ディア・ハンターのブログ-Cren cop
クレンショーxラマーパーク付近にて


何年前だったか、クレンショーの有名な黄色い壁のホットドッグ屋で昼にホットドッグを食べていると、何やら道の向こうを道ゆく人が緊張した面持ちで眺めていた。何かなと思ってその方向に目をやると、スキンヘッドのLAPD(ロサンゼルス・ポリス・デパートメント)のポリスオフィサーが2人そろって腰から拳銃を抜いて構えているではないか。しかもその銃口の先には私の知り合いの服屋の店舗が・・・・
まさか知り合いが人質にでもなって強盗か何かが立てこもっているのだろうか?それとも、知り合いも結構怪しい奴なので、警官の目当てはその知り合い本人か?? たまたま仕事でカメラを持っていたので、とりあえずカメラを向ける。

ファインダーを覗きながら「頼むから今始めないでくれ・・」と祈りながらシャッターを切っていたのを思い出す。とりあえず撃ち合いでも始まった日には、弾は確実にこちらに飛んで来る場所に私が居たからだ。直径20センチくらいのストリートライトのポールの影に隠れながら(と言うか体の1/3位しか隠れてない)写真を撮った。幸運にも、誰も発砲せずに済んだので今私はここでこの写真をアップしてこの日記を書けている。
今夜はローライダーな犬たちもついでに紹介しましょう。どいつもこいつもゲットーな私の行く先で心を癒してくれる可愛い奴らです。

ディア・ハンターのブログ-doggy1

写真1:
行きつけのボディーショップ(板金塗装屋)で買われているチワワ。こいつは写真を見てもわかる様に、シッポを振るスピードが並じゃない。その証拠に、写真では高速で動くシッポの画像をうまく捉えることが出来ない。こいつには過去に何人もの男たちが噛まれて病院送りになっている。こいつは背中を向けて歩き去る人間に対しては、そのアキレス腱付近を噛むという恐ろしい癖があるので、撮影後私は決して背中を見せず、にらみ合ったままで後ずさりをしてその場を去った。


ディア・ハンターのブログ-doggy2

写真2:
いつも物凄く申し訳なさそうな顔をしているメスのピットブル。この日はそれに輪を掛けてマジで申し訳なさそうな顔を私に向けてくるので、私も申し訳ないが写真を撮らせていただいた。ちなみにオーナーは某有名2ドア5.7Lキャデラックビルダーだ。


ディア・ハンターのブログ-doggy3

写真3:
キャデラックのスピードメータークラスターをおいしそうに食べるオスのピットブル。こいつは申し訳なさそうな写真2のメスの旦那。カミさんはあんなに申し訳なさそうな顔をしているのに、旦那のふてぶてしい態度はあまりにも対照的。しかもこいつは誰かれ構わず吠えまくるのでかなり可愛くない一面も。


ディア・ハンターのブログ-Monte grandma
このモンテを新車で買って今まで乗っていたお婆さん



今まで実に色んな車を日本へ送った。殆どが個人オーナーから買った古いシェビーだから、送った車の数だけクルマと人間のドラマがあった。この写真は、モンテカルロとそのオーナーのお婆さん。事前にクルマを見に行ってコンディションが良い事を確認し、この日は既にこのお婆さんから私にクルマが引き継がれる日。最後にお婆さんとモンテの写真を撮ってあげて、お婆さんが「それではさようなら」って言って長年連れ添った車にお別れをする刹那、急にお婆さんが泣き出してしまった。。

亡くなった旦那さんと新車で買ったモンテらしい。その旦那さんとの思い出だけにとどまらず、今までの半生が走馬灯のように頭の中で蘇ったに違いない。つい私も貰い泣きしてしまう。。。 ミラーで見ていると、私が運転して走り去るモンテの姿をいつまでも見ていたお婆さん。。。「日本でこれに乗る人は、本当に大切にしてくれますから安心してください」と言って彼女の気持ちを静めた事を思い出す。

こんなバックグラウンド・ストーリーが、大切にされていたクルマにはいつも隠されている。日本でこういったクルマを乗る人たちには、そういう人々の気持ちを踏まえてより一層大切に乗って欲しいと切に願う。