史上五人目の中学生プロとして騒がれた桐山零。
養父のもとを離れ、将棋を続ける理由など失ったと思っていたのに、
対戦相手の甘さを見れば、身の内の獣が騒ぎだす。
――誰を不幸にしても、勝ちたいのだと。
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いやー、いいですね明朝体。
どーんと大きく明朝体でモノローグがあったりすると、
「わあ、青年誌っぽい!!」
と嬉しくなります。いえあの、リリカル羽海野まんがと泥くさい青年誌文化が溶け合ったカンジがいいなーという意味ですが。
上手に説明できなくてすみません(漫画の感想がフォントの話からですみません……)。
いやーでも、この巻の最後の零くんの「こっちは全部賭けてるんだよ!」という叫びはいいですね。
作者である羽海野さんご自身のプロ意識を垣間見るようです。
そうだよなー、「努力してるけどできないんだよ」とか「きみみたいな天才には分からない」とか言ってやたらと凡人ぶるひとに限って、ギリギリまで頑張ってるわけじゃなかったりするしな……。
楽しく読んだ第二巻ですが、しかしこの先これはどういう話になるのでしょう。
というより、どうなればゴールなのでしょう。
この二巻ですでに結論は出ているように思うのですが、
……でもなー、それだとただの将棋まんがになってしまうしなあ。
養父の一家のみなさんと和解(?)して、
愛する人と出会ったりして、
零が幸せになるしかないのか。
なにやら文章でこう↑書くと非常にツマラナイ感じになってしまいますが、この成長物語が読ませどころなのでしょうね。
私としては零くんが「将棋以外は関係ねえよ」な人でなしになっても、それはそれでカッコイイなーと思うのですが……。