ディア・ハンターのブログ-Ghetto1
このバイクでゲットーのストリートを満開で走るガキ共。90年代、サウスセントラル LAにて


ディア・ハンターのブログ-Ghetto2
この少女もいっぱしのシスターになっているはず


ロサンゼルスの地図を見てその中心くらいに位置するサウスセントラルのそのまたど真ん中の住宅街(略してゲットー・笑、正しい英語の発音は”ゲロゥ”笑)。まだ20代前半の頃からもう20年以上もこんな場所をウロウロしていると、自分の中での「普通」と「一般人(表現が抽象的で申し訳ないが)」のいう「普通」が多少なりともずれて来る事に気がつく。ちなみに言い訳するわけではないが、日本から”ちょっとLAを訪れている”人と、この写真のような地域に生まれ育った人の「普通」がかなり違うのは想像に難くは無いが、私はちょうどその中間の限りなく日本人寄りだと思っていただくと嬉しい。前置きはさておいて本題の写真の解説に移ろう。

この写真は、ゲットーでは「普通」に行われている子供の遊び。何をやっているのかというと、ナンバープレートも何もついていないボロボロのホンダの原チャリ(ゴリラ)にロープを縛り付けて、そのロープの先にはちょっと速めに走れる子供用のカートを縛ってそれを引っ張る。しかも全速力で(笑)。その上しかも、住宅街とは言え車が走っている普通の車道だ。よく見ると遊んでいるのは10歳前後のガキ。しかもこの原チャリの後ろに立っている3歳くらいの子供までカートに乗り込もうとしていた・・・。他にも、カートにエンジンが付いたバージョンもあるし、写真のような原チャリが何台かでレースしている事も良くある。勿論乗っているのは間違っても免許なんか取れるような年齢のガキじゃなく、写真のような10歳くらいからもうちょっと上くらいか。。
ゲットーの住宅街や細い道に行くとこういうのがいきなり飛び出してくる。ガキなので交通ルールなんて知っている筈も無く、一時停止や右側通行なんかも全く関係ない。日本の交通に慣れている人が事情を知らずにレンタカー等でこういう地域を走ってしまうと、多分こういうのを踏み潰してしまうに違いない。なんせすごいスピードでいきなり飛び出してくるから・・・。こういう子供たちがワイルドに遊んでいるのもまたL.A.のゲットーの素顔の一つ。