Windows PowerShell if文 -ne演算子 (ノットイコール)
では、-ne演算子について確認をしていきましょう。
-ne演算子は-eq演算子と逆の意味となります。
条件が合致しなければTrue。という意味です。
まずはプログラムを見ていきましょう。
下記のプログラムを実行してください。
実行結果は下記の通りになります。
変数$leftと変数$rightの値がイコールではないため(条件合致なのでTrue)
-ne条件と表示されました。
では変数$leftと変数$rightが同じ値の場合はどのようになるか確認しましょう。
下記のプログラムを実行してください。
実行結果はこのようになります。
何も表示されませんでした。
同じ値のため「条件に合致しない」という条件に当てはまらなかったためFalse判定が行われています。
-eqと-neですが、数値や文字列などに使用できます。
今後説明を行う、
-gt(>より大きい)
-ge(>=以上)
-lt(<より小さい)
-le(<=より小さい)
は数値のみで使用できます。文字と文字は以上や以下、未満といった比較ができないからです。
当たり前といえば当たり前ですが、このような無意識に理解している部分も意識的に理解することで、
プログラミング言語の知識をしっかりと身に着けることが可能です。