積み読になっていた、プログレス・トランジットの占星術本を読みました。

そして、これを今読んだのは、今必要だからだ、ということをまざまざと実感しました。

 

プログレスとは、生まれたときのホロスコープの各天体を、一日一度法(これがメジャー)で動かしたときにできるものです。

太陽なら、一年に一度ずつ動くことになり、

月なら、一か月に一度ずつ動き、約29.5年で12サインを一周します。

 

プログレス太陽の度数のサビアンシンボルは、その一年間の社会活動でのテーマといわれ、プログレス月の度数のサビアンシンボルは、その一か月の心の動き、心の関心事項を意味するといわれます。

 

プログレスの太陽にせよ、月にせよ、サインやハウスが変わる時期は、自分の活動や内面が変化する時期である、といっていいでしょう。

特に、プログレスの月がうお座→牡羊座と移動するときは、ホロスコープの新たな周回に入るので、自分の心が大きく変化し、新たな自分の成長サイクルに入っていくことを意味します。

 

 

また、プログレスの太陽と月のアスペクトによって、重要なターニングポイントの時期がわかります。

いわゆる、プログレス新月、というのは、プログレス太陽とプログレス月がコンジャンクションするときですね。

29.5年周期とみてよいです。

 

 

で、なぜこれを今このタイミングで勉強したくなったか、といいますと。

実は、私は、2023年11月17日ごろ、プログレスの月が魚座→牡羊座に移動するのです。

今はまさに、心は大変革、生まれ変わりの準備中ということになります(魚座30度)。

で、このタイミングは、私のアセンダントにトランジットの太陽がコンジャンクションするときでもあります。

これまた、生き方の転換期です。ダブルの転換期のエネルギー・・・!

 

そういえば、今プログレスの月魚座だよなあ、どの辺だっけ?と軽い気持ちで調べたら、驚きました・・・。

 

そして、プログレス太陽は、今は水瓶座27度の終盤です。

そう、2027年1月ごろ?に、プログレス太陽が水瓶座から魚座に移動します。

・・・やっぱり2026~2027が、今の仕事辞める時期か、

辞めないにせよ、何かが変わる時期かもしれませんね。。

ですが、その間や前後に、

 

・冥王星がやぎ座終盤~水瓶座の初期度数でわちゃわちゃする(君、何回逆光してるん?状態)→私のネイタル冥王星(天秤座30度)とスクエア、ネイタル金星・水星(水瓶座1度、3度)とコンジャンクション、ネイタル木星(射手座3度)とセクスタイル、ネイタル土星(蠍座4度)とスクエア、の、超大変革期

 

※私は、ネイタル太陽(山羊座15度)がトランジットの冥王星とコンジャンクションの時期に、そんな時期の変化が不安にでもなったといわんばかりに、占星術を勉強し始めたものです。

そのときの変化もなかなか劇的でしたが(社内での発信業チャレンジ)、今回はそれ以上な気がします。

 

 

・他、海王星アスペクト(ネイタルとトランジットのスクエア)による中年の危機

 

・そして、45歳になる2028年1月は、プログレス太陽がネイタル太陽と45度で、これまた見直しの時期。

 

と、大変革期間が長く続きますので、

今は遅くとも50歳までに辞める気満々、という気持ちすら、心変わりする可能性があります。

また、ひょっとすると、絶対にやりたくない管理職を「やってもいいか」と思ってしまう可能性すら・・・あくまで、今のノー残業+月曜午前勤務のみ+有給年20日分完全消化が維持できるなら、ですが(それすら、変わるかも!??)。

 

それくらい、先の自分がどうなっていくのか、さっぱりわからないのです。

というか、数年後はもちろん、一か月先、いや、プログレス月が牡羊座入りする一週間後の自分の心境すら、さっぱりわかりません。

 

そりゃあ、こうやって毎日ブログでの記録しがいがあるってものです。

プログレスのホロスコープは、本来なら、毎月、プログレスの月のテーマを意識、みたいに、まめにチェックするのがいいのかもしれませんが、そこまでやる気はないのでね。

うっかり、アスペクトができる重要なタイミングを見逃しても、日々思ったことをこうやってブログに記録していけば、そのときの自分はどうだったかを、後から見返せるのですね。

 

・・・というわけで、見逃した「プログレス新月」の話と、プログレスの月の魚座時代の振り返りを、今回軽く書いていきます。

 

 

・プログレス新月(2020年11月29日ごろ)

 

