この際、「20分間延々と言い訳だった」とか「○○ガー」とかばっかりだったのは捨て置きます。
(真面目に聞いていても大した事は言ってなかったし)
今回はその会見を受けて「コメンテーター」がどう擁護しようとして発言したか、から考えてみます。

「様々な事を考えるきっかけになった」
これは間違いない。
ただし、功績や成果ではなく教訓や反面教師として、ですが。
自民党政権が問題を騒ぎにせずに対応してきたために見向きされなかった事が一般に広まりました。
もっとも、全体を認識するためのパーツ、島や海等の領域問題、抑止力等の軍事知識が初めから抜けているので片手落ちになり、感情論になってしまいます。
(全体を踏まえて考えるには、事ある毎にネットや知人等周りから知識を集めていくのが最善だと思います)

「政権交代したことでやっと解決の目処が付いた」
毎度の嘘、お疲れ様ですっと。
調査、協議、調整、説得、修正、合意。
十数年かかった意味を調べてから発言してほしいものだ。

日本国民全体に責任転嫁するかのような発言もありましたが、問題解決に失敗した責任者の発言ではないですね。
一朝一夕では済まないのに魔法や奇跡のようにできると妄想した結果です。
協力を求めるなら5W1Hをはっきりさせてからやれ、と。

つくづく無能だな、民主党政権。
最初は「財政破綻論」として、国債がどうのこうのという話を考えていました。
しかし、話を次々と連鎖させていくうちに、1つの結論が出てきました。

「日本の本当の危機は、財政破綻ではなく経済破綻にある」

日本は(貿易と利子で稼ぐ)経常収支黒字国で、さらに(外国にお金を貸している)純債権国です。
そのため(外貨が返せない)デフォルトという事態にはまずなりません。

また、以前に「国家経済論」で解説した通り、資産と負債はバランスの関係にあり負債が増えただけ資産が増えるので、日本全体において「借金だけが増える」事態にもなりません。

なら、何が問題か?
それは「財政破綻論」を信じたその先にあります。

「金は天下の回りもの」で、消費や投資、お金の貸し借りで経済は回っていきます。
貯蓄もその経済活動の一部であり、それ自体の是非は問いません。
しかし、貯蓄するだけではお金は動きませんので、誰かが借金をすることでお金は間断無く回る事になります。
民間(企業、個人)が借りないのなら政府が借りればお金は回ります。

ここで「財政破綻論」が出てきます。

財政規律や健全化のような名目で(政府の借金)国債発行額を抑えたとします。
これが景気の良い(お金が回っている)状況なら何も問題ありませんが、景気が悪い状況で同じ事をすれば、回らないお金が更に回らなくなり、余計に景気が悪化します。

お金はあるのに。

景気が悪くなれば民間は自己防衛のために消費を手控え貯蓄し、借金をせず減らそうとするので、悪循環で景気はより悪化します。

お金はあるのに。

悪化した経済に耐えられない企業は潰れ、失業者は増え、消費が低迷するので景気はまた一段と悪くなる。

お金はあるのに。

行き着く先は存在しない恐怖に縛られ、無駄に失われた国家がここに1つ出来上がり、となります。

目を向けるべき、対処すべき敵は「財政破綻」ではなく「経済破綻」にある。
最近、マスメディアにおいて「ネット上の国債論」を否定する論調が増えているようです。
という訳で、今回は「マスメディアにおける国債破綻論」を書いてみます。


国の借金は1000兆円にせまり、利子の返済だけでも毎年十数兆円になります。
国債発行額が税収を上回る事が続けば、ギリシャやアルゼンチンのような財政破綻の危機が現実のものとなっています。
ネット上では「借り換えができるから」「国内の資産を元にしているから」「金利が低いから」といったまやかしが横行していますが、いつまでも続かない事は常識で考えれば分かります。
国民生活が壊されないためにも、支出を削り、増税を受け入れ、国債を返済しなければいけません。


…駄目だ、突っ込み所が多すぎてこれが自分の限界です。
(追加を思いつかれた方はコメント欄にどうぞ)
「コメンテーター」はどうやったらあんなに「破綻するぞ~破綻するぞ~」と手を変え品を変え言い続けられるのだろうか?
そんなに日本が嫌いなのかと。

あ、今回は「偽」ですから、次は「真」になります。