穴空 / 私立恵比寿中学

2016年に発売された、私立恵比寿中学の3枚目のオリジナルアルバムです。

 

以前、モーニング娘。’14の「14章〜The message〜」のブログ(https://ameblo.jp/definitelymaybe2020/entry-12592601595.html)で、

ハロプロにハマったきっかけを書きました。

 

そこから、アイドルの曲やアルバムも色々と聴くようになりました。

 

その中で、私が大好きになったアイドルが私立恵比寿中学でした。

 

個人的に、「私立恵比寿中学」という固有名詞をどこかで聞いたことはあったのですが、それが何なのかもよく分かっていない状態から知ったので、

「あ!私立恵比寿中学とは、アイドルグループだったのか!そうかエビ中ってこれのことなのか!!」というレベルの人間でした。

 

そんな人間が、エビ中をイッキ聴きした結果。それは、想像をはるかに超えたとんでも傑作アルバムばかりなのでした。

 

エビ中の曲は、どれもメロディが印象的で、聴いた瞬間に

「これ・・・めっちゃ好きかもしれないぞ!!!」と思う曲ばかりで、何度でも聴きたくなる中毒性があるように思いました。

 

そして、エビ中には「ギャップ」がありました。

 

よく、「ギャップ」に気付くと恋が生まれるとかって言いますよね。

 

名前が「私立恵比寿中学」ってきくと、もう絶対コミック感あふれる曲やパフォーマンスを重視したグループだと思うじゃないですか!

 

まあ実際そういう面もあったのですが、ただコミック感だけでは終わらなかったのがエビ中だったのです。

 

その歌唱力、全力のパフォーマンス。そして、心を突き動かされるエモーショナルな曲たち。

 

それは、コミックとは違う。真正面から放たれる剛速球のストレートでした。

 

この「ギャップ」に、私はやられました。もう戻ることはできない。さよならあの頃の私。

 

他にも、エビ中のすばらしさは、たくさんあるのですが、今回はこのぐらいにして、、

本題のアルバムの話をします。

 

現時点で、エビ中が出したオリジナルアルバムは、6枚あるのですが、

そのどれもが、違った個性を持った作品でした。

 

今回、感想を書くのは「穴空」ですが、他の5枚のアルバムについても、いつか絶対に感想ブログを書きたい!!と思っているぐらい最高のものばかりでございます。

 

では、改めて「穴空」というアルバムについて

 

このアルバムの魅力は「8人の共鳴が生み出す爆発感=アナーキー」だと思います。

 

意味分からないですよね、すいません。

ただ、いろいろと考えたけど、こうしか書けなかったです。語彙力のなさを痛感しております。。

 

8人の共鳴について、説明します。

 

私がエビ中を好きな理由の一つに、「声のシンクロ感」があります。

 

エビ中のメンバーの声は、本当にバラバラの声質で、私がエビ中を聴き始めてから、数週間後には、誰が歌っているかがはっきりと判別できるぐらいわかりやすく違っています。

 

そんなバラバラの声質であるのに、全員で歌うパートのシンクロ感がすごいのです。

 

爆発しているんです。私には、音楽の知識も何もないので、表現が間違っているかもしれませんが、、とにかく、めっちゃくちゃエモーショナルに爆発しまくっているんです!!

 

私は、単純な人間なので、こういうサビの全員歌唱で、爆発する高揚感が大好きなのです。

 

音楽に詳しい方にしたら、何が爆発だよ・・って感じかもしれませんが。。。

 

と、とにかく、それが私の思うエビ中のシンクロ感なのであります!!

 

そして、「アナーキー」について、

 

このアルバム「穴空」のタイトルを見たときに、一体何のことなんだ?

ってかなんて読むんだろう??って感じでした。

 

が、CDの収録曲を見て納得。

 

「あな秋いんざ夕景」という曲が入っていました。

 

あーなるほどピストルズとかけているのか、ってことは「Anarchy」って読めばいいのね。

 

納得納得。ってか「参枚目のタフガキ」ってあるけど、これもUnderworldじゃない??