プログレス新月の度数は、今後約30年分の生き方のテーマであるといわれています。

私の場合は、水瓶座24度「情熱に背を向け自分の経験により教えている男」。

理性で生きる、理性で自分の感情や本能など、さまざまなパーツを統合して生きる。

自分の動物的本能(感性とか)を、理性で飼いならす。

知的に冷静に生きる新人類のよう、とでもいいましょうか。

 

そして、「情熱に背を向け」とあるように、

これがやりたくて仕方ない!(ワクワクを超えたエキサイティング、情熱的)みたいな、情熱的オタクとは真逆です。

冷静に、淡々とやる。

そして、積み上げた自分の経験を人に伝え、指導する(これまた、冷静に俯瞰しながら?)。

 

ところが、2020年11月29日周辺のブログを読み返してみると、

こんな気分の記事が多かったです。

自分のパフォーマンスをとことん上げよう!

学んだ脳科学スキルの実践のときだ、好きなこと、やりたいことをどんどんやろう!

そして、突き抜けよう!

今日できることは今日やって、やり切ろう、ベストを尽くそう!

 

はい、かつての私のキャラクターである暑苦しいオタク魂全開でした。

 

だ!か!ら!

サビアンシンボルの、今後30年のテーマをもう一度ちゃんと見なさいって!

もう、過度な熱はいらないのですよ。

淡々と冷静に、何事もほどほどにやるのですよ。

 


・・・2022年から咳喘息体質になってしまい、2023年にすごく久々に年3回も風邪症状になった(からの、咳喘息もあり)のって、あなたの生き方はそれじゃないというメッセージだったのかもしれませんね。
 

2022年10月から、情熱全開の天職部署を離れたのに、

このときは、またしても、「今の仕事のオタク」になってしまい、仕事も、仕事時間以外のゲームも、かなりやりこんでいました。

ですが、残業がきつくなってきており、これも体からの「そうじゃない」のメッセージだったのでしょう。

 

そして、私がわかろうとしないものだから、2023年10月の「ここには行きたくない」部署への異動で、わからせにきた、というわけです。

 

冷静に、体第一に。

体が第一なので、エネルギーの燃焼は腹八分以下にし、淡々とやる。

 

自ずとこういう生活に変えましたが、これでようやく、サビアンシンボルのテーマに近づいたのかもしれません。。

 

あと、以前書いた、算命学の十大主星の成長サイクルのお話。

 

↑最後は、玉堂星の精神である「自らの人生経験から湧き出る知恵を伝える」「伝統の知恵を大切に」に行く、という話ですが、

この、自らの人生経験から湧き出る知恵を伝える、って、なんだか水瓶座24度っぽくないですか!??

 

私の場合、「人生経験」を、「これまでの仕事生活で得た経験」と読み替えて、仕事にて、その経験を、今の部署の人たちに伝えなさい、という話と、

このブログで、いやしくも自分の日々の人生経験からの学びを書いていきなさい、という話と、複数ありそうです。

(なぜか、天職部署で得た経験、技術知識が、皮肉にも、今の部署の技術に大いに関係しているのですよ。

その部署は経営が大丈夫だろうから、今の天職部署のような「その技術を知らない人が多そうなよそ」で、技術知識を伝えたり、複合分野の仕事を担当する貴重なキャラになったり、という道が天職だと思っていたのですがねえ。つまり、本家部署の経営がやばいから、私の経験を出して何とかしろと、、

 

何はともあれ、この成長サイクルの玉堂星精神に早く到達し、

自分の経験に基づいて冷静に淡々と仕事をし続けるキャラであれ(こういうキャラになるのは、理性で自己制御できないと無理でしょう)。

 

そういうテーマで2050年までやっていくのでしょうね。

 

次のプログレス新月までの2050年というと、私は70歳近くでして、

その時に何をやってるのか全く想像つきませんが、

まだ何か仕事っぽい活動をしてるにせよ、

完全引退で「プロの遊び人」のとおり遊んでいるにせよ、

淡々と穏やかに毎日を過ごしていそうですね。

 

 

・プログレスの月の魚座時代

 

2021年春から、プログレスの月が魚座へ。

そして、2023年11月をもって魚座完了。

 

もう2年以上前のことなので、何してたかすぐに出てこず、このブログの記録を読みつつ思い出し(過去は振り返らないので、すぐ忘れます)。

 

振り返り結果:なかなか激動でした。

 

魚座の10度くらいまでは、社内セミナーのチームにスカウトされて、そこで、今まで、つまり、プログレスの月が水瓶座の時までに作り上げた、自分の仕事メソッドなどのセミナーをやり、それが縁で、原課から声がかかって、そのメソッドの普遍化にチャレンジしていました。

自分のローカルの分野を超えて、社内のすべての分野の仕事まで、普遍化できるか?

