも手です。

好きではなく、癖になってしまっただけなら、

さっさと、その癖を手放すとともに、

そんな癖に合ってしまっていた縁を、しっかり切りましょう。

 

 

・誰かに嫌われたり、悪く思われたりするのが怖く、

はっきりと切る言葉を伝えないことで、そういう恐怖や不安から自分を守ろうとする

→「誰かに嫌われたくない」といいますが、

すべての人に嫌われたくない、は、無理です。

ここは、諦めて潔く降参しましょう。

そして、あなたが、離れたい相手だったら、

あなたは相手を嫌いだということですよね?

もしそうなら、相手もあなたを嫌いになったほうが、離れやすくなるので、

嫌われる方が、圧倒的に得だし、楽です。

 

また、

あなたが、相手を切ったことで、

その相手が、周りに、あなたを悪くいうのでは、と怖いのかもしれませんが、

その「周り」というのは、その相手と合う人たちだけ、ということですから(相手の接点がある範囲でしかありませんから、ね)。

「周り」も含めて、

しっかりと縁を切った方がいいでしょう。

なので、そういう人たちに悪く思われた方が、接点がおのずと減って、楽ですよね。

 

さらには、

あなた自身が、

相手を切ったこととかで、

誰かに、自分を否定する言葉を直接向けられたり、陰で言われたりするのが嫌だ、

と、不安があるのかもしれません。

ですが、そんな心配は無用です。

誤解・間違った情報だったら、自分はこうだ、と反論して返せばいいですし、

陰で言われるのは、直接言われてないので、すべて無視でOK。

それに、

あなた自身が、

自分で自分を(自己成長目的以外で)否定していなければ

直接、否定する言葉を投げられることは、めったにありません。

 

 

・関わりたくない人に、はっきり「切る」を伝えるのは、

関わりたい人とだけ、しっかりと関わるためである

上の「悪く思われたくない」「自分の、あらぬ悪い話が広まってほしくない」について。

思うんですけど、

自分の変な話が、自分と信頼関係を築いている、「この人とはこれからも関わっていきたい」という人の耳に入ったとしても、

そういう人なら「その話は、何か変だ」と、鵜呑みにしないと思います。

もしかすると、その人は、その話について、あなたに、真意や真相を聞いてきて、

そのついでに、いったんは否定っぽい言葉を投げるかもしれませんが、

上に書いたように、自分はこうだ、と、臆することなく、自分の立場から素直に話をすればいいだけのことです。

・・・つまりは、

これからも、関わっていきたいし、今も関わっている、

そういう人との縁は、

お互いのキャラをオープンにして、信頼関係を築いている、

そういう関係でいるように、日々、大切にしていきましょう、という話でもあります。

で、大切にしていれば、

それ以外の人間関係で、どんなに自分が嫌われたり、悪く言われたりしようと、

全然かまわないわけです。

 

自分にとって大切な人間関係や、

自分との関係だけを、日々、大切に守る、

それだけでいいのです。

他の人間関係は、すべて捨てても構わないのです。

 

だって、

大切な人間関係(自分とのも含めて)を大切にする、

それだけで、すごく、エネルギーを使いますよね???

そりゃ、そこに、全エネルギーを集中させたいですよね???

 

だからこそ、

他の人間関係、

特に、気乗りしないとか、

嫌な感情が出るとかの、人間関係に

関わっている余裕は、全くないのですよ。

 

 

・「関わる人が多いほどいい」というわけではない

これは、「関わる人が多いほどいい」と思うと、ときめく、心底しっくりくる、

という人は、採用しないでください(念のため注意書き)。

 

そうでない人は、

関わる人が多いほどいい、だから、嫌われたくない、

そういう考え方のクセになってしまっているようなら、

さっさと、そんなクセは捨てましょう。

 

お互いを大切にしあえる人、

自分自身(自分で自分を大切にする)、

それだけで、十分です。

そこにエネルギーをしっかりつかうから、

それでいいのです。