「オーシャンズ13」スティーブン・ソダーバーグ監督作品(2007年) | 水の中。

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共同経営者として信じていた相手に裏切られ、病に伏したルーベン。
彼を元気づけようと、リベンジのために仲間たちが集まった。


今回の標的はホテルのカジノ。
しかしそのセキュリティを管理しているのは、難攻不落の人工知能だった――

ワーナー・ホーム・ビデオ
オーシャンズ13 (Blu-ray Disc)


うおー、いまさらですが、オーシャンズ13! です。


この作品は豪華キャストをそろえた痛快娯楽作なわけですが、誰が13人なんだか半分くらいメンバーが分からない(11と12を復習しておいたほうが楽しめるかも……)私にとって、


「ボスであるジョージ・クルーニーと二番目の男であるブラッド・ピットが並んでいてカッコイイ映画」



でしかないわけですが、まあそれで充分でしょうという物語。

この三作目、仕掛けがこまかいので、

「あーアレはこのためにやってて、コレはあれのためにやってるんだな」

と筋書きを追いつつ考えながら観てしまい、やや疲れてしまうところが難でしょうか。



シリーズが持つ基本コンセプト――要は誰かが死ぬわけもなく、計画が失敗するわけもなく、結末は後味のよいものであることが約束されている――からすると、「陽気なギャングたちの友情と、あっと驚く大仕掛け」が一番成功しているのは、一作目の「オーシャンズ11」であるように思います。が。



痛快さをねらってストーリーを単純にすれば、観客にオチがバレてしまう危険があるわけで、このシリーズで脚本が大成功をおさめるのは難しいでしょうねえ……。
という事情を考慮すると、そこそこ成功した面白さのある三作目ではないでしょうか。



ところでコレ、ブルーレイで鑑賞したのですが。
えーとそうですね、もともと画質にうるさくないほうなので、言われてみればDVDより画像がキレイだったかなーと……。