郵便配達は2度ベルを鳴らしてダッシュする -29ページ目

郵便配達は2度ベルを鳴らしてダッシュする

主に映画について書いていますが、
それ以外にも
アホホーんなお話をします。ええ。

トンマのマントに誘われて~
わ~るいことしてたでしょっ!
あーうー♪

どうもわしじゃ。
相変わらず若い人には理解できない歌で申し訳ない。
まぁ、わしは歌をうたうときは、
今流行の口パクなんじゃがな。

ビヨンセが、大統領しゅーにんしきだかなんだかで、
口パクだったことが、
アメリカでは大問題になっておったのぅ。
わしは、そういう反応を見ると、
フェアな反応じゃなぁ…と思うど。

ビヨンセは、
リハーサルとかするヒマがなかったので、
自ら口パクだったことを認めておったが、
あの報道を見て多くの日本人はどう思ったのだろう?

なぜなら、日本の歌謡曲なんて
口パクだらけだからじゃ。
当然、みなさん知ってると思うが、
パ○ュームやらA○B48やら、
多くのアイドルが、平然と口パクで
歌ったフリをしとるが、
それについてどう思っておるんじゃ?
ビヨンセの口パクについて、ぎゃーぎゃー騒ぐマスコミが、
自国のアイドルの口パクについては、
スルーしとる。
なんか気持ち悪いのぅ…。

ちなみにわしの感想は「別にどうでもえーわ」じゃ。
音楽としては「不健全」だとは思うが、
そういう不健全な娯楽が、全てダメだとは思わないからじゃ。
酒やタバコだって健全じゃない趣向品だから
それと同じかもな。
ちなみに男のマンションに入るとこを
激写されたアイドルが、
自ら髪切ってハゲにして謝罪したことについては、
もっと「どーでもええわ」じゃ。

ん~。
今回はちょっと話が難しいかのぅ…。

アホホん!(←意味なく1回はさんでみた)

音楽をリスペクトするなら、当然その作り手や
歌い手といった、当事者をリスペクトするべきで、
口パクして踊ってるだけの綺麗なマネキンに恋をするのは、
屈折した恋だと思うのじゃ。
だが、その屈折した恋をも含めて、
楽しみ方は自由って意味でダメとは思わないど。
作曲もしてない、楽器も演奏してない、
歌もうたっていないが、踊ってるだけ。
別にそれでもええじゃろう。
楽しみ方は人それぞれじゃ。

ただ言わせてもらえば、
「口パク」ってことは、一応口を動かしてるわけだよな?
歌ってるっぽく動かしてるんだよな?
なぜじゃ?
わしにはそれが、まーったく理解できんのじゃ。
パ○ュームが口パクだってことは、
誰もが知ってることじゃろう?
別に口パクせんでも、
堂々と、だまったまま踊ってればいいんじゃないのかのう。
それじゃいかんのか?
なぜ誰もが口パクだと知っているのに、
「歌っているフリ」という噓をつき続ける必要があるんじゃ?

もしもある日、パ○ュームの3人が、
「すみません…私たち実は…口パクでした!」
って記者会見でも開いたら、
「とっくに知っとるわ!」ってツッコムじゃろ?

プロレスは八百長だと知っているが、
それを含めてショーとして楽しむファンと、
同じようなものなのか?

娯楽なんだから、そういう楽しみ方があってもええが…。

しかし、ボクシングや柔道と違い、
プロレスは絶対にオリンピックには参加できない。
それはつまり、ショーであって、
真剣勝負じゃないからのぅ。
だからプロレスと他のスポーツを比べることなんて無意味じゃ。
その意味で言えば、
口パク音楽を、他の健全な音楽と同列で語るのも無意味じゃな。

なぜかって…
わかるじゃろ(笑)
毎日さむいのぅ~。

どぉーもわしじゃ。

わしは本が大好きなのじゃが、
そんなわしは本屋を「遊園地」と呼んでおる。
一歩本屋に足を踏み入れると、
時間も忘れて次々に本を物色してしまうからじゃ。

そんなわしには、本好きなりのルールがある。

本屋での立ち読みは、
「これどうかなぁ~」
「買う価値あるかなぁ~」
という、買うかどうするか、決めるための行為なのじゃ。
しかし、買いもしないアホホんな奴が陣取って、
本棚の前をふさいでいることがある。

立ち読みはしてもいいと思うが、
誰かが来たら、
いったん本棚の前をあけるべきじゃなかろうか?
買いもしないのに、本棚の前を陣取っているのは、
ただの営業妨害だと思うど。

本屋なら、まだマシで、
これがコンビニになると、
ジャンプとか呼んでるアホホんが多すぎる。
何度も言うが、立ち読みはええんじゃ。
誰か来たらどけ!アホホんなのか!?