 

何じゃこのアルバムは?どういう事なんだーわけがわからん。

 

それが、私の「穴空」への第一印象でした。

 

そんな説明がつかない、秩序のない状態がまさに「アナーキー」なのです。

 

そして、前述したようにこのアルバムの魅力

「8人の共鳴が生み出す爆発感=アナーキー」と書きました。

 

おい!!!

シンクロ感があって、それが無秩序って、矛盾しているじゃねえか!!

と思われたかもしれません。

 

そうです。矛盾しています。

が、私は、エビ中のシンクロ感が生み出す爆発力には、説明のできないどこまでも可能性を秘めたエモーショナルなエネルギーがあると思います。

 

それは、一体何か。

そんな、説明できない「アナーキー」な曲たちについて、書いていきたいと思います。

 

 

1曲目 「埋めてあげたい (Interlude)」

 

エビ中のアルバムでは、恒例の寸劇?からスタート。

 

たまにアルバムで、曲と曲の間で、つなぎでインスト曲が入ったり、なんの意味もないような話し声や生活音みたいなのが聞こえる曲があります。

 

多分、曲と曲の間の休憩みたいなことなのかな?と思っていますが

 

いきなり、寸劇から入るアルバムもそんなにないのではないでしょうか。

 

いきなり「アナーキー」な展開だなあと感じる始まり。

正直、ワクワクと怖さの半々でスタートしたのでした。

 

 

2曲目 「ゼッテーアナーキー」

https://www.youtube.com/watch?v=wlaJl5pXOso

 

 

まさかの終わりを迎えた寸劇(実際に聴いてみてください)から、

一気に始まったロック感全快の曲。

 

歌詞の内容じゃない、この音をそのまま体で感じろ!!

聴いたままのすべてが、「エビ中」なんだ!!

理屈じゃないぞ、「お前の、絶対的にアナーキーな感情を大切にしろ!!」

 

私には、そんな風に訴えかける曲に思えました。

はやくも2曲目にして、私は、このアルバムの沼へと落ちていきました。

 

 

3曲目 「春休みモラトリアム中学生」

 

この曲、「エビ中++」という番組を観ていたので、アルバムを聴く前から知っていたのですが、「穴空」に収録されたことでまた違った曲に聴こえました。

 

HEREの尾形回帰さんのエビ中への愛に溢れた名曲であるのは、間違いなく、今あらためて聴くと、もはや泣けてくる曲なのであります。

 

そして「穴空」に収録されたことで、この歌詞にある中学生の説明のできない感情そのものが

まさに「アナーキー」に繋がるかもしれないと思いました。

 

そう、この曲も、アルバムも絶対に割り切れないものであるのです。

 

 

3曲目 「ポップコーントーン」

 

インディーズ、1st、2ndと活動してきたエビ中が、これまでの活動の中で、支えてくれた人や忘れられない思い出の数々を胸に、さらなる飛躍に向かって、また歩み始める。

そんな内容に思えます。

 

ただ、この曲のストーリーは、様々に解釈できるとも思います。

 

大好きな歌詞の部分があります。

「好きな人に囲まれながら 旅は終わらない」です。

 

この先の人生で、苦しく、悲しい出来事があったとき、支えてくれる人すら失ったとき。

 

最後に助けてくれるのは、人生で出会ってきた人達との記憶や、愛に溢れた思い出なのかもしれません。

 

どんな時も、もう一度笑える日が来ることを信じて、この曲は、私にやさしく寄り添ってくれる曲なのです。

 

 

5曲目 「面皰」

 

2、3、4曲が、とんでもない勢いで盛り上がりを見せたアルバム前半戦でしたが、

5曲目でアイドルらしい曲がきました。

 

「面皰」という子供のころ、誰もが忌まわしく思ったその存在。

 

そんな面皰から、発送を飛ばして、面皰が治ったその先の願いを歌っています。

 

なんともかわいらしい発想。

 

この緩急と、幅の広さが、アナーキーなギャップを生み出しています。

 

 

6曲目 「エビ中出席番号の歌 その2」

 

モーニング娘。の曲に「女子かしまし物語」という曲があります。

https://www.youtube.com/watch?v=q9zybLvi_Ug

 

 

この曲を初めて聴いたとき、なんて画期的な曲なんだ!!

