以前はヨーロッパに行くとカードが使える場所では三井住友系のSFCで支払い、現金が必要になればキャッシングしてました。
でも、三井住友カードの海外事務処理手数料が、2024年11月1日からついに3.63%まで上がってしまったのですよね。
1マイルの価値って、運良く希望の特典航空券が取れれば5円近くなるけど、メトポを通して期間延長すれば1割減るし、ANAコインとして使ったら平のSFC会員のそらダリ夫婦の場合は1.6円にしかなりません。手数料1%以下で支払える方法があるなら、マイルが付かなくてもいいかなあ。特典航空券の取りやすい日程に合わせて旅行できる人や、AMCのステイタスが高い人にとっては、マイルの価値はもっと大きいのでしょうが。
というわけで、この夏はSony Bank WALLETのVisaデビット決済をメインで使うことにしました。
ソニー銀行で英ポンドの外貨預金口座を開設して円預金口座にお金を入れておくと、「円からアシスト」で為替コストだけでデビット決済ができちゃうのです。
残念ながら台湾ドルは対象外で1.79%の手数料がかかるためスルーしてきたけど、この機会にソニー銀行デビューします。
そして実はイギリスのATMでの現金の入手に関しても、Sony Bank WALLETはなかなか強いのです。
英ポンドの外貨預金口座を開設済みのSony Bank WALLETで引出すと、1.79%の事務処理経費と現地ATM使用料(無料のATMも多い)で済みます。
他方、三井住友系のSFCで£200をキャッシングすると、年利18%の日割(1日当たり0.05%弱)に加えてATM使用料220円+繰上返済手数料220円がかかり、マイルは付きません。
どちらがお得かは、キャッシングの場合の返済までの日数と、為替レートによります。15日で繰上返済した場合、1ポンド210円ぐらいまでならSony Bank WALLET、それよりも円安になればSFCでのキャッシングに軍配が上がる感じでしょうか。帰国後すぐに繰上返済できればSFCでのキャッシングがさらに有利になるけど、明細に載るまでの日数が意外と長いこともよくあるので。