そして、過去はもちろん将来も使える方法か?

という探究だったので、まさに、魚座的な広がりだったのかなと。

結果は、失敗に終わりましたが、「だからこそ、私は自分のテリトリーだけで頑張るのだ」と、自分に集中することを改めて決意するきっかけになりました。

また、自分の驕り(自分のメソッドが、同業なら誰にでも通用するのでは)に気付き、謙虚になれてよかったです。

 

魚座17度ごろ、部署異動。

新たな分野、今までとはかなり違うやり方の仕事(現場の一つ上みたいなポジションなのです。現場の仕事をレビューする、みたいな。)。

ですが、新しく何かを学ぶのは楽しいなあと再実感しました。

それまでは、現場での指導、発信ばかりで、学ぶより伝えるが多かったので、

久々に、部署での下っ端になり、「学ぶ」「指導していただく」という立場になったのです。

教えるよりやっぱり「学ぶ」だな!と実感。

 

今思えば、魚座の後半(特に20度以降)の、いわば「次の牡羊座で生まれるまでの胎児期、肉体形成期」に、ちょうど、この、「学ぶ」「育成していただく」時期が重なっていましたね。

凄いタイミングだ・・・。

 

いわゆる、「肉体の中で精神が育つ」魚座25度からの時期は、私にしては珍しく、6月、8月、9月と3回も旅行に行きました。

たくさん運動し(一日2万歩以上)、旅先の土地の美味しいものをたっぷりいただき、温泉でよく休み、よく寝る。という旅です。

これも、ある意味「体を育てる」ためのものだったのかも・・・。

ここら辺でたっぷり「高級な宿」「高級な美味しいもの」を満喫したのか、そのへんを求める欲は満たされ、もういいかな、となりました。

それも、次のステージへの準備だったのか・・・。

今や、FIRE精神、質素に生きる、ですからね。

 

そして、このブログでさんざん書いてきた、希望に反した異動。。

ですが、このときの魚座は28~29度。

今まで培ったものが、次のサイクルで生きるのだ、という世界ですね。

実際に10月に異動するまではかなり落ち込んでいまして、このサビアンシンボルを見ても全く腑に落ちなかったでしょう(や、サビアンシンボル見たら、やっぱり新たなスタートせなあかんのか、じゃあ仕方ないか、、とはなったかもしれませんが)。

 

ですが、実際異動してからの一か月、魚座30度のときに、

なるほど、これは今まで培ったものを活かせすぎるな、と実感しました。

天職部署での経験もそうですが、

2022年10月から、オタクスイッチが入ってやりこんだ分野と、少しかじった分野の経験までも活きるとはね・・・。(どう活きたかは、マニアックなので書けません、失礼)

まさに、魚座30度らしく、「新しい環境への準備」な一か月でした。

 

 

振り返ると、魚座らしい、「ワンネス」(時空を超えた広がり)にチャレンジしつつ、その中で、これまた魚座らしい「良心」のままに、色々やってきて、そして、次のステージへの準備にもなってしまっていた、濃厚な約2年半でした。

 

そして、そんな魚座ですが、私の場合は、4ハウスです。

4ハウスは、家庭、心の基盤。

私自身の心の基盤である「自愛生活」の強化ができたのはもちろん、

家族や先祖のことにも意識が向いた期間だったように思います。

ちょうど、算命学で、六親法や家系のことについて勉強したのもこの時期です。

いわゆる「人は家系の中で生きている」という話ですね。

 

私自身は、育った家庭環境が大嫌いだったので、自分は家庭を持たない(家族にいいイメージがない)と強く決めているほどですし、毒親の精神から脱却するために日々懸命にやっているのでね・・・そりゃ、心の奥、下手したら魂の奥にたまったネガティブな想いがボロボロと、たくさん出てきたものです。

 

最たる例↓

 

 

そうはいっても家系が必要としたから私が生まれた、という話は変わらないので、

おそらく親やその先祖の皆さまが私に期待しているであろうように、

日々才能を燃やしてこれからも生きていこうと思います。淡々と燃やす、ですが。

そこらへんの、私の心(おそらくエゴに近い)が嫌がるようなことも、魚座精神のような「すべてを受け入れる」で降参です。

降参して受け入れれば、それに対する嫌な感情が消えるので、

あとは、淡々と、自分のことに集中できます。

 

次の牡羊座0度からの生き方は、「淡々と、日々才能を燃やす」になるのかな・・・?

まだ、わかりませんが。

 

 

ということで、引き続き、日々の自分の心の移り変わりを、

このブログに書きつつ、楽しんでいきますね。