まぁそんな話はええんじゃ。

あなたは「私小説」という言葉をしっとるかな?
私小説とは、純粋な作り話を楽しむ小説ではない。
作者自身がどんな人物で、
どんなことを思っていて、
どんな生き様をしているか、
その作者が書いているからこそ、この物語なのかぁ…。
と感じる、よーするに作者自身が身を削った作品のことじゃ。

わかるかな?

有名な私小説の作家でいえば、
田山花袋(たやまかたい)じゃ。

純粋に作り話を楽しむ、純文学では
夏目漱石や芥川龍之介が有名じゃ。
しかしわしは「ただの作り話」に、
どうしてもあまり興味がわかないのじゃ。
だから夏目や芥川は、
はっきりいって、どーでもええんじゃ。

田山花袋のように
身を削って作品を書く、そういうものにしか
魂をうばわれない。

我が輩が猫でどうのこうのとか、
クモの糸が降りて来てどうのこうのとか、
海賊王に俺はなるとか、
どーでもええっちゅーねん。

そういう意味で、
わしは近年の作家にも、ほとんど興味がわかない。
しょぼい作り話が多いからじゃ。
宮○みゆきとかな。

自分のコンプレックスや、家庭環境や、生き様を、
告白するような、まさしく身を削った作品が読みたい。
そういう作家は、近年あまりいないのぅ…。
日本の作家じゃないが、ウィリアム・バロウズなんかは、
私小説っぽい気もするが…。
(知らん人は調べてちょ)
簡単にいうと、あれじゃ。
『ちびまる子ちゃん』じゃなかろうか。
あれって作者のさくらももこの自伝的な作品じゃろ?
あれこそ「私小説」ってことになるのかもしれないのぅ。
わし『ちびまる子ちゃん』結構好きだしな。

田山花袋は、
夏目漱石などの純文学に対抗するように、
私小説で一時代を築いた作家じゃ。
彼らの作風をめっちゃ簡単にいうと
「オラ自分の経験したこと、誰にも知られたくなかったこと、
そういうリアルな小説を書くど!夏目とか、めっちゃ作り話じゃねーか!」
って感じじゃ。

ようするにアナーキーなんじゃな。
アラーキーではないど。
裸の女性撮ってるカメラマンと一緒にしちゃあかんど。
そんなすげぇ小説、田山花袋の『布団』か『少女病』あたりは、
一度読んでみるといいと思うど。
【前回からのつづき】
NYアホホんロケにいったわし。
様々な手違いから、
取材許可がないため、ろくに撮影もできず、
わしだけ食事も別扱い。
おこずかい程度しか持って行っていなかったわしは、
どうにかプリングルスだけで1週間乗り切ろうとしたところ、
バーガー天使にで出会って、
やっとこわっぱーを食べることができるのだった…。

今回でNYロケの話もおわりじゃ。

ロケも残すところ、あと1日。
空腹ながらも、なんとか仕事をこなしてきたわしだったが、
初めてのNYなのに、
わしは観光気分なんて、少しも味わえていないのじゃ。
なにせ空腹…。
人はドえらい腹がへると、
楽しい気分なんぞ感じなくなるのじゃ。

腹がへると怒りっぽくなる人っておるじゃろ?
特に女性じゃ。
普段わしは「腹減ったくらいで何で怒っとるんじゃ?」
と思っていたが、
男性でも、ドえらい腹が減ると憂鬱になることがわかったのじゃ。
それにくわえて、撮影許可がないのに、
撮影しなきゃいけないプレッシャーが、
容赦なくわしにのしかかる。

いくらギャラが安い(ていうか、ほぼゼロ)
の仕事だからって、手を抜けるわけじゃない。
日本に帰ったら、ちゃんとした番組にせにゃならんのじゃ。

しかしここまで、わしはワープ作戦でなんとか撮影しとる。
店の前で「いってきま~す!」と元気よくはしゃぐ男女は
おさえておるのじゃ。
もちろんぬかりないわしは、NYの風景も
ばっちし撮ってあるのじゃ。

心残りは、個人的にNY観光ができないこと…。
うまいものが食えないこと…。

よっしゃ!
今夜ホテルを抜け出して、ひとりで深夜のNY散策をしたるど!

