最近の名古屋同好会稽古ですが、前回のブログにも書いたように、規則的で型通りな練習ばかりでは相手のイレギュラーな動きに対応できなくなってしまうので、ミット打ちや対人練習、基本練習のかけ声などもランダムに行うようにして、臨機応変に動くをテーマに稽古しています。

型通りの基本練習は、どうしても予定調和な練習になってしまうため、このように意識的にランダムな要素を稽古に盛り込んでいくつもりです。



しかし、型通りの基本練習や同じ技の反復練習も、その技の精度を上げるという点ではとても大切な練習です。

千里の道も一歩からという言葉があるように、まずは技を知るところから始まり、繰り返しその技を練習することで技の精度が上がり、最終的にはその技をいつなんどき、どんな状況下でも使えるように自分のものにしていく必要があります。

基本の反復練習で精度を上げる練習と、技を自分のものにするために様々な状況下で技を試す練習は平行して行うことで成長スピードが上がるのではないでしょうか。

丹師父はじめ、指導員の方々は最初からこのようにバランス良く稽古を組んでくださっていたので、私自身は何も考えていなくても自分の成長を楽しみながら稽古に取り組むことができていました。

そして、私も今は同好会の代表という立場なので、名古屋同好会のみなさんのやる気に応えられるような稽古内容を考えていきたいと強く感じるようになりました。

そのためにも、今の私には出稽古(直伝稽古)は必須です。

今後もできる限り出稽古を続けていきますので、引き続き出稽古や同好会稽古のレポートをお楽しみいただけたらと思います。