天皇杯の前に、悔しかった最終節のことなど。 | 鹿耳ずきん

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アントラーズの勝利が観たくって、スタジアムに通う日々。Like a Rolling Ball. 

●第34節 鹿島vs鳥栖 0−0

 

勝てねえ…。

内容もあんまよくなかった。

鳥栖が残留を賭けて必死だったのはわかるけど

それを上回る熱量で2位を取れなかったのが悔しい。

でも試合後の猛烈なブーイングはチームに向けたものじゃないよということだけは

日刊スポーツの記者さんに言っておきたいぞ。

 

佐藤隆治さんの判定が本当のところどうだったのかはわからんのだけど

スタジアムで「それちゃうわ!」と思った観客が不満を募らせてブーイングするのは当然の権利だと僕は思ってる。

そりゃー映像で見てみたら「ルール知らん奴や!」とか「だからレフェリングリテラシーの低い奴は」とか

言われるようなこともあろうさ。

でも、ファンのレフェリングリテラシーが低いのは誰のせい?とも思う。

ファンに「猛勉強しろ」っていうのはそりゃ違うよね。

とかいうことなど、あのブーイングを聞きながら思ったりした。

個人的には、プレー中にジャッジに異議を呈するヤジはありだけど

試合後にまとめてブーイングするのは好きじゃないんだけどね。

 

 

        優磨 セルジ

   安西            遠藤

 

       永木   オガサ

 

   脩斗  昌子  スンヒョン  西

 

         スンテ

 

鳥栖も4−4−2のミラーでしたかね? 攻撃時は4−3−3かな。

ていうかさんざん事前報道で煽っていたけど

夢生、来ないじゃん!

そうと分かっていれば優磨は休ませてもよかったかも(笑)。

 

試合全体として、ちょとこの試合へのモチベーションをみんなどう考えていたのかが気になるところ。サイドのダイナミックな上がりもあまりなかったし、連動した攻撃も見られず。一番印象に残ったシーンが立ち上がりのスンテのスーパーセーブではどうにもな。天皇杯、CWCに向けて、ちゃんと一体感を醸し出してくださいよ。ジーコさんの喝が入るのを待ってちゃだめだよ。

 

あ、もう一つ楽しかったのは、オガサとトーレスのマッチアップ。昌子がトーレスのことを「やばい」「ボール見えない」「顔ちっちゃい」(←)とか言ってたという報道はあったけど、ガシガシぶつかっていたオガサのコメント取ってよ。オガサ絶対楽しいんだろうなあ、とニヤニヤしながら2階席から見ていました。

 

スンヒョンはもうちっとビルドアップの起点になんねえかなあとか、安西がいつもより元気ないなあとか、西の緑がかったシルバーの髪は似合ってるのかよどうなんだよとか、ネガティブな感想しか思い出せない月曜日。はあ。

 

こういう元気の出ない時はユース!な今シーズンなんだけど、土曜日に青森山田の敗戦で優勝が決まって迎えた日曜の富山一高戦は1−1のドロー。プレミア降格が決まっている相手に「とりこぼした」という評価でも仕方ないでしょう。こちらは確実に熊ちゃんの喝が入って、最終節、WEST優勝者とのファイナルに向かってくれることでしょう。

 

そして明後日は天皇杯う●わ戦。

勝ちてえ。絶対勝ちてえ。何が何でも勝ちてえ。リーグ3位でACL出場権は得ていますが、ふと見れば今季国内タイトルはまだ無冠ですからね。国際タイトルと国内タイトルと、両方獲ってこそ真の王者。良い準備をして、もう一度まとまって、アントラーズらしい勝利をもぎ取ってくれますように。願っています!(←他人事ちゃうで。自分のこととして言ってるんだぜ)

 

試合前、このトロフィーを拝めただけで満足してしまったようなところがあった自分の甘さを反省しています。