Brand-new idol Society / BiS

2019年に発売されたBiS(3期)の1枚目のオリジナルアルバムです。

 

このアルバムの魅力は「過去との決別(アンサー)と始めることの重要さ」だと思います。

 

BiS(2期)が解散したというニュースを知ったとき、なんだかモヤモヤした気持ちがありました。

 

自分は、そこまでBiSに詳しいわけではないのですが、曲は聴いていたし好きだったので、残念だなあと思ったのです。

多分ファンの方は、相当ショックだったと思います。

 

そして、解散から1か月後に再始動すると知ったときも驚きました。

 

そこまで詳しくない私でも「なんたるスピードで進んでいくんだ!」と思ったぐらいだから、

2期BiSファンの方は、おそらく気持ちの整理がまだ出来ていないのにもう新しいものに向かうのかという不安や再始動へのネガティブな意見等もあったのではないでしょうか。

 

そんな中で最初に発表された曲が「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」でした。

https://www.youtube.com/watch?v=jszkg-SbftY

 

 

「もはや選択が1つしかなかった」という歌詞からはじまります。

 

2期BiSが解散するまでのどのような葛藤や動きがあったのか、その裏側や原因を完全に知ることはできませんが、それでも解散という選択しかなかったのだと受け取れます。

 

そして曲中での「ゾンビ」の存在。

何か新しいことへ向かおうとすると必ず、過去や今までの環境ばかりにとらわれて足を引っ張る者が現れます。

何かにつけて批判し否定的になる存在。それが「ゾンビ」なのです。

 

それでもゾンビに食べられるわけにはいかないから、前を向いて歩き始めるしかない。

 

何が正しいかなんて誰にも分からないのだから、自分が信じる道を行くしかないのです。

 

BiS2期解散に対してのアンサーソングであり、過去と決別して新しい道へ向かう意思表示の曲なんだと思います。

 

最初に聴いたときは、めちゃくちゃかっこいいし、感動するし、共感できる部分もあるしで、

いっきに心を掴まれました。

 

そして、今回のアルバム「Brand-new idol Society」は、まさに過去と決別し未来へ向かうことの大切さを教えてくれる最高の1枚になっております。

 

では、何曲か紹介していきます。

 

1曲目 STUPiD

https://www.youtube.com/watch?v=f3YN1Icxfms

 

※「Brand-new idol Society」に収録されている「STUPiD」は、この動画のバージョンではないですが、参考までに貼らせていただきます。

 

分かりやすいストレートな歌詞と、勢いのあるロックチューンの曲からアルバムが始まります。

 

前述したBiSゾンビと同じように、過去との決別を意味している内容でもあるのですが、これまでのBiSがやってきた自由で新しい世界観も感じられます。

 

他のアイドルの曲とは違う、BiSらしい自由で何でもありの世界。

 

過去にとらわれず、「BiS」という看板を背負ったままで、新しい可能性を魅せてくれる。

この生き様に元気づけられます。

 

 

6曲目 this is not a love song

 

「人に優しくと 優しくと 言われても」という歌詞。

 

BiSやWACKが歩んできた道は、誰もしたことがないし、真似できない異質なことばかりだったと思います。

それでも、前に習えでありきたりな優しさや愛をまき散らしても意味がないのです。

 

周りからすれば、道から外れているように見えているかもしれないけど、やりたいように信じる道を進むことが最も大切なことなのです。

 

それをBiSは体現して教えてくれます。だからこそ説得力があり、心に沁みる曲なのです。

 

 

10曲目 thousand crickets

 

歌詞について、どういう意味なのか明確に理解するのは難しいですが、壮大なイントロのアレンジと、無気力な感じの歌唱がクセになる曲です。

 

1000のコオロギとは何なのでしょうか。

 

コオロギが鳴くのは、求愛やなわばり意識、オスどうしの争い等が理由らしいです。

 

生命力みなぎるギラギラした大量の欲望が、周りに溢れる世界。

 

その中にいる「君」は何を感じ、どう生きていくのか。

 

マクロな欲望の世界から「君」というミクロな存在に焦点をあてているように思います。

 

 

13曲目 LET'S GO どうも

 

アルバムの最後にして、未来への軽快な歩みを見せてくれる気持ちの良い曲です。

 

アルバム全体を通して、本当にかっこいい曲ばかりで、これがデビュー作だなんて素晴らしすぎる!と感激しました。

 

「これからよろしくです」という歌詞。

むしろこちらこそ、これからもよろしくお願いします!と言いたくなります。

 

 

以上、曲紹介でした。

色々な意見や考え方があるとは思いますが、私にとって、このアルバムを聴いて感動したのが全てです。

「あの頃はよかったなあ」ばかり言っても仕方がなくて、人生何度でも始め続けることが大切なんだと教えてくれる1枚です。

 

是非聴いてみてください。

ではー