ダーティーサイエンス / RHYMESTER

2013年に発売された、RHYMESTERの9枚目のオリジナルアルバム。

 

自分にとって、ロックにハマったきっかけが、oasisやred hot chili peppersで、

アイドル楽曲にハマったきっかけが℃-uteやハロプロでした。

 

そんなジャンルを知る、好きになるきっかけになった歌手の曲やアルバムには、特別な思い入れがあります。

 

私にとって、ヒップホップや日本語ラップを聴くきっかけが、RHYMESTERでした。

 

RHYMESTERを知る前にも、Beastie Boysを聴いてはいたのですが、なかなか日本のヒップホップを聴くことはなかったのです。

 

食わず嫌いとかではなく、ただ単純にきっかけがなかったのです。

 

そんな私が、RHYMESTERを知ったのは、宇多丸さんのラジオ番組を聴いたのが始まりでした。

 

そのラジオ番組が「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」

ジャンルにとらわれない様々なエンターテインメントを紹介する、その毎度毎度の企画力と宇多丸さんや他の出演者の方々の話術が素晴らしく、当時ポッドキャストで聴いていました。

 

そんな宇多丸さんが所属されているRHYMESTER。

どんな音楽なのか、やはり気になるので、イッキ聴したのでありました。

 

もう号泣でした。なぜ、ここまで聴いてこなかったのか激しく後悔。

RHYMESTERが歩んできた道から、生み出された魂のリリック達。

 

どこまでも力強く、何度聞いても、自分の人生に突き刺さる歌詞。

 

これが、この圧倒的な説得力が、ヒップホップなのか!

これまで聴いてきた洋楽のヒップホップの歌詞とは明らかに違う何かがありました。

単純なことです。

英語ではなく日本語だからこそ、突き刺さるストレートの速さがまるで違っていたのです。

 

なにより、RHYMESTERの曲には、ヒップホップではよくある「get money」や「take a chance」といったイメージの曲はあまりなく、日常の中のふとした瞬間の感情や、自分がいつも見ているなにげない風景を変えさせる力強い曲がたくさんありました。

 

語彙力がなくて、すいません、とにかく感動したのです!!

 

そんなRHYMESTERのアルバム「ダーティーサイエンス」について書きます。

 

このアルバムの魅力は「こんな時代だからこそ泥臭く生きていくぞ!!」だと思います。

 

アルバムの題名「ダーティーサイエンス」。

 

サンプリングを多用したトラックと、今の時代を反映したリアルなリリックが融合することで、新たな化学反応を起こす。といったところなのでしょうか。

 

そうなんだろう。そうなんでしょうが、私は、サンプリングの意味は分かっても、その技術的なすごさは、分かりません。ダーティーなサンプリングとは、どういうことなのでしょうか。

 

分からない。勉強不足なのか。どうすれば・・・・・。

 

そんなことは、関係ないのだ!!

 

私にとって、このアルバムは、どこまでも泥臭く生きていく私たちのリアルが詰まった最高傑作なのです!!!

 

https://www.youtube.com/watch?v=ILXjLPj_ne0

 

 

アルバムの2曲目「ゆめのしま」

 

私にとって、夢は、その大きさは様々でも、いつでも何かしらあったような気がします。

 

学生の頃は特に、はっきりとした目標や夢があったと思います。

 

今でも、何かしらぼんやりとした夢があると言えばあります。

 

ただ、今の自分と、学生の頃にひたすら夢に向かい、駆け抜けてきた自分が同じかと言えばそうではないと思うのです。

 

夢がかなうこと、目標を達成することは、もちろん素晴らしいことです。

 

ただ、人生で思い描いた全ての夢たちが、かなってはないのです。

 

むしろ、かなった夢なんて、ほとんどないのかもしれません。

 

本当に大事なことは、いつの時代も、夢や目標に向かって、歩き続ける、歩き始めてきたということなのだと思います。

 

今、自分が描いている夢が、将来、正夢になるとしても、

 

夢に向かって明日を生きていくこと自体が、人生を生きていくエネルギーそのものであると思います。

 

そんな、数々の夢たちが、人生に存在してくれたからこそ、今も生きているのかもしれません。

 

ゆめのしまと共に、これからも、生きていく。

 

そんなことを考えた曲でした。

 

そして、もう1曲!

 

https://www.youtube.com/watch?v=OmjJWUM8VcA

 

 

アルバムの最後の曲The Choice Is Yours

 

ブログを書きはじめて、思ったことがあります。

 

自分の感情や考えについて、なぜそう思ったのか、なぜそう感じたのかを追求して言語化することは、すごく難しいのだと知りました。

 

 

このアルバム良いと思った。→何が良いのか。→なぜ良いと思ったのか。→どこが良いのか。・・・

 

どこまでも追及していくことで、自分でも気づいていなかった意味や、自分の感情を知ることがありました。

 

意見することや発信することって、ものすごく単純なようで、そうじゃないんだなあと思い知らされる日々です。

 

 

世間では、何か問題が起こると、SNSとかで、すごい勢いで批判されることがよくあります。

 

何が悪くて、何が原因で、なぜそうなったのか、どのような背景があったのか・・・

 

そんなことを考えることなく、「Yes」か「No」で物事を判断してしまうことが多くなってしまっているように思います。

 

しかもその「Yes」と「No」すらも、大多数の意見から選択してしまっているのではないでしょうか。

 

私自身の、あなた自身の意見はどこにあるのでしょうか。

 

誰でもない、自分自身の意見や言葉をもっと大切にするべきだと思います。

 

The Choice Is Yoursに込められたメッセージは、今の時代を生きる全ての人々に当てはまるし、これからもきっと、聴かれ続ける曲なんだと思います。

 

 

泥臭くてもいいじゃないですか、みんな同じです。みんな不安で、どうしようもないことばかりなんです。

だからこそ、大切なことは、どう生きていくかの選択だと思います。

 

きっとこれからも、このアルバムを聴くたび、そんなことを考えて、明日も生きていこうと思うのでしょう。

ほんとうに最高のアルバムです!ありがとうございました。

 

ではー