天鳴り響く今宵
けだるさと酔い
彷徨う心はただ
その香を求めて
緩い流れを漂う

愛しさは隠して
そっと閉まって
伸ばした手は…
届くのに…また
踏み出させぬ想


















嵐の宵に
隠れて…
触れた躯

透き通る
甘い声と
曲線の美

熱を帯び
融点まで
求め合い

溶けゆく
心と躯は
結ばれて

嵐の宵に
満ちた…
雫の結晶


















砂丘はまるで月面のようで

碧き光は輪郭を照らしだす

海風もなく…ただ…静かで

月の優しい囁きに抱かれる

一人旅の終わりはもうすぐ

月の光に貴女を感じながら

愛しき音色に溶けこむ今宵