NY最後の夜。
わしはホテルを抜け出し、てくてく歩き始めた。
眠らない町にゅーよーく!
深夜だってなんかおもろいことがあるに決まっとるど!
きっとな!

しかしわしには金がない。
タクシーにも乗れん。
つーか、タクシー代なんてあったら、さっさとメシ食ってるど。
てくてく歩いていると、
日本から進出しているラーメン店を発見。

「ええにおいじゃな…」

そっと店内をのぞくと、
白髪の老婆が、カウンターにひとりで座っとる。
老婆の目の前には、ホカホカ湯気のたつラーメンどんぶりが。
しかし老婆はラーメンそっちのけで読書しとる。

「さめてしまうど!」

わしはヒマなので、
老婆がラーメン食うまで、じーっと待った。
30分はたっただろうか?
そのあいだ老婆は、ずーっとラーメンほったらかしで読書。
そうなのじゃ。
奴らはアホほど猫舌で、熱いものが食えんのじゃ。
それにしたって30分は冷ましすぎじゃ。
ようやくラーメンをフォークですくった老婆じゃが、
もちろんノビノビラーメンは、
どんぶりの形のまま、がぽっと取れた。

なんてアホホんなんじゃ…。

1時間ほど歩いた。
おおぉ!ここがあの有名なタイムズスクエアか!
昼間何度も通ってるが、
仕事から解放され、じゃまくさいガキんちょや
代理店連中のいない今なら満喫できるのじゃ!
まんきつするどー!!!!

・・・・・・・・・。

深夜のNYで金も持ってないわしは、
ただ「ぼー」っと町のネオンを見つめるしかない。

仕方ない、歩き疲れたし、
迷子にならんうちに帰るか。

するとそこに声をかけて来るアラブ人。
どうやら「そこのニィちゃん、ちょっとワタシの店にくるのだ」
と言っているようだ。

え~どうしよ~。
そのアラブ人がおいでおいでしてる店はカメラ店らしい。
わしが持ってるビデオカメラを見て、
呼んでるのじゃ。

わしがそわそわしとると、
アラブ人は強制的に、わしからカメラを奪って、
さっさと店へと歩き出す。
なにするんじゃ!と思いつつ
英語が話せないわしは
仕方なくあとをついて行く。

店内のショーウィンドには、
ずらりとカメラが並んでいる。
アラブ人のひげもじゃジジイは、
どんどん店の奥へ。
なんや怪しげなカーテンをめくり、
作業場みたいなとこに通される。

こ、これは…。
いくら鈍感なわしでも、イヤな予感がするど。

ジジイは、まるでわしのことが見えないかのように、
勝手にわしのカメラをいじくりまわしとる。
あっとうまにカメラからレンズを取り外すと、
明らかに正規品ではない、
聞いたこともないメーカーの新しいレンズを
わしのカメラに取り付けた。

「ニィちゃん!このレンズすごいのだ!見ろなのだ!」

そう言ってるらしい。
しかたなく、わしがカメラをのぞくと、
そのレンズはただのシネレンズだった…。
まぁ悪くはないが…。

『ニィちゃん!いまならこのレンズが○×ドルなのだ!買うなのだ!」

わしはジジいに言った。

「あいはぶのーまねー」

それまで陽気で気のいいジジイだったアラブ人は、
急に無言になって、わしをにらんどる。

アホか!
お前が勝手に、わしのカメラ分解したんじゃねーか!
どうせお前も猫舌のくせに!

ジジイは無言で元の状態に戻すと、
店からでていけ!
とばかりに出口を指差した。

プリングルスを買った店といい、この店といい…
ニューヨーカーは、なんかいつも怒っとる。
「ちっ」と舌打ちしとる奴らばかりなのじゃ。
猫舌のくせにな。

けっ!観光バスで移動し、
高級レストランでしか食事しない奴らは、
こんなNYの一般市民と出会うことはないじゃろうな!

こうしてわしのNYロケが終わった。
帰りの飛行機で、わしは日本につくまで12時間、
一睡もしなかった。
なぜかって?
腹が減りすぎて寝れんのじゃ。

贅沢な料理を、腹一杯たべたアホホん同行者どもは、
おなかいっぱいで、スヤスヤ寝とったど。
そのまま起きなくてもいいのにな。
きっと奴らには、
あのおおざっぱな味で、
ドデカイだけのわっぱーの美味しさなどわからんじゃろうな…。

【摩天楼は何色に?編おわり】