Sucker / Charli XCX

2014年に発売されたCharli XCXの2枚目のオリジナルアルバムです。

 

 

洋楽と邦楽には、その歌詞の表現に違いがあると思います。

 

日本語の歌詞には、聴く人自身を自己投影できるような想像力のある歌詞が多いです。

例えば、前回、感想を書いたTHE BACK HORNの「イキルサイノウ」。

※ブログはこちら→https://ameblo.jp/definitelymaybe2020/entry-12596022182.html

 

10曲目の「ジョーカー」は、歌詞の物語に、どこか聴く人の感情を投影できるからこそ、圧倒的な共鳴が出来るのだと思います。

 

対して、洋楽の歌詞は、リズムやサウンドを重視することが多いため、あまり歌詞にメッセージ性を持たせることがないような気がします。

もちろん、歌詞が素晴らしい曲もありますが、なんとなくそう思うのです。

 

1日の楽しかったことをずっと歌っているものや、文脈が分からない文章をリズムに乗せて歌う曲とか。

 

今回、紹介するCharli XCXのアルバムの曲も、リズムやサウンドを重視し、その上に歌詞をリズミカルに乗せているような曲が多いです。

 

がしかし、このアルバムには、そんなポップな曲の中に、Charli XCXのパンク魂が表現されていたのでした。

 

このアルバムの魅力は、「自信に満ち溢れたエネルギーが生み出したポップパンクアルバム」

です。

なんといっても、Charli XCXの曲、主張性、パフォーマンス、ファッション等、どこをとっても自信に満ち溢れた姿に見えるのです。

 

個人的な印象では、ポップスターというより、ロックスターと言った方がしっくりくるんじゃないかと思っています。

スーパースターの女性シンガーってよりも、揺るぎない精神を持ったロック魂を感じる部分があるというか。。

この気持ち、分かってくれる方はいるのでしょうか。。

 

そ、それでは、何曲かを紹介していきます。

 

 

1曲目 「Sucker」

 

1曲目からエンジン全開です。

 

強烈で感情的な歌詞ですが、ポップであるからこそ、ブチ上がる曲になっています。

 

この言いたいことは、ハッキリと言わせてもらうという姿勢に、Charli XCXのパンク魂を感じるのです。

 

 

2曲目 「Break the Rules」

 

https://www.youtube.com/watch?v=ABhDiXbUaBE

 

「学校には行きたくない。ルールを破らせろ。男子も女子も世界に飛び出せ。」

 

この、直接的で分かりやすい、歌詞そのままのメッセージ。

 

ステレオタイプで、新しさを感じないと思われる方もいるかもしれません。

 

ただ、個人的には、これこそ、ポップなパンクの真骨頂なんじゃないかと思います。

 

聴くだけで、気分が上がり、一緒に歌いたくなるようなアンセム感があり、共感性もある。

 

ライブで歌いたくなる。そんな1曲です。

 

 

3曲目 「London Queen」

 

https://www.youtube.com/watch?v=zX0bA43ePWM

 

アメリカンドリームを体現するCharli XCX自身のことを歌ったような曲です。

 

この歌詞も、どこか懐かしさみたいなものを感じます。

 

夢見る少女が、夢をつかみ、さらなる飛躍へと向かうというのも、どこかステレオ感があります。

 

それでも、「ロンドンの女王みたく、夢を生きる」という強い信念が伝わってきます。

 

この強い信念や絶対的な主張こそが、Charli XCXの最大の魅力であり、惹き付けられる要因なんだと思います。

 

今回紹介したのは、以上最初の3曲でした。

 

他の曲も、どれもカラフルでポップな曲たちばかりなので、気分が上がることは間違いないと思います。

 

ポップでエネルギッシュな音楽のなかに、聴き手が共感するパンクの魂がある1枚。

 

是非、聴いてみてはいかがでしょうか。

 

私も、シンガーとして、パフォーマーとして、1人の女性として発信されるCharli XCXの音楽をこれからも聴いていきたいです。

 

ではー