スタジオレンタルの関係で約2ヶ月ぶりの稽古となった10月の同好会稽古。
そのため、時間も1時間プラスの3時間!
私を含めたみなさんがちょっと長いかもと思っていたようですが、実際に稽古が始まると、あっという間に終了時刻に。
今回も同好会稽古の様子をお伝えします!
まずは基本のフットワーク・ディフェンスを練習し、その後ストレートリードやリアクロス、サイドキックやフックキックなどの単発のミット打ちミット蹴りから。
後半でこれらの攻撃を織り交ぜた対人練習を行うため、最初はゆっくり丁寧に練習し、徐々に打ち終わりや蹴り終わりの足幅やスタンス・スピードに焦点を当てて、動きのつながりを意識していきます。
ミット打ちミット蹴りでたくさん動いた後は、ブレイクがてら詠春拳技法の練習で細かいところを掘り下げていきます。
今回は同好会稽古では初となるチーサゥ練習。
まずは、チーサゥを行う際の基本となるフォクサゥ・ボンサゥ(どちらも詠春三手と呼ばれる基本の防御)の力加減の練習から。
詠春拳では、相手と接触している部分に固執してしまうと、相手にいきなり手を離された際に自分の軸が崩れてしまうので、上手に力を分散させる必要があります。
しかし、反対に力を抜きすぎてしまうと、自分の中心線の守りが弱くなってしまい、簡単に攻撃を入れられてしまいます。
チーサゥは、この絶妙な力加減を練習したり、詠春拳の個々の技術をより実戦的に仕上げるために効果的な練習です。
最後はレベル3の課題でもあるABCset'sで対人練習。
スピード感のあるコンビネーション攻撃の練習を繰り返し、無駄のない理にかなった動きを身に付けていきます。
今年も残すところ、あと2回の同好会稽古。
来年1月には東京武館の松江指導員によるセミナー、そして2月終わりから3月の頭にかけては師父による直伝名古屋セミナーも控えておりますので、お楽しみに!