ちょっと前に起きたVictria Secretというマッサージパーラーの摘発事件。現在の政権になってから、摘発事件は頻繁に起きており、それほど珍しい事件ではなかった。お店は、未成年者の違法就労、密入国者の不法就労で摘発されて、既に閉鎖に追い込まれている。

 

しかし、いつものマッサージパーラーの摘発と違ったのは、その後の展開。これまた、以前にブログで紹介したタイの有名風俗王のチューウィット元国会議員が、そのマッサージパーラーのオーナーは、タイの某財閥だとチャンネル3というTV局のトークショーで暴露。(財閥名はChuvit, Channel 3で検索すれば出てくると思います。)

タイの性産業

 

正直、マッサージパーラーのホントのオーナーが報道されることなんて無いわけで、これまでも雇われ店長だか見せかけのオーナーが捕まる程度。裏事情が表に出るなんて、日本でもないでしょう。

 

当然に、某財閥は名誉棄損だと激怒して、チャンネル3とチューウィット氏を裁判所に訴えている状況(PBSのニュースサイトで報じられている)。ただ、そもそもチューウィット氏がこのマッサージパーラーの保有者で、政界進出時にKamphol氏(捕まっているオーナー)に売却したのだが、この際にKamphol氏と某財閥の関係を知っていたとも言われており、裁判の行方はよく分からない。

 

某財閥の詳細はよく分からないが、メディア事業から始まり、不動産にもビジネス展開し、今や太陽光発電も手掛けており、かなりの規模の企業のようだ。当然にSETにも上場しており、SETのサイトには本件は事実無根だという主張の公告を出している。

 

まあ、何となく、警察当局も真のオーナーを追い詰める気が無く、マッサージパーラーを1軒潰して、得点稼いでお終いという感じで、裁判の方もReputationの問題なので、そのうちうやむやで終わりそうと思っていたのだが、最近、このマッサージパーラーが元警察庁長官に裏金を渡していたのではないかと報じられ、事件を複雑にしている。それは、次回に紹介したい。