夕暮れのクレンショーにローチャリで来ていたアフロのガキ。2000年頃の写真。
日曜夕方、クレンショーから警察を避けてブロードウエイ X インペリアルに流れる。
L.A.では、車、バイクに限らず、乗り物のことをスラングで ”Ride(ライド)”と表現する。日本風に言うと「足」だ。 私はその”Ride”達と関わってゆきたくて、いまから21年前にロサンゼルスへ一人で来た。
誰も知ってる人もいなく、700ドルくらいしか持っていなかった。ダウンタウン・ロサンゼルスの場末のホテルに住み着き、ギリギリの生活をスタートさせた。違った意味でスリル満点の人生で、それはそれで楽しかった。湾岸戦争、LA暴動、LA大地震の前の話だ。
幼少期から、車とバイクが好きでたまらなかった。中でも、古い車に不思議と魅力を感じた。車を見るたびに、子供心にも「この自動車の持ち主は一体どんな人なんだろう?」と想像を膨らませるのが楽しかった。今の自分も子供の頃からずっと同じ。何も変わっていない。 この21年、インパラを中心に狩りをして日本に送った。ディア・ハンターという名前もここから来ている。因みに”インパラ”は鹿に似ているが、実は”ウシ科”の動物なのは重々承知の上だが、ここでそういった細かい指摘は無しという事で、ヨロシクお願いしたい。 ロサンゼルスに生息する、車やバイクなどの粋な乗り物たち。そしてそれを操る粋な奴ら。私の写真は俗に言う”ゲットー”の、ナマのロサンゼルスに生きる人間たちとその乗り物をテーマに撮り続けています。これから少しずつ、私の撮った写真とその背景の解説を織り交ぜて、ここでご紹介してゆきたいと思います。


