長男くんを送り出し

怪我も治ったんだから

そろそろ体を動かさねばと思いつつ

いつの間にか眠っていた。


眠れない訳ではないけれど

夜中何度も目が覚める。


気づけば昼過ぎ、慌てて起きる。

友人に教えてもらったアプリを励みに

ウォーキングに出る。

かなりの強風。

だからかなぁ。涙がじわ〜としみ出てくる。

歩きに出ると

二、三歩前を行く次男くんのうしろ姿が

目に浮かんでくる。


"これ、なんだ?"

と言う声が聞こえてきそう。


歩いていても考えるのは次男くんのことで、

もし胎内記憶を持つこどもたちが言うように

こどもが母を選んで生まれてきたのなら

寿命も決めてきたのなら

私を選んでくれた次男くんの想いに応えて

しっかり生きなきゃな

なんてことを考えて

また目をこする。


最近目の周りの荒れが酷くて仕方がない。

寝ている間も濡れるのだもの

それも仕方のないことか。



夕方帰ってきた長男くんが

風船バレーをやろうと言った。

次男くんもいる部屋で

ギャハハハと大笑いしながら

二人で風船バレーをした。

風船が仏壇のほうに飛んでいくたび、

"もう〜次男くんにパスは無しやで〜"

と笑いながら二人でした。

"お雛様にもパスなしやからな"

とか言いながらした。

大笑いして楽しくて、でも

また涙が滲みそうになって目に手を当てると、


"涙出てんの?"


と長男くんに尋ねられた。


"大丈夫やで"


と言うと、


"涙のタンクじゃなくってな

面白いのタンクとか喜ぶのタンク

増やしたらいいと思って"


と微笑みながら言ってくれた。


"いっぱい増えてるでー"


と笑いながら言って、また泣けてくる。

長男くんと次男くんに

私まだまだ育ててもらってるって思う。


明日は、私の友人親子が来てくれる予定。

長男くんは、大人対こどもで

風船バトルをするんだと楽しみ眠っている。