あの子はいつも大切なところで

夢に出てくれる。

虹を見せてくれる。


自分とあの子の正当性のためにと

意を決して警察に状況説明しに行った日も

コロナの高熱で辛かった日も

加害者は不起訴だろうと弁護士から連絡があり

荒れ狂って泣き続けたあの日にも

夢に出てくれた。

その時は

私の腕に抱かれに来てくれたな。

目を閉じて微笑んで

いちばん満足な時にしてた顔で

私の腕の中に抱かれてくれた。

私は

長男くんじゃないよね、と

肩の厚みを確かめて

あぁ本当に次男くんだと

安心してた。


亡くなってからのひと月も

心ない言葉に泣いた日も

転居先を決めた日も

私の誕生日の翌日も

虹や彩雲を見せてくれた。


大丈夫と思って

今日も淡々と生きよう。