まんがまつり不発 | 水の中。

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海外小説のレビューと、創作を。

ここ最近読んだ漫画が、どれも面白くなかった(言っちゃった……)ので、悲しいです。


オススメでなくても、語ってみたいテーマを持つ作品などはあるものですが、これらはレビューを書く気にもならなかったので、私にとっては相当どうでもいい作品であったのかと……。


ちなみに以下がそれら。



◎「トムソーヤ」高橋しん

トムソーヤ (ジェッツコミックス)


「永遠に心に刻まれる夏休み」というテーマのはずが、なんだか……。
巻末の作者の思い入れほどには、何のドラマも感じられなかった、ただ長いだけのまんが。正直なにが「トムソーヤ」なのかもワカラン。


でも表紙はきれい。カラーページもきれい。カバーをとった本のデザインまで凝っててイカス。

それだけに、非常に残念……。





◎「黒博物館スプリンガルド」藤田和日郎

黒博物館スプリンガルド (モーニングKC)


19世紀英国シュミのコンセプトはすてきなのですが、肝心の物語が「淡い恋心でした」とゆー、ワンエピソードのみなので、ひたすら薄い。話が薄い。

昔の漫画家さんなら16頁で描けそうな物語。




◎「ヴィリ」山岸涼子


ヴィリ (MFコミックス)



テーマ性はものすごくあると思います。「女の業」のいくつものパターンを描いたバレエ舞台裏物語。
ただ、漫画としてみると、もう絵が枯れすぎててですね、読むのが辛い。

「IT関連企業の社長」とかいう設定も古い。あの年齢の男性キャラなら、投資会社の社長のが自然かもな……。
あらゆる部分が古くて読みにくく、結果として物語に入り込めなかったのです。


流行には関係ない作風の作家さんでも、その時代なりの新鮮さが必要では。





以上です。

うーむ。ネガティブな感想ですみません。
たまには「これオススメです!」と書きたかったのですが、
みなさん大御所と言ってもいい漫画家さんなのですが、
大変残念な結果に……。