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Footsteps


トラック:アーメンブレイクをワンループで使ってみました。めちゃくちゃかっこいいですね。
リリック:かなり早口です。これにもう少し抑揚と感情を込められれば理想のスタイルの一つです。<小沼>

歩き続ける紳士ぶったダメ人間、周りは吸い込まれそうな腐敗した大地と、それによって力尽きて景色の一部となってしまった者たち、しかし遠い先には理想の世界。
そんな妄想です。<伊藤>






この足音が耳から離れず また寝る事の出来ない日々が続く
辺り見渡せど実態は無く 頭の中を引っ掻き回す

1.
まとわりつく足音をどうにかふりほどく 振り子のように来ては去って行くを繰り返す
間違いなく俺の頭の中に響く 歪で狂う程やかましい靴音
道路みたく歩く脳のシワの上 一歩ごとにノイズが走り五感を失う
覚めない悪夢がいつまでも続いてく 俯いて独り言ばかりブツブツ言うだけ
立ち止まる事を許さずに足を出す 蒸発しそうな程に脳しょうが沸き立つ
足音に導かれ雨の中飛び出した どうしたらいいのか分からずとにかく走る
振り返る事も無くこの町を抜けて ほとばしる火花のように消えていきたい
脳内のあいつがふいに踊りだす そう俺はいつでも足音と共にある

hook.
この足音が耳から離れず また寝る事の出来ない日々が続く
辺り見渡せど実態は無く 頭の中を引っ掻き回す
この足音が耳から離れず また寝る事の出来ない日々が続く
辺り見渡せど実態は無く 一体あなたは…?

2.
逃げ出す事も出来ず足音はついてくる 過ぎて行く年月の中序々に近づく
後もう少しで背後にピタリと そう思うとヒヤリと冷たい汗が流れ
繋がれた鎖を千切ろうにも時間が 足りない事に今更ながら気づいた
妄想の産物はコツコツと音を立て 導火線に火がついた様な危機感
引き返す事は不可能(なら立ち向かおう) いやそれも無理だ 早々に離脱する
今すぐに自分で自分を壊したい 同じやられるならその方がまだマシ
考えつく方法は全て子供ダマシ ついには背後で足音がこだまし
恐怖で這いつくばって 顔を上げると そこに赤い靴があって…!!

hook.
この足音が耳から離れず また寝る事の出来ない日々が続く
辺り見渡せど実態は無く 頭の中を引っ掻き回す
この足音が耳から離れず また寝る事の出来ない日々が続く
辺り見渡せど実態は無く 一体あなたは…?

3.
足音に追いつかれた俺はいつの間にか 自分自身が足音になっていると知った
そしてまた誰かの脳の中で嘆く 靴底から苦痛の悲鳴をあげる
歩く以外の感覚は何も無く ただ暗闇の中で真っ直ぐと足を出す
あの時たぶん俺は一度死んだはず Footsteps in the dark

hook.
この足音が耳から離れず また寝る事の出来ない日々が続く
辺り見渡せど実態は無く 頭の中を引っ掻き回す
この足音が耳から離れず また寝る事の出来ない日々が続く
辺り見渡せど実態は無く 一体あなたは…?






蜃気楼


こんばんわ

1月のお題「足音」は小沼氏の納期遅れのため延期しております。

納期遅れにも関わらずあまりにも小沼氏の態度が悪い為、一時解散騒動になりました。

不安定なバカユニットですが、これからもよろしくお願いします。


ということで、とりあえず、最近描いた落書きを載せてみます。

基本なにも考えず描き始め 「おっなんか空中都市に見えてきた」

的な絵です。

夜の雲に霞んで実態があるのかないのかわからない「蜃気楼」な感じで仕上げました。



$DEEP YELLOW-蜃気楼

落書きについて



あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

今月は過去作品のリメイクを作る予定です。

タイトルは「足音」

公開するにはクオリティーが低いということで(伊藤はイケてると思ったのに小沼がボツりました)、公開していませんでしたが、

今回作りなおしてお届けしようと思っておりますので、お楽しみに。


僕はいつも自分の絵は落書きだと言っています。

そのことについて語りたいと思います。

伊藤の人生は落書きから始まって落書きに終わる。

といっても過言ではない!

と言いたいほど、落書きというキーワードに僕は誇りを持っています。

落書きとは、一般的に暇つぶしに適当に というイメージかと思いますが、

自分の解釈は少し違います。

本気に楽しく描く!

自分の描きたいものを描きたいように描く、

それがどんなにキモくとも・・・

落書きだけには自分に嘘を付かずに正直に描き続けていきたいと思います。

お金にはならないかもしれないですが、絵描きとして失ってはいけない部分だと思うので。

だからと言って仕事の絵を疎かにはしません。

売れる絵が描けることも絵描きとしてものすごい大切なことです。

お客さんに喜んでもらえるということは描いていて楽しいし、

絵の技術も上がり、描ける世界が広がります。

もちろん食っていくためにも。

仕事の絵は仕事として全力で頑張ります。

つまり僕の言う落書きとは、絵描きの魂なんだということ、

かっこいいこと言いました。

だんだんなんの話かよくわからなくなってきましたが、そんな感じです。

ということで、DEEPYELLOWの絵は落書きです。

長々と偉そうな発言失礼しました。

先輩方に見られないことを祈ります。

最後に過去の落書きを載せちゃいます。

専門学校で最後の絵でした、力作です。

DEEP YELLOW-斬