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海外小説のレビューと、創作を。

どうもこんばんは、わたくしです。
ここ数日は日常で唯一のなごみタイムである通勤電車でさえ勉強に追われ(しょせん付け焼刃の学習ですが……)、読書のできない悲しい日々をすごしていましたが、ちょっと復活してきましたよ! ていうか勉強に飽きただけですけどね!! ←ダメすぎ



ところで、先日ちょっとおどろいた出来事が――
実家へ帰り、犬と散歩をしていた時のことです。


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そもそも、うちのこの犬↑、老犬(11歳)のくせに馬鹿みたいに元気で、台風が来ようがギラギラ炎天下であろうが何が何でも外へ行きたがるのです。
よそさまの繊細な犬は、雨が降ると外に出たがらなかったりする(ありえん……)そうですが、
うちの場合は雨の日も風の日も夏も冬も、とにかく365日年中無休で一日二回の散歩を欠かさず、
そして老犬とも思えない勢いで走ったりするのです。が。



……ここへ来てようやく、老いによる衰えのきざしが!!



「ど、どうしたの……?」
いきなり腰を落とされての「この先は行きませんYO!!」アピールに、驚くわたし。
性格がよくないのはさておき、散歩中にそういうワガママをしたことはない犬です。


行動の意味がわからなかったために、
「ほらー、行くよー?」
とリードを強く引っ張ってみたのですが、しかし何がなんでも動こうとしない。


「? なんなの? 帰りたいの?」
「ワホッ!!」


私が来た道を戻ろうとすると、立ち上がって機嫌よくチャカチャカと歩き始めます。
べつにどこかが痛いとか体調が悪いというわけでも無さそうです。
(なんなんだろう……)



家に戻って母に尋ねたところ、
「ああ、最近そうなのー。この子ねえ、帰りを自分で決めるようになったのよね」
という返事が。
「……そうなの?!」
「そうなの。昔はいつまででもどこまででも遊びに行きたがったのに、トシなのねえ~」
「そ、そうなんだ……」



というわけで、どうやら「自分なりに散歩の折り返し地点を決めるようになった」様子。

子犬のころから育てた飼い犬の老い、というエピソードを迎えに来た旦那に感慨深く語ったところ、
「え?」
足元にまとわりつく犬に目をやって、
「……犬ってそういう生き物か? 疲れたら座り込むとかじゃなくて、自分でそーゆーこと決めるもんか?」
という意外な返事。



「それってさー……」
さらに興奮して自分の足にじゃれかかる犬を疑わしげに見て
「おまえはそーやって愛情にくもった目でなんでもイイ話にするけどさ、要はこいつが勝手なヤツってことなんだろ……?」
と呟きました。



(いまださわらせてもらえずに、自分勝手な犬に一方的にさわられている旦那からの指摘……)