PS3コントローラーを分解してみたら・・・① | Defiant Spirits

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自由気ままな、ものづくりについての日記です。
日々の雑記や工具・工作について。
他にはマイコンカー、ロボット相撲、ロボフトについて少々したためてます。

今回は、少し脱線してPS3のコントローラーについて。
訳あって分解をすることになったのですが、困ったことになってしまいました。
その理由が、ジョイスティックです。

ジョイスティックのボリューム部分から線を引っ張って、
別のボリュームへつないで(自作コントローラー的な使い方)
利用したいと思っていたのですが・・・
想像以上に難儀なものとなりそうな感じでした。

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上の写真のとおり、すぐにふたが外れて、
写真にはありませんが、リチウムイオンバッテリーが
内蔵されていました。最近はワイヤレスなのね。

まぁ、PS2のコントローラーも何個も分解したし、
初代のDUALSHOCKとかも分解したことがあったので、
大して難しいことがないと思っていたのですが・・・

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これだ、謎なのは。
普通、(いや、今までは)ジョイスティックの
ボリュームは普通の可変抵抗なので端子が3本でした。
ALPSにも同等品が売ってたので、壊れても交換できたし。

※ちなみに現在も、3本足のコントローラーの部品は売ってます。
ALPSの電即納って直販サイトにあるので、興味ある方はどうぞ。

・・・しかし、DUALSHOCK3というかSIXAXISというか、
このPS3のコントローラーのジョイスティック、

これは4本足なのです。

参った、これなんだ?
テスターで計測しても全く不明。
むしろ、どの端子間も抵抗値が変化してないっぽい。

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よくよく計測してみると、10mΩ単位では変化があるようだ。
そして、その端子間の動きの関連から見て、
これはどうやら可変抵抗やポテンショメータの類では
ないかもしれないぞ、という推測に達したわけで・・・。

そして、4本の端子で変位を測定できるセンサって、
なにがあったっけと考えながら、部品を観察していると、
やはり案の定、ALPSの刻印が。

そこでALPSで検索するも全く見つからず、おそらくPS3専用の
受注部品だろうなぁ。と同等部品を探すことを諦めて、
ALPSで作ってるセンサ部品で4端子のものを探しました。

そこで、ある部品の外形図とこの部品の見た目が類似して
いることに気がつきました。・・・それは磁気センサでした。

そうか、アンプ内蔵磁気センサであれば、4端子だった記憶が・・・!
磁気センサで回転量の変位を測定しているとすれば、納得がいきます。

でも、ボリュームじゃだめな理由とかがあるのかなぁ。
そうだ、バッテリー内臓ワイヤレスとかに関連があるかも・・・
なんとなく、自分の中で伏線が回収できました。そういうことか。

自分の中で回収した伏線が正しいかどうかはまだわからないので、
確定したらまた書こうと思っていますが、なんとなくわかりました。

で、話を戻して。
磁気センサってことは、通常のボリュームをつなげられない・・・
さて、どうしましょう!?

ということで、いつになるかわからないけれど、つづく。

今回は、ものづくりだけど、少し違ったことを書いてみました。
果たして、どうなるのでしょうか。自分でもわかりません(笑)

今回はこの辺で。

それでは。