一つ勝つのが大変なのだ | 鹿耳ずきん

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アントラーズの勝利が観たくって、スタジアムに通う日々。Like a Rolling Ball. 

いやー、BSで放送→録画するとやっぱり何度も見直すわーG大阪戦。見直す時って「あ、そこもう一回!」っつって見るからちょい戻しができないとつまんないんだよね。ダゾーンの見逃し配信だとそのちょい戻しがものすごくストレスになるからどうしても敬遠しちゃう。でも、解説実況はダゾーンの下田水沼コンビの方が好きなんだけどね…。むずかしいわー。

 

つーわけでもう何度も見ているわけですが、やっぱり繰り返して見ると細かいところに気づいたり印象が変わったりして面白いっすね。聖真さんが本当に黒子になっていいプレーしていたり、またもや西うめー!と思ったり。いろいろご意見のある様子のファウル判定も、きっちり見ればほぼほぼレフェリーがしっかり見ているし。むしろ、前半に聖真が井手口に後ろからファウルされたところとか、BS解説の木村和司は「イエローが出るべきところ」みたいに言ってますが、悪質ではなかったし、カードなしファウルの飯田レフェリー正しいんじゃね?というくらいなもんで。まあそれくらいこの試合は局面局面でバチバチの場面があって、それゆえの緊迫した面白さがあります。荒れることもなくいい試合でした。

 

ルヴァンを落としたり、新潟戦、天皇杯う●戦と、勝ったけど「うーん?」な試合が続いた後だっただけに、こういう拮抗した試合を最後の最後の決定力でものにしたってんで嬉しさ倍増なのは事実なんだけど、でも、こういう記事はやめてほしいよね。

 

ニッカンスポーツ

鹿島鈴木常務は優勝確信「雰囲気が出てきた」

 

まーもー見出しを見た瞬間に、「雰囲気が出てきた」ってのは満さんが言いそうな言葉だなとは思ったけど、でも「優勝確信」てどうなの?と思って記事読んだら案の定、そんなこと言ってねーし!しかも、オフィシャルモバイルとか読むと「“少し”雰囲気が出てきた」って言ったようですよ。そらもー、雰囲気ですよ。勝たないとダメな試合で苦しんで苦しんで、それを勝ち切ることで次への雰囲気が作られる。それは何度も経験してきたことだけど、でもそれは優勝の確信なんかじゃない。優勝を確信するのはね、優勝が決まるゲームでリードしている状態で主審が試合終了の笛を加えて手を挙げる、その瞬間だけですよ。

 

まあ、今回の勝ち方は、鹿サポなら誰でも2008年のホームジュビロ戦の岩政のゴールを思い出す勝ち方だったからねえ。でもあれって33節の試合だからね。もちろん、33節のあの試合と同じような雰囲気がつくれたってことはプラス要因なわけだけど、今年はまだあと7試合! 7試合て…長いなあ。まだまだやなあ。あと5勝は必須だし。1試合90分、あっちだって必死で勝とうとしてくる相手と戦って戦ってなんとか手にする勝点3をまだまだいくつも積み重ねる必要があるわけですよ。だからね、「もう決まり」みたいなことを言わないでもらいたいっ! 

 

 

まあそれにしても、岩政本人が言及したこともあり、08年のジュビロ戦の岩政ゴールがクローズアップされてますよねえ。僕、てっきりあれはコーナーキックからだと思ってたんですが、フリーキックからだったんですねえ。記憶っていい加減だな! ポイント的に左コーナーに近いところからのFKだったんで、すっかり脳内変換されてた。そういえば、増くんの素速いキックからだったんだよね…。

 

あんな劇的な試合、あの頃の鹿耳はさぞかししつこく書き連ねているだろうと思ったら、感動しすぎたのか虹の写真と短い喜びの辞だけで終わってたよ…(笑)

 

虹を見たかい

https://ameblo.jp/deer-ear005/entry-10171293535.html

 

何度優勝争いをしても、ドキドキは変わらない。何度優勝をしても、毎回違う感動と歓喜がある。2017年のチームとともに、また新しい感動と歓喜を味わうために、僕らは熱を注ぎ続けるからね。リーグ7試合、天皇杯3試合。がんばろう。