創作における愛車考(出張版) | 水の中。

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えーと別ブログ (書庫の更新情報をのせているブログ)にて、
「愛車って、その人が分かるよね!」

という、しょーもない記事を書いたのですが。

まあ私のアホーな記事はともかく、「所有するクルマがその人のひととなりをあらわす」というのは、これは本当にそうなのですよねえ。



ここで過去にレビューを書いた物語の主人公たちも、それぞれの個性に合った愛車を持っていて、



●クラリス・スターリングのマスタング

これはピッタリですよね~。じゃじゃ馬(死語ですか)イメージにピッタリな名前といい、キビキビした走りのスタイルといい、なるほどなーというクルマ。



アレックス・デラウェアのセヴィル

セヴィルだと記憶しているのですが、ちょっと自信なし。作中時間が80年代だか90年代だかわからんのですが、「古い型のクルマを長く乗っている」という描写が、愛着のあるものを大事にするアレックスぽくてイイのですよねえ……。



●ダーウィン・マイナーのアキュラNSX

影の主役ともいえるこのクルマ。しかも「ホンダの優秀な技術者が一人でエンジンを組み立てた」とかの大層な由来がある。ダーウィンの走り屋ぶりと、こだわりすぎる性格がよく出ています。



あー、あと人物というより、クライトンの「恐怖の存在」でのプリウス。この作品では、良い人も悪い人も、やたらみんなこのハイブリッド・カーに乗っている。エコ・サスペンスにふさわしいクルマなのでしょうねえ……。




……と思い出せるだけでも、かなりのクルマが登場します。


いつもお世話になっている、えいみすさんブログ でも関連記事を書いていただいていて、それを読むと創作の小道具としても重要で、考えるのが楽しい(あんまり多いと苦しい……)ものであるようです。
私自身が創作をする場合、固有名詞を出すのがスキではないので、たいていのモノは名前を出すことを避けるのですが、クルマについてはさすがに色だけでは伝わらないことがありますので(まあ、通りすがりのものについては「白いセダン」でいいかなーという場合もある)、車種を書きますねえ……。
年式までは読み手にとってどうでもよかろうと思うので、書きませんが。



あ、でもですね。
例外的な話として、「一人称の主人公自身がクルマに興味ない場合」は不自然であるので、出しません(「OVER」の永一がコレに該当するかも。関連記事のコメントでのえいみすさん説は非常に面白いです。ああ、絶対そうですね。譲ってもらった軽自動車に乗ってそう……←車種はなんでもいいけどとにかく古くて色は白、という気がする)。



「物語に登場するクルマ」を一覧化すると面白そうですねえ。
まあ、海外小説好きな方などが、すでにどこかで素晴らしいデータベースを作っていそうな気もするのですが……。