エルピーダメモリの件について、思った。 | Defiant Spirits

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自由気ままな、ものづくりについての日記です。
日々の雑記や工具・工作について。
他にはマイコンカー、ロボット相撲、ロボフトについて少々したためてます。

今日は脱線して、話題のエルピーダについて。
エルピーダの会社更生法申請は、予想より早かったというか、
なんかもう少し我慢して欲しかったというか。

確かに超円高に振れていたし、会社の状況も悪かったのでしょうが、
これでエルピーダが倒れたら、ほぼ国策として統合した意義は
なんだったのか、ということになります。

そこでもう一つ、考えて置かなければならないと思うこと、
それは、エルピーダの統合前。
NEC、日立、三菱の3社が主な母体であること。

つまり、DRAMはエルピーダですが、
同じ会社が母体で、マイコンを中心とした事業の統合先は。
・・・ルネサスエレクトロニクスであるということです。

さて、どう考えるか。

エルピーダがもし完全に倒れたら、確実にDRAMは
メイドインジャパンは存在が無くなってしまいます。

またルネサスも先の震災や円高など、多数の問題要因を
抱えているように見られます。

日本の半導体業界の今後、そして引いては日本国内の
産業や経済の今後が少し暗くなった気がしました。

ここで一番身近な懸念。マイコンカーの秋葉原大会は
今年開催されるのかなぁ。去年は結局なくなったから。

今日はこんなことを考つつ、過ごした一日でした。

今回はこのへんで。

それでは。