天才的な発想じゃないか!!すばらしい!!

と思ったのを覚えています。

 

そんな自己紹介的ソングのエビ中版が、「エビ中出席番号の歌」です。

 

アイドルのこと、エビ中を全く知らない人にとって、この曲は、エビ中メンバーを知るきっかけになります。

 

実際に私もそうでした。この曲を聴いたから、あ、この声がこの人なのかと分かったし、何より人となりを少しでも知れると、一気に興味が湧いてくるものです。

 

ファンの方なら分かるネタ的な歌詞についても、気になるから調べてみる。それを繰り返していくうちに、エビ中のことにがっつりハマっていくのでした。

 

 

7曲目 「マブいラガタイフーン (Interlude)」

 

Interludeって書いてあるから、また寸劇かな?と思いきや、普通に曲やんけ!!

 

とばしかけたよ・・。この展開、まさにアナーキーだなあ。

 

ほんで、この歌詞。ここから、夏ソング特集が始まることを予感させます。

 

アルバムの曲順や構成は、けっこう凝っているのかも・・

 

 

8曲目 「夏だぜジョニー」

https://www.youtube.com/watch?v=csJzMzMFiPE

 

エビ中には、「夏」をテーマにした曲がたくさんあります。

 

毎年夏に「ファミえん」という野外ライブを開催していて、毎回そのテーマソングが作られているため、必然的に夏ソングがたくさんあるのです。

 

「穴空」にも2曲、夏ソングが収録されており、同じ夏でも、全く違う個性を出しています。

 

 

9曲目 「MISSION SURVIVOR」

 

エビ中らしさ全快のこの曲。

 

夏だぜジョニーや、このMISSION SURVIVORを聴くと、エビ中のライブに行きたくなる。

 

あのパフォーマンスを生で観てみたいなあと思うのです。

 

 

10曲目 「ナチュメロらんでぶー」

 

でました。アルバム2曲目の夏ソングであります。

 

ファミえんのテーマソングでもあるため、かなりライブを意識した曲になっています。

 

この、メロディの波に歌詞が自由自在に乗っている感じがクセになり、いつのまにか「あーほみたいにー」と口ぐさんでしまいます。

 

「あの子の斜め40度」と「世の中縦と横だけではどきどきできない」

 

この歌詞、なんとも甘酸っぱいようで、ドキッとさせられます。

 

 

11曲目 「あな秋いんざ夕景 (Interlude)」

 

ついにInterludeも3曲目に突入ですぞ。

 

このアルバム、もしかしたらオペラみたいに、何部かの構成になっているのか?

と思ってしまうぐらい出てくる間奏の数。

 

まてよ。。

そうか、そう思えば、このアルバムをこのInterlide(間奏)を軸に分けて構成を考えると、

本当に、このアルバム実は、3部構成になっているのかも!!

(実際のところはわかりませんが、そんな構成になっていますよ!!確認してみて!)

 

どこまでいっても、いろんな面で楽しませてくれる「穴空」。最高でございます!!

後半戦も楽しみだぞーー

 

12曲目 「ポンパラ ペコルナ パピヨッタ」

 

https://www.youtube.com/watch?v=_-jZVTH0r1Q

 

エビ中のアルバムなのに、五五七二三二〇という別アーティストの曲が入っているなんて!!

