jaguar hard pain / THE YELLOW MONKEY

1994年に発売されたTHE YELLOW MONKEYの3枚目のオリジナルアルバムです。

 

今回、紹介するアルバム「jaguar hard pain」は、私が生まれる前に出たアルバムであります。

 

前回書いたプライマルスクリームも、私が生まれる前のアルバムでありました。

(ブログはこちら)

https://ameblo.jp/definitelymaybe2020/entry-12594537518.html

 

曲の売り上げやストリーミングのランキングでは、新しものばかりが注目されますが、

新しいものを待つより、過去の作品の数の方が圧倒的にあるわけですから、やはり生まれる前の作品でもまずはチェックしていくべきだと思います。

 

「THE YELLOW MONKEY」についても、名前を聞いたことはあるけれども、音楽を聴いたことはなかったので、

よし、片っ端から、聴いてみよう!!と思い立ち、アルバムを聴き始めました。

そんな、きっかけから、イエローモンキーを圧倒的に大好きになっていったのです。

 

今回、イエローモンキーのどのアルバムを書くかについて、迷いまくりました。

 

イエローモンキーのアルバムはこれまで9枚出ていますが、どのアルバムにもそれぞれの良さや味わいがあり、思い入れがあります。

 

私は、イエローモンキーが解散してから、イエローモンキーを知りましたが、その当時に好きだった方は、特に思い入れが強いかと思います。

 

もし、「イエローモンキーのアルバムで一番どれが好き?」と聞かれたら、めちゃくちゃ悩むし、悩んだあげく、「いや、一番は決められない!無理!」とか言ってしまいそうです。

 

そんな大好きなアルバムの中でも、私が衝撃を受けたアルバムが「jaguar hard pain」です。

 

このアルバムの魅力は、

「コンセプトアルバム好きにはたまらない、イエローモンキーにしか創りだせないストーリー!」です。

 

先に言いますが、私は、コンセプトアルバムが大好きです。大好物です。

 

理由は、単純です。

曲と曲のつながりや内容によるストーリーやメッセージを「アルバム単位」で読み解く楽しみがあるからです。

 

はじまりから終わりまで、全てに意味があるのでは?と思うと、一瞬たりとも聴き逃さないぞ!という思いが生まれます。

 

聴き手側の飽くなき探求心をくすぐり続ける「コンセプトアルバム」。たまらないです。

 

そして今回の「jagur gard pain」がコンセプトアルバムであることなど全く知らない私は、何も気にせず、1曲目から聴きはじめたのでした。

 

(全曲について書こうと思ったのですが、それだとただ単に物語のネタバレをしてしまうと思いましたので、数曲のみを紹介します。気になった方は、ブログを読む前にアルバムを聴いてみてください。)

 

1曲目 「SECOND CRY」

 

この曲を聴いたとき、最初は何が始まったんだ?どういう内容なんだ??って感じでした。

歌詞を見ながら、もう一度聴いて納得。

 

これは、ジャガーという人の物語になっているのか。

あ!CDのジャケットの1944~1994ってそういう意味なのか!

これは、どういう背景で、どんな過去が・・・・。

 

てなかんじで、一気に物語の中に落ちていった私。

この独創的なストーリーも素晴らしいのですが、なによりすごいのが「言葉づかい」だと思います。

 

説明的になりすぎていない、シンプルで短い文章の中に、確かにジャガーの人生がはっきりと描かれています。

 

そして、静かに始まった曲が、サビの部分で感情が爆発する展開。ジャガーの叫びそのものを体感しているような感情的な歌い方。

 

音楽を聴いているだけで、頭の中には、様々な情景が浮かんでくるんです。

 

もう、最高すぎます。。てか、泣けます。

 

 

7曲名 「RED LIGHT」

 

「jaguar hard pain」の曲全てに言えるのですが、ただ1曲として聴くのと、このアルバムの中に収録されている曲として聴くのでは全く違うものになると思います。

 

もちろん、今でもライブの定番になって、1曲で一気に盛り上がるような曲もあります。

 

ですが、このアルバムの中で聴くと、完全にアルバムの世界観の中の、ワンシーンとして頭に映像が投影されて見えてくるのです。

 

「RED LIGHT」を聴くと、ジャガーのどこまでも孤独で寂しそうな姿が見えてきます。

少女と体を重ねても、何も感じることができず、虚しさだけが残りつづける切ないジャガーの背中が見えてくるのです。

 

9曲目 「悲しきASIAN BOY」

https://www.youtube.com/watch?v=Gr_X-WccMnc

 

ライブ定番曲であり、ライブの盛り上がりが最高潮の時にやるイメージがあります。

 

とにかく盛り上がるこの曲ですが、私は、どこか切なく聴こえます。

 

ジャガー個人の思いが最も強く表れている曲であり、その勇ましくも悲しい姿を想像すると、なんだか切なくなってしまうのです。

 

今回、紹介するのは以上3曲のみです。

とにかく、全曲聴いてほしい、聴いて、この物語を味わってほしい。

美しく、切ないラストを見届けてほしい・・・。そんな思いでいっぱいです。

 

この先、ジャガーはどうなってしまうのか。

気になった方は、是非、聴いていただきたいです。

 

ではー