「アナーキー」すぎるじゃねえか!!笑

 

でも、実際に、エビ中が歌っているのか??と思ってしまうほど、なんだか別軸のものに聴こえます。

 

何か別のものになりきることで、全く見たことのない、新しい一面を発見することができる。

あまりにも思い切った方法ですが、こんなことが出来るのもエビ中のアナーキーな魅力なのかもしれません。

 

 

13曲目 「お願いジーザス」

 

この曲のアウトロ。なにかを言っているように聞こえるのですが、よく分かりません。

 

タイトルにもあるように、お願いジーザスと、何かを願っているけど、その何かは、はっきりと書かれていません。

 

本当に言いたいことは、分かっているはずなのに、どこまでも遠い場所にあって、なぜか言い表すことができません。

 

「春休みモラトリアム中学生」や「ポップコーントーン」で出てきた、割り切ることのできない弾け出した感情。

そんな感情を表に出せれば苦労はしないのですが、時には神にも頼りたくなる時もあります。

 

この願いの先には何があるのでしょうか。

 

 

12曲目「全力☆ランナー」

 

お願いジーザスのように、どこか印象的で、想像力をかきたてられる世界観から一変し、

ストーリー全快の曲になります。

 

もはや、説明不要の歌詞の世界観。これは、聴くしかない!

 

私は、この曲を聴くと、不思議と、本当に誰かが走っている姿が見える気がします。

 

その想像の中の走る姿を見ていると、自分も走らなあかんなと思います。

 

皆さまにも誰かが走る姿が見えてくるのでしょうか。

 

 

12曲目 「スーパーヒーロー」

 

シングル曲で、Music Videoがあるのですが、そのビデオの中で、メンバーが全力で走っている姿があります。

 

「全力ランナー」を聴いた後にこの曲を聴くと、あ!そうか、さっき「全力ランナー」で走っていたのは、あのエビ中だったのかも!と思います。

 

アルバムも、最後の最後ですが、しんみりと終わらせるつもりなんてないと言わんばかりに、

 

腕をぶん回しながら、剛速球のストレートを投げてくるエビ中。

 

さすがです。もう、元気だして頑張るしかないですな。

 

後々、エビ中について調べたのですが。

 

このアルバムを出すのにも、色々な試練や課題があったようで、なかなか一筋縄にはいかなかったようです。

 

そんな経緯を知ってから聴くと、この曲が持つ力や、エビ中が放つエネルギーに圧倒されます。

 

シングルだから、そんなことは関係なく、「穴空」のスーパーヒーローだからこそ見えてくるものもあるかもしれません。

 

 

16曲 「参枚目のタフガキ」

 

ついにきたぞ、Underworldっぽい曲!!!

 

聴いてみると、おい!!こりゃ完全にあれじゃないか!!!笑

 

が、歌詞には思いがけないメッセージがありました。

 

これまで、聴き手を全力で、応援してくれていたエビ中。

 

最後に、そんなエビ中自身を応援するメッセージがこの曲にはありました。

 

そうか、私たちも、エビ中もこれから先の未来を生きていくんだ。

 

日々の形は違えど、苦労や、試練は人それぞれ存在していて、みんな同じ、生きているんだな。

 

エビ中、ありがとうございます!!お互い頑張りましょう!!

まだまだいけるぞ!絶対にあきらめないぞ!!

 

そんな気持ちになった曲なのでした。

最後に、あたたかいメッセージがあって、なんだか嬉しいアルバムなのでした。

 

さて、驚くほど長くなってしまったブログでしたが、「穴空」の魅力は、上手く伝わったでしょうか

 

8人のエビ中だからこそ生まれたこの「穴空」には、他のアルバムにはない、その瞬間にしか出せなかったアナーキーな爆発力があります。

 

アナーキーな感情は、ブログで説明しようとしても上手くいきません。

今回も、私の語彙力のなさのせいで、なんだか長いだけの文章になった気がします。

 

説明できないアルバムなんだから、結局は聴いて確かめてみるしかないのでは???

 

是非、聴いてみてください!!

 

ありがとうございました。